学生時代に黄色いバンブルビーの活躍を見てカマロに憧れた
「自分みたいなアメ車初心者が行っても大丈夫?」。敷居が高いと思い、行くことを躊躇していたジェットシティ。だが勇気をもって訪れたショップは、とてもフレンドリー。徐々にカスタムにも目覚め、パーツオーダーして意気揚々な矢先、オーナーさんに悲劇が訪れる。
CUTTING EDGE on the STREET
まさかの大クラッシュもポジティブに捉え再スタート
雨天走行時にスリップしてカマロは全損
'12 Chevrolet Camaro
20代のオーナーからカマロに乗るキッカケとして良く上がるのが、映画「トランスフォーマー」。師岡さんもまた、学生時代に黄色いバンブルビーの活躍を見てカマロに憧れた一人。
そして23才の時に念願のカマロを購入するのだが、さすがに黄色いカマロは「たくさんいる」と思い黒を選択。初めてのアメ車だっただけに、心配だったのはメンテナンス。頼りになるショップを探すため本屋でアメマガを立ち読みすると、目に飛び込んで来たのがジェットシティのデモカーカマロだった。「メチャクチャかっこよかったし、しかもショップが地元の広島」。すぐさまショップに行って…と思いきや、師岡さんは行くことを躊躇。「あんな凄いカスタムをしているショップだし、僕みたいなアメ車初心者は相手にしてくれないかも…。お客さんもきっと、怖い人ばかり…」。ショップの前を何度も行ったり来たりしたが、中々勇気を持てなかった。 「今日こそは絶対」と、意を決してジェットを訪問した師岡さん。「今まで躊躇していた自分がバカみたい(笑)。社長もスタッフも優しく対応してくれたし、他のオーナーさんも凄くフレンドリーでした」。

そこからメンテナンスはずっとジェットに依頼し、ボロが目立ったボディは白にオールペンしてイメチェン。クルマの調子が良くなり、ボディも綺麗になると気になってくるのがカスタムだ。ホイール、ブレーキ。師岡さんは一気にパーツをオーダーし、誰にも負けない自慢のカマロになる…はずだった。

しかしあろうことか、愛車カマロは雨天走行時に大クラッシュ。幸いにして師岡さんは軽傷で済んだものの、カマロは見るも無残の姿に。そして、意気消沈の師岡さんの元にオーダーしたパーツがひっそりと届く。「事故して全損になったのは悲しいけど、考えを変えれば、オーダーしたパーツを装着する前で良かったかなって(笑)」。クルマはジェットでKRZエアサス装着済みの12年型カマロを新たに購入し、オーダーしていたサビーニの20インチ、KRZのブレーキを組み込んだ。「ここまで色々あったけど、ようやくジェットに来ても恥ずかしくないカマロになったかな」。師岡さんのカマロ第二ステージは始まったばかりだ。

前期型カマロを所有していたが、全損事故により12年型カマロを新たに購入。KRZ-Xエアサス、マグナフローマフラーが既に装着済みで、ベース車両は一気にグレードアップ。

前カマロ所有時にオーダーしたパーツを装着。それがサビーニ・SV57C・20インチと、KRZブレーキキャリパー(F8・R6ポッド)。

OWNER 師岡さん
JET CITY
TEL:082-820-0377
https://jetcity-motoring.com
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年6月号掲載
最新記事
2025/12/11
【ジープオーナーズミーティング】Jeepがあるから楽しい。仲間といればもっと楽しい!
Jeep owner's meeting in SAGA vol.3
佐賀空港グランド
2025/12/09
【WHAコーポレーション】ユーザーと一緒になって、ジープを楽しむ専門店!
日本国内でジープは正規販売されているが、アメリカ仕様は日本にないボディ色やエンジンなどがラインナップされる。正規輸入車は確かに乗りやすいが、それを差し引いてもUSモデルに乗りたい人たちが、WHAコーポレーションの扉を叩く。
2025/12/04
【1970 シボレー ノバ】90年代の350エンジンを搭載して気楽に乗れる
日本の道路事情にマッチしたサイズ感と、70年代のアメ車らしさを色濃く感じさせるフォルム。同年代のシェベルとは異なる魅力を放つNOVA。その個性を生かしつつも快適に乗れるようにアップデート!
2025/12/02
【Camp Jeep 2025】Jeepとともに全力でアウトドアを満喫できるキャンプイベント
Camp Jeep 2025 with Feel EARTH
新潟県 苗場高原オートキャンプ場









