ハワイを感じながら子供たちが毎日楽しめる家

近所の目を気にしながら子育てするのはもうウンザリ。自分たちも、子供たちが自由に遊べる一軒家が欲しい。大好きなハワイを感じられる、理想は兄夫婦のようなカッコイイ住宅。
Let’s AMERICAN HOME
奥様の兄がジェネラルで住宅建築
「子供たちには、誰の目も気にせずにのびのび遊んで欲しい」。播口さん夫婦の切実な思いは、アパート住まいの際に隣人から騒音クレームを受けて強くなっていった。「やっぱり一軒家が欲しくない?」。
戸建てマイホームを手に入れるべく動き出した播口さん夫婦。普通なら近隣の住宅展示場などを回って好みのハウスメーカーを見つけるのだが、奥様は「じゃ、ジェネラルに行こう」と、迷うことなくリアルアメリカの建築デザインを行なうハウスメーカー・ジェネラルアメリカンホームに行くことを決める。その理由は、 奥様の兄である岩月さん(21年9月号掲載) がジェネラルアメリカンホームで建築していて、建築前のオープンハウス巡りも同行していたこともあり、「私もいつかは、こんなカッコイイ家に住みたい」と夢見ていたのだ。
兄夫婦と一緒に何度となくオープンハウスに行ったおかげで、奥様のジェネラル知識は蓄積。その為、住宅デザインに関しては奥様が主導していった。奥様は大のハワイ好きで、好きが高じてハワイアンショップに勤めるほど。それ故、住宅デザインはハワイにあるようなサーファーズハウスが理想だった。
だが、サーファーズハウスの基本構造は平屋で、5人家族で住むには難しいと判断し、アメリカンスタイルの中にハワイのエッセンスを入れていくことになった。一方の播口さんは「僕は特別アメリカンが好きというわけじゃなかったんですが、奥さんや義兄夫婦と行動していたらアメリカ好きになりましたね(笑)。義兄の住宅が本当にカッコイイんで、デザインは詳しい奥さんに任せて、僕は趣味部屋が欲しいとだけ要望しました」。
土地探しもジェネラルにお願いし、決めたのが83坪の土地。5人家族であるため部屋数はできるだけ多く取って6LDK。子供たちが自由に遊べる芝の庭や、友人や家族を招いてBBQもしたいからと、カースペースを広めにすることを要望した。外装色は、モノトーン系が最近のジェネラルでは人気だが、海を感じられるブルーを選択し、アクセントとしてイエローの玄関ドアを組み合わせる。基本的なデザインはジェネラルにお任せ。
ジェネラルに出した内装の要望は、播口さんの趣味部屋に加えて、奥様が小上がり和室、周回できる家事導線、洗面ボウルの2個配置、全館空調。奥様の要望はいずれも3人(2女1男)の子供のことを考えてのことで、洗面ボウルの2個配置は、2人の娘さんが大きくなって洗面所渋滞を起こさないため。これらは、何度もオープンハウスに通った奥様が「これはマネしたい」と思ったことを取り入れている。ここまで書くと、播口さんだけが自分の趣味部屋を優先したと思われがちだが、欲しかったインガレージも諦め、趣味部屋も将来的には子供部屋として使う一時的なもの。すべてが家族のこと、子供を優先してデザインがされているのだ。
撮影時は義兄の岩月さんと義父も同席し、かなり賑やかな現場となった。壁一枚向こうのお隣さんを気にしていた頃と比べると、「本当に元気いっぱいに遊ぶようになった」と笑う播口さん夫婦。この光景を眺めているだけで、ジェネラルでの建築が大満足なのが伝わってくる。
キッチンをリビングダイニングの中心にしたのは子供たちを常に見られるように
上写真中央の扉はバスルームに繋がる。周回家事導線はオープンハウスで便利さを知り取り入れた。ソファなどの家具は全てアシュレイで統一。
子供たちの行動を常に見られるようにと、キッチンシンクはリビングダイニングの中央に配置。シンクの高さも奥様が使いやすいように調整されている。
小さい子供たちがゴロゴロして遊べるように和室も配置。小上がりタイプにした理由は、腰掛けてくつろげるから。イエローの壁紙は当初より変更したもので、途中で変更できる自由さもジェネラルの魅力の一つ。


播口さんがが唯一要望した趣味部屋。ゆっくり好きなTVを見るための部屋だが、気が付けば子供たちと一緒にアニメを見ているとか。将来2人の娘さんが使う部屋は、2人に好きな色を選ばせ壁紙に採用。
バスルームはハワイの海辺をイメージ、床タイルは海を再現!




化粧台タイルは砂浜、壁は海辺のヤシの木、そして床タイルは海と、バスルームはハワイの海辺をイメージしてデザイン。洗面ボウル2個配置は、2人の娘さんが大きくなったときの事を考えてのこと。播口さん一番の拘り!? アメリカンダイナーをイメージした1階のトイレ。
播口さん夫婦と、まひなちゃん(4才)、まはなちゃん(3才)、暖くん(1才)の5人家族。2023年12月23日に引き渡しされ、家族はサンタの恰好で新居の扉を開けたという。


愛車は2014年型フォード・エクスプローラー・エコブースト。播口さんは特にアメリカンカルチャーに興味はなかったが、大のハワイ好きの奥様やアメリカ好きの義兄と行動を共にするにつれて、次第にアメリカ好きに。義兄や義父がエクスプローラーに乗っていたこともあり、「一緒のクルマに乗るのも面白い」と初めてのアメ車デビュー。現在は主に奥様がハンドルを握り、買い物や子供たちの送迎用として大活躍。
家族や友人を招いてBBQするためにフリースペースは広く確保。子供たちが自由に遊べる芝の庭も欲しかったもの。
OWNER:播口さん
間取り……6LDK
土地……83 坪
完成……2023年12月
ジェネラルアメリカンホームを知ったきっかけは?
奥さんの兄夫婦がジェネラルのオーナー
[リアルアメリカの住宅を建築デザインするハウスメーカー]
General American Home【ジェネラルアメリカンホーム】
所在地:愛知県刈谷市東境町登り坂100
TEL:0566-91-3007
URL:http://g-a-h.sakura.ne.jp/wp
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年10月号掲載
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