学生時代に黄色いバンブルビーの活躍を見てカマロに憧れた

クーペ

シボレー

アメマガ2024年6月号

ジェットシティ

広島県

カマロ

CUTTING EDGE on the STREET

「自分みたいなアメ車初心者が行っても大丈夫?」。敷居が高いと思い、行くことを躊躇していたジェットシティ。だが勇気をもって訪れたショップは、とてもフレンドリー。徐々にカスタムにも目覚め、パーツオーダーして意気揚々な矢先、オーナーさんに悲劇が訪れる。

CUTTING EDGE on the STREET


まさかの大クラッシュもポジティブに捉え再スタート
雨天走行時にスリップしてカマロは全損

'12 Chevrolet Camaro

20代のオーナーからカマロに乗るキッカケとして良く上がるのが、映画「トランスフォーマー」。師岡さんもまた、学生時代に黄色いバンブルビーの活躍を見てカマロに憧れた一人。

 

そして23才の時に念願のカマロを購入するのだが、さすがに黄色いカマロは「たくさんいる」と思い黒を選択。初めてのアメ車だっただけに、心配だったのはメンテナンス。頼りになるショップを探すため本屋でアメマガを立ち読みすると、目に飛び込んで来たのがジェットシティのデモカーカマロだった。「メチャクチャかっこよかったし、しかもショップが地元の広島」。すぐさまショップに行って…と思いきや、師岡さんは行くことを躊躇。「あんな凄いカスタムをしているショップだし、僕みたいなアメ車初心者は相手にしてくれないかも…。お客さんもきっと、怖い人ばかり…」。ショップの前を何度も行ったり来たりしたが、中々勇気を持てなかった。 「今日こそは絶対」と、意を決してジェットを訪問した師岡さん。「今まで躊躇していた自分がバカみたい(笑)。社長もスタッフも優しく対応してくれたし、他のオーナーさんも凄くフレンドリーでした」。

そこからメンテナンスはずっとジェットに依頼し、ボロが目立ったボディは白にオールペンしてイメチェン。クルマの調子が良くなり、ボディも綺麗になると気になってくるのがカスタムだ。ホイール、ブレーキ。師岡さんは一気にパーツをオーダーし、誰にも負けない自慢のカマロになる…はずだった。

しかしあろうことか、愛車カマロは雨天走行時に大クラッシュ。幸いにして師岡さんは軽傷で済んだものの、カマロは見るも無残の姿に。そして、意気消沈の師岡さんの元にオーダーしたパーツがひっそりと届く。「事故して全損になったのは悲しいけど、考えを変えれば、オーダーしたパーツを装着する前で良かったかなって(笑)」。クルマはジェットでKRZエアサス装着済みの12年型カマロを新たに購入し、オーダーしていたサビーニの20インチ、KRZのブレーキを組み込んだ。「ここまで色々あったけど、ようやくジェットに来ても恥ずかしくないカマロになったかな」。師岡さんのカマロ第二ステージは始まったばかりだ。

前期型カマロを所有していたが、全損事故により12年型カマロを新たに購入。KRZ-Xエアサス、マグナフローマフラーが既に装着済みで、ベース車両は一気にグレードアップ。

前カマロ所有時にオーダーしたパーツを装着。それがサビーニ・SV57C・20インチと、KRZブレーキキャリパー(F8・R6ポッド)。


OWNER 師岡さん


JET CITY
TEL:082-820-0377
https://jetcity-motoring.com


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年6月号掲載


関連記事

RELATED


ザク・グリーンに似合うマフラーを手に入れる【シボレーカマロ】

ノーマルで購入した念願のカマロ。ドライブで視線を感じることに快感を覚え、もっともっと注目を浴びるために着手したのがカスタムだ。大胆に変化を遂げたカマロだが、オーナーさんは更なる快感を得るためにジェットシティを訪れる。

【シボレーカマロ】中学生の頃から憧れていた、アメ車に乗ることを決意

ジェットシティのユーチューブチャンネルを見て、ショップを訪れたUSAの虜さん。中学生の頃に見たファイヤーバード・トランザムに衝撃を受けアメ車に興味を持ち、それから数十年の時を経てアメ車に乗ることを決意する。

