【2024 NewSchool CUSTOM SHOW】自由で無限の可能性を感じる、新しさを予感させるイベント

「カスタムカーのイベントをもっと盛り上げたい!」
そんなテーマの下で、2024年の年末に開催された2024 NewSchool CUSTOM SHOW。初開催ではあるものの、非常にハイレベルなカスタムカーがポートメッセ名古屋に集結した。
日本国内のイベントではあるが、USローライダーマガジンのレガシーツアーにいきなり組み込まれ、開催前から多くのユーザーから注目を集めていた。事実、イベント当日は日本人だけでなく円安の影響もあって海外からの来場者の姿も多く見られ、会場は多くのカスタムカーファンで賑わっていた。
基本的にオールジャンルのカスタムイベントであるが、展示車両の6割以上がローライダー。イベント名の「ニュースクール」には、ローライダーの世界で「定番」や「王道」という意味の「オールドスクール」の対義語という意味が込められており、クラシカルなテイストを感じさせながらも、新しいカスタムを探求するイベントを目指している。
ショップだけでなく様々なカスタムカークラブもエントリー。車両単体だけでなく、展示エリア全体で自分たちの世界観を主張していた。また屋外スペースではホッピングバトルも開催され、来場者の全員が目の保養を楽しんだことだろう。
ORANGE COUNTY 4U
https://orange-county4u.com/
ビンテージアメリカン専門店のイメージが強い、名古屋のオレンジカウンティ4U。実はストック車両のレストア、販売、メンテナンスだけでなく、ローライダーカスタムにも対応可能という懐の広さも持つ。オリジナルも良いけれど、自分だけの個性を追求したいと考えるなら、一度相談してみては?
PRIMERA
東海地区を中心に活動する、カークラブのPRIMERA。スターエメラルドと命名されたこのドゥビルは、立体感を感じさせるオールペンを施しながらもオリジナルの面影が感じられる。それに対しインテリアは徹底的にアレンジされ、センターコンソール以外まったく別のクルマのような印象を受ける。
KROOZ CUSTOMS
https://krooz-int.com/
エアサスペンションシステムやワンオフのブレーキキャリパー製作を行なうKROOZ。新たに「クラシックフォージド」という鍛造ホイールブランドもスタート。またクーリー社承認済みで、同社のユニットを使用したナローデフの販売もスタート。よりハードでコアなカスタムを求めるユーザーは必見だ。
BLACK CHERRY
ローライダーマガジンの誌面を飾った伝説的なローライダー「BLACH CHERRY」。これを完全に再現した車両を会場に展示。製作したのはエアサス&ブレーキでお馴染みのKROOZ CUSTOMS。エアサスのコンプレッサーは何と3基もセットされており、8個ものバッテリーで瞬時に車高を変化させる。
GraceCab
http://gracecab.jp/
グレイスキャブでは、こちらのページで紹介している安本さんの65年型のドゥビルと、戸田社長の59年型のドゥビルを並べて展示。ショップの代表とユーザーを超えた2人の絆を知ると、2台がただ一緒に展示されしているわけではなく、そこには深いメッセージが込められていることに気づく。
JET CITY
https://jetcity-motoring.com/
フロント周りのフレアペイント。そしてリア周りのオリジナリティあふれるマフラーは、一度見たら決して忘れられないと断言できるジェットシティのマスタング。今回のイベントのためにフロントバンパーをGT500の純正パーツに変更して、さらなるアップグレードを図ってきた。








2024.12.15.SUN
PLACE:愛知県・ポートメッセなごや
主催★株式会社クロスファイブ
https://newschoolcustom.com
PHOTO★浅井岳男
TEXT★空野稜
アメ車マガジン 2025年3月号掲載
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