ワイドボディスタイルでマッスル感を高める!【ダッジチャレンジャー】

16年間に渡り販売されたチャレンジャー。幾度も改良が加えられ、最終的にワイドボディも登場。スタイリッシュだがタマ数が少ない悩みを解決するために、トップスピードがワイドスタイルを提案する。
チャレンジャーに魅せられて
ノーマルにこだわらずクルマが少ないなら創る!
DODGE CHALLENGER WIDEBODY STYLE
16年間の間に、様々なグレードが追加されていったチャレンジャー。ヘルキャットやデーモンの登場は非常にエポックメイキングだったが、メーカーが本気でカスタムしたモデルと言えるのが、ワイドボディシリーズ。ただオーバーフェンダーを追加するだけでなく、専用ホイールの装着やブレーキ性能を向上させており、見た目だけでなくしっかりと運動性能も強化している。
ただ、モデル末期に登場したので流通量は少ないし、当然お値段も高くなってしまう。そこでトップスピードではナローモデルをベースにワイド化を実施。基本的にノーマルで、オーバーフェンダーの追加とヘルキャットルックのボンネットに変更。ノーマルのサイドデザインが少々平坦すぎるが、オーバーフェンダーが追加されたことで立体感を強調することに成功している。
ちなみにブルーの車両は6.4ℓV8のスキャットパック。対する白は3.6ℓV6のSXT。エンジンや装備面の違いで値段の差はあるものの、いつ手に入るか分からないクルマを待ち続けるよりも、まずは乗って楽しむ方が賢明かも。もちろんブレーキなどの違いはあるが、豊富にカスタムパーツが存在するアメ車なら、社外品でグレードアップも可能。まずは、アメ車に乗ることから始めてみてはいかがかな?
'16 DODGE CHALLENGER R/T SCAT PACK


鮮やかなB5ブルーのR/Tスキャットパックをベースに、オーバーフェンダーを追加。またボンネットにはヘルキャットルックのものに交換し、スポーティ感を強調する。敢えてホイールはノーマルのままとしており、シンプルなカッコよさを強調する。これをベースに、スプリッターなどを追加するのもアリだ。


ストラットタワーバーを装備し、ボディ剛性をUP。ミッションは6MTなので、少々デリケートな操作が要求されるかも。バックカメラなど、機能も充実しているのがポイント。
'17 DODGE CHALLENGER SXT


ヘルキャットワイドとかは手に負えないモンスターマシンだし、お値段も化物並みに高騰中。それでもワイドに乗りたい人は、ワイドスタイルと言う選択肢もあり。エクステリアに装着されるパーツはB5のワイドスタイルと同じ。外観上の差異はほとんどない。なおタイヤはフロント295/35R20、リヤ295/40R20を装着する。


3.6ℓV6を搭載し、8ATを組み合わせる。暴力的な加速感には欠けるものの、8ATのスムーズな加速を体感できる。またR/Tよりもモニターサイズは小さくなる。
THANKS:TOPSPEED
TEL:058-322-7547
HP:http://www.garage-topspeed.com
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年10月号掲載
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