免許取得して38年間、所有した愛車はすべてシボレー

シボレー

アメマガ2024年10月号

コルベット

カマロ

マリブ

カーボックス

広島県

きっかけは本人も分からない。気が付けば、免許を取得して38年間、所有した愛車のすべてがシボレー。オーナーは生粋のアメリカ人?いやいや、熱狂的な広島カープ好きの広島県人だ。


カープとシボレーが俺の生きる道

憧れのコルベットを愛車ラインナップに追加

「どうしてウチは、こんな変態が集まるんでしょ?」。撮影中、カーボックス代表の山西さんはポツリと語る。言われてみれば、確かにそうだ。走りに拘り過ぎてモアパワー化が止まらないオーナー、同一車種への愛が尋常じゃないオーナーなど、カーボックスにはどういう訳か、拘りが「強すぎる」オーナーが集まる。そうしたオーナーの欲を満たすカーボックスも、ある意味変態かもしれないが。

そんなカーボックスにおいて、誰もが口を揃えて「あの人はヤバイ」と言わしめるのが柿田さんだ。なにせ、免許を取得して38年間、愛車として選んできたのが全てシボレーだ。今やカーボックスの主力であるるマスタングや、チャレンジャーといった快速モデルが並ぶなか、柿田さんはそれらに一切目もくれずシボレー愛を貫く。ただ本人に言わせれば「きっかけは特にないし、人気だけで乗り換える気もない。好きになったのがたまたまシボレーだっただけよ」。広島カープが弱かろうが、巨人が人気だろうが、好きになったものは徹底的に好きになる。それが柿田さんの生きる道。

現在所有するシボレーは、営業車として活躍するマリブ、V8カマロにぶち抜かれたのが悔しくてV6から買い替えたカマロ・ZL1と、18才の頃から憧れ、いつかは乗りたいと思っていたコルベット(C8)を今春に購入。それら3台に装着するホイールが全てHREというのも、走りを楽しむ柿田さんの拘りでもある。

 

今後は11年乗ったカマロを手放し、コルベットに全精力を注ぐとのこと。ただ、その言葉は少々疑わしい。変態的にシボレー好きな柿田さんが、コルベットだけで満足できるものだろうか…。

'13 CHEVROLET CAMARO ZL1

V6カマロを所有するも、V8モデルにぶち抜かれ、当時最速だったZL1に乗り換え。さらにECUチューニングやプーリー交換などで 650hpに馬力アップ。HRE WHEELS P40SC、Borla ATAKエキゾースト、K&Nカーボンパイプエアクリーナー、APRカーボンスプリッター、各部ブラックアウト。所有して11年目を迎えるが、そろそろ手放す予定とか。

'16 CHEVROLET MALIBU

普段の仕事中もアメリカを感じたいからと、営業車もシボレーに拘る。以前はシボレー・ソニックだったが、FF セダン&ターボに惹かれてマリブと入れ替え。営業車とはいえノーマルで乗るつもりはなく、HRE WHEELS FF10をカーボックスにオーダーし、カーボントランクスポイラーやメッキパーツを自ら取り寄せ装着。

'21 CHEVROLET CORVETTE

今春に18才から憧れていた念願のコルベットを愛車として迎える。当初は定年後の楽しみとして考えていたが、カーボックスに入庫したC8を見て我慢できずに購入したとか。すぐさまカスタムに着手し、HRE WHEELS 520M、社外エアロ、ハイタイプウイング、センターストライプ施工。なお、ナンバープレートは広島カープだ(笑)


OWNER:柿田さん


CAR BOX【カーボックス】
TEL:0826-52-3052
HP:http://www.bs-carbox.jp


Photo&Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年10月号掲載


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