【ダッジチャレンジャー】V6は充分楽しく快適でもV8はまるで別物!
チャレンジャーが欲しいけれど、なるべく出費は抑えたい。見た目はあまり変わらないし、V8じゃなくてもいいのかな?そんなアナタのために、乗り比べて見ました!
音の違いをよく耳にするが走り出しの瞬間から別次元
人気モデル ダッジ・チャレンジャー
買うならV8? それともV6?
チャレンジャーに限った話ではないけれど、アメ車は装備内容よりエンジンでグレードを選ぶべきだ。そりゃ大きなエンジンの方が楽しいかも…とは思うけれど、そんなに大きく違わないでしょ?と感じているかもしれないということで、今回はトップスピードご協力のもと、V6とV8を実際に試乗し、その違いを体感して来ました!
ワイドボディは別として、基本的にエクステリアデザインは大きな違いはない。上級グレードになるとバックカメラやモニターなどが大型化され、快適性はアップ。
では肝心のエンジンはどうだろう。まずはSXTに試乗。大きなボディサイズは全く気にならないし、想像していた以上にスムーズ。ちなみに意外とシートポジションは高めで、乗降性もスポーティカーよりも快適。ドアミラーとピラーの隙間が空いているので、死角も少なく安全性も高い。
それに対しRTは、動き出した瞬間に違いを体感!V8の重厚なサウンドもさることながら、いざ踏み込むと瞬間移動のような加速が味わえる。「経済的な余裕は乏しいけれどとにかく乗りたい!」という人はV6を選ぶべきだが、お財布にゆとりがあって、自分のハートに強くブレーキを掛けられる人なら、V8を断然オススメします。
'15 DODGE CHALLENGER SXT
マッスルカーって乗り心地が堅そう…と思う人は多いかも。でもSXTのタイヤは意外と細く、乗り味もマイルド。後席の快適性は乏しいが、予想以上に「普通に乗れる」アメ車だ。乗降性も良く、オジサン世代でも快適だ。
'16 DODGE CHALLENGER R/T
外観上の違いはホイールサイズやカメラ内蔵のリアスポイラー。もちろんエンジンフードを開けるとHEMIエンジンとご対面。ブレンボは装備されないが、必要にして充分。なおバックソナーなど、安全機能も充実している。
V6エンジン搭載車をベースにした、ヘルキャット仕様もトップスピードなら製作可能。コスパやスタイル重視派にはアリと言える。
THANKS:TOPSPEED
TEL:058-322-7547
http://www.garage-topspeed.com
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年6月号掲載
最新記事
2024/12/03
アメ車&ドイツ車を専門に扱う日本有数の解体ショップ【T&K インターナショナル】
MAINTENANCE of AMERICAN CARS
解体屋ならではの迅速な対応でアメ車乗りをサポート
2024/12/02
激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ
いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!
2024/11/29
【ファニーガレージ】クルマ全般に精通しており、頼れるアニキのような存在!
自動車メーカーやアメ車専門店など、様々な経歴を持つファニーガレージ代表の森 博章さん。アメ車専門ではないが、常にユーザーに寄り添ってくれる、真のモータースと呼ぶのが相応しいお店だ。
2024/11/28
【GMCラリーSTX】真鍮&ウォールナットとGMCラリーのコントラストが映える
モノ選びは直感。既製品で存在しない物は作ってでも納得のいくモノを愛用したい。そんなこだわりの強いオーナーに好まれるビンテージバン。飾り過ぎはナンセンス。ありのままを受け入れる余裕が魅せる“濃い目のバンライフ”。