自然豊富な故郷に建てた家族が毎日笑顔になる家

HOUSE

アメマガ2025年10月号

愛知県

アメリカンハウス

アメリカンライフ

Let's AMERICAN HOME

ジェネラルアメリカンホーム

家族5人で暮らすアパート暮らしは窮屈そのもの。新たに家族が増えることが分かり、家族みんなが笑顔になれるマイホームを建てることを決意した藤本さん。奥様が憧れたリアルアメリカンの住宅を建てるべく、大家族の夢がスタートする。

Let’s AMERICAN HOME


当初は白が基調だったが派手なカラーに変更

都会の喧騒とは離れた、一面緑に囲まれた山間の町。この町に産まれ育った藤本さんは一時この地を離れたものの、結婚したらこの町に家を建て、自然を感じながら家族と暮らすことを夢見ていた。

 

そして2024年6月、日本らしい景色が広がる故郷の町に、一際目立つ藤本さん邸のサーファーズハウスが完成した。

 

結婚当初は、職場がある他県のアパート暮らしだった藤本さん。マイホーム計画をスタートさせたキッカケは、4人目の子供が誕生した時。「狭いアパートの中で子供たちが窮屈に生活しているのが可哀そうで、さらに家族が増えたら大変なことになると思って(笑)」。

故郷に戻り家を建てることを提案した藤本さんに対し、二つ返事で承諾した奥様。「私も自然が豊富な田舎で産まれたので、全く抵抗はなかったです。むしろ子供たちのことを考えれば大賛成でした」。まず検討したのは、実家をリフォームして暮らすこと。だがそんな折、親戚から近くに広い土地(200坪)があることを教えられ、迷うことなく購入。次なる手順は建築するハウスメーカー探しなのだが、「こんな家に住みたい」という憧れを抱いていたのは奥様のほう。それが、藤本さんも全くイメージしていなかったアメリカンスタイルだ。実は奥様の父上が仕事や旅行で海外に行くことも多く、奥様自身もアメリカに短期留学した経験もある。それ故、アメリカ西海岸にある住宅デザインに住むことが夢だったのだ。藤本さんはその奥様の意見に「面白いかも」と賛同し、奥様が事前にインスタで調べていた、リアルアメリカンの住宅を建築デザインをするジェネラルアメリカンホームを教えられ、住宅を見学できるオープンハウスに行くことを決める。

 

訪れたオープンハウスでは、「僕よりも奥さんの方がノリノリで、アメリカ滞在歴が長いジェネラルの社長とすぐ意気投合。後日事務所に行き、理想の住宅の話をしていたら、どんどん図面が出来上がり、いつの間にか建築する段取りになってました」と藤本さんは笑う。その一連の流れに決して不満はなく、逆に「儲ける気あるの?」と心配してしまうぐらい営業的なトークも無く、やりたいデザインを取り入れてくれて、「こんなことも出来るよ」と提案もしてくれた。追加費用も無く、予算内で収めてくれたことに本当に驚いたという。

平屋建てが夫婦の希望で、大のクルマ好きである藤本さんが絶対条件としたのがインガレージ。「広さはもちろんですが、ガレージ全体を趣味部屋みたいにしたかったんです」。インガレージは床の色(イエロー)までこだわり、室内からも愛車グロリアを眺められる大きな窓も配置。飾るアメリカン雑貨は、「今まで全く興味がなかったけど、住宅に合わせてコツコツ収集しました(笑)」。

 

一方の奥様は、「どこに居ても家族を感じられる開放的な空間と、家族が多いので周回導線、あとは子供たちと料理ができるアイランド型の広いキッチンを希望しました」。

当初リビングの壁紙は白で統一し施工したが、「面白味が欠ける」と感じ急遽イエローに変更。「社長が最初、白じゃなく明るい色にしたほうがいいよって言ってたんですけど…。その意見をちゃんと聞いていればと反省してます」。そんな事もありつつ、リビングダイニングを含めた各ゾーンは様々な壁紙を使い変化を与え、どの空間も楽しさを与えててくれる。