カスタムだけでは留まらないジェットシティのカマロ愛

広島のジェットシティが得意とするのがシボレー・カマロ。個性的なカスタムばかりにスポットが浴びるが、高度なレストア技術も見逃せない。本国に密かに69カマロをストックしており、新車同然の状態に仕上げることも可能。

普通に快適に乗れるカマロか頑張って乗るマスタングか…

「ヒトもクルマも中身が肝心!」と声を大にして語る東海カーズの細井さん。確かにクルマは乗ってみないと、それぞれのキャラクターが分からない。ということで、同じ1969年型のカマロとマスタングを乗って比較してみよう!

街で見かけたカマロに心奪われ、初めてのアメ車デビュー!

ジーエム祭
2013 CHEVROLET CAMARO RS

 

最新記事


2025/04/21

【ティフィン アレグロ ブリーズ 33BR】異次元の存在感と質感、究極のアウトドアカー

キャンピング

OTHER

アウトドア

自由気ままなクルマ旅がしたい。それを実現するにはトレーラーかモーターホームの二者択一となる。取り回しを考えるとトレーラーに軍配が上がるが、熊本のワッツが輸入するティフィンは、まさに贅を尽くした1台だ。

2025/04/19

僕たちの自慢のおばあちゃんは黄色いハマー乗り

SUV

アメマガガールズ

ハマー

21年所有したアストロが致命的な故障を負い、泣く泣く手放すことになったオーナーさん。新たな愛車は絶対にアメ車。次に乗るアメ車を相談するためにショップを訪れた際、光り輝いて見えた1台のクルマ。それが黄色いH2だった。

2025/04/18

8年住んで分かったことビンテージ感が生まれてそれもまた好きになる

HOUSE

ジェネラルで建てたのは約8年前。当時は今ほど建築例も少なく任せて大丈夫か不安もあったが、時間が経っても飽きることなく毎日が楽しい日々。家具や壁に多少のキズも増えてきたけれど、アメリカンビンテージみたいに味が出てそれもまたお気に入り。

2025/04/17

雨ニモマケズ風ニモマケズ… アメ車ファンミーティング開催!

アメマガミーティング

イベントレポート

2024年に引き続き2025年度も年4回のイベントを開催していくこととなり、その第1弾となる「アメ車FAN ミーティング」を3月16日に、千葉県のフェスティバルウオーク蘇我にて開催した。

ランキング


2025/04/21

【ティフィン アレグロ ブリーズ 33BR】異次元の存在感と質感、究極のアウトドアカー

キャンピング

OTHER

アウトドア

自由気ままなクルマ旅がしたい。それを実現するにはトレーラーかモーターホームの二者択一となる。取り回しを考えるとトレーラーに軍配が上がるが、熊本のワッツが輸入するティフィンは、まさに贅を尽くした1台だ。

2020/12/23

古き良き時代のアメリカを連想させるファームトラックスタイル

ピックアップトラック

シボレー

1952 CHEVROLET 3100

2023/09/04

【右ハンドルのマスタングが人気な理由】フォード・マスタング右ハンドルの魅力まとめ

フォード

ショップ

フォード・マスタングといえば、アメリカンマッスルカーの代名詞。力強いパフォーマンスと独自のスタイルが特徴的だ。

そんな多くのファンを持っているキング・オブ・アメ車「フォード・マスタング」に、実は右ハンドルが存在することをご存じだろうか?

今回はそんな右ハンドルのマスタングが、いかに魅力的か、ご紹介していこう。

2025/04/19

僕たちの自慢のおばあちゃんは黄色いハマー乗り

SUV

アメマガガールズ

ハマー

21年所有したアストロが致命的な故障を負い、泣く泣く手放すことになったオーナーさん。新たな愛車は絶対にアメ車。次に乗るアメ車を相談するためにショップを訪れた際、光り輝いて見えた1台のクルマ。それが黄色いH2だった。