パントリーやバスルームなど、7人の家族が渋滞せず移動できる周回導線は大活躍し、リビングに設けられた広い窓を開けると目の前には自然が広がり本当に開放的。「昔のアパート住まいを考えると、生活は本当に激変しました。狭い部屋に大勢で居ると、細かいことで子供たちを叱ることも多かったんですが、今はそれが無くなりました。逆に元気になり過ぎて時々困ることもありますが…。住む家によって、自分たちもおおらかになって、こんなに家族との関りが変わるもんだなって実感しています」。

 

最後に、ジェネラルで建築を考えている人に向けてのアドバイスを聞くと、「やりたい要望は臆せず伝えることですかね。その際のメリット・デメリットを教えてくれるし、『こんなのもできるよ』と、また違った提案もしてくれます。社長はもちろん、大工さんも親身に話を聞いてくれるので、どんどん意見は言うべきですね。あと、迷ったら派手な色を使うことかな。せっかくジェネラルで建てるんですから」。

 

撮影中、家中から笑い声が絶えず、時には裸足で庭を駆け回る子供たち。これこそが、藤本さん夫婦が憧れた家族の姿なのだ。

窮屈さを感じさせない開放的な空間で常に家族を感じられる

奥様が一番こだわったダイニング・キッチン。子供たちと一緒に料理ができるアイランド型にし、細かい収納もオーダーで依頼。7人家族であるため備蓄の食品は多く、パントリースペースは最大限確保。キッチン側と廊下側に繋がるドアを配置し導線もスムーズ。サーフボードの照明は夫婦の手作りだ。

迷ったら派手な色が正解かも!?

5LDK となる藤本さん邸は、和室・寝室・子供部屋・トイレといった各エリアの壁紙がバリエーションに富む。それでいてリビングの壁紙は当初白で施工したようだが、「ここだけ地味に感じて」とイエローに変更。これが大正解だったようで、家全体が明るく楽しいイメージに仕上がった。また、TV 側の岩壁、天井吹き抜けシーリングの航路指針など、思い切ったデザインを取り入れることで他には無いオリジナリティある雰囲気になっている。「迷ったら派手な色」は、藤本さん夫婦の格言だ。

山に囲まれた藤本さんの故郷に、2024年6月に完成した藤本さん邸のサーファーズハウス。200坪という土地の広さがあり、子供たちの遊び場である芝の庭も広大。因みに、ガレージ前にサーファー御用達の外シャワーが設置されているが、藤本さん夫婦は遠い昔にサーフィンを経験したのみと言い、あくまでも雰囲気づくりだそうだ。

広くて長いカバードポーチも理想のひとつだった藤本さん。玄関前に植えたヤシの木などは、あえてジェネラルに頼まず藤本さん自らが土を耕し造園したもの。今後も改良予定だとか。

国産旧車が好きな藤本さんの愛車は日産グロリア。他にもクルマを所有しているが、ガレージに収めるのはこのグロリアだけ。広いインガレージが絶対条件だった理由は、夜でもクルマイジリがしたいから。床色にもこだわり、イエローを選択してガレージ全体を趣味部屋と捉えている。

ガレージ内に飾っている雑貨コレクションは、アメリカン雑貨に興味が無かったものの住宅に合わせてコツコツ収集したもの。だからと言って、アメ車購入までは考えていないようだ。


OWNER:藤本さん
★間取り……5LDK
★土地……200坪
★完成……2024年6月
★ジェネラルアメリカンホームを知ったきっかけは?
インスタグラム


[リアルアメリカの住宅を建築デザインするハウスメーカー]
General American Home【ジェネラルアメリカンホーム】
所在地:愛知県刈谷市東境町登り坂100
TEL:0566-91-3007
URL:http://g-a-h.sakura.ne.jp/wp


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2025年10月号掲載


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