数々のアメ車を乗り継いできた義父とアメ車デビューした娘婿

ピックアップトラック

バン

シボレー

アメマガ2025年10月号

キズナで結ばれた者たち

C-1500

アストロ

初めてのアメ車にアストロを購入した娘婿のYuuriさん。一方ナビゲーターに始まり、C-1500、タホ、アストロ、そしてC1500とアメ車を乗り継いできた義父であるAtsushiさん。人生の先輩として、アメ車乗りの先輩として伝えたいこと、そしてその先へと紡ぐ将来の夢を語る。

The Dearest ~キズナで結ばれた者たち~


夢は3世代でアメ車乗り!娘がダメなら孫に託す(笑)

1996y CHEVROLET C-1500
2000y CHEVROLET ASTRO

親子でアメ車乗りと聞くと、親の英才教育を受けて幼少期からアメ車に馴染みのある家庭で育ったなんてエピソードトークが鉄板だったりするけれど、ここで紹介する2人は義父(Atsushiさん)と娘婿(Yuuriさん)という関係。一般的には程よい緊張感と距離感があって新婚当初は緊張する間柄である。しかし、2人の距離感は歳の離れたアメ車仲間的な感覚で、一緒にツーリングやアウトドア、キャンプへ向かうなど、親子以上の関係性を育んでいる。これぞアメ車がキッカケで紡いだ絆であり、この企画にピッタリ!

大先輩である50代のAtsushiさんは叔父がシカゴに住んでいた時に渡米。現地でアメ車の魅力にハマり、2世代目のナビゲーターを購入したことからアメ車ライフを開始。以降、5ℓのボーテックを搭載する赤いC-1500に乗り換え、その後は旧マスクにフェイススワップされた00年型のアストロときて、やっぱり自分にはフルサイズトラックが合うと再びC-1500へ。

以前所有していた5ℓとは異なる5.7ℓのボーテックはやっぱりトルクフルで、乗り味も最高。お気に入りのビレットステアリングやホイールを合わせて90年代らしいスタイルを堪能しており、本人曰くコレを終のクルマとして大切に乗り続けたいと語る。

一方のYuuriさんは、友人がサバーバンに乗っていたこともあり、アメ車に興味を抱きながらもAtsushiさんの娘であるMaiさんと結婚。子育てなどお金が掛かる時期にアメ車なんて……という思いもあったが、アメ車が大好きな義父と妻の理解を得てアストロを購入。ファミリーカーとしても最適なアストロは23年11月に誕生した娘、Miaちゃんのチャイルドシートを装着して活躍中ではあるが、サイズ感に慣れてしまうとモノ足らず、最近はもっぱらシェビーバンなどのフルサイズバンが気になって仕方ないとか。

コレを聞くと今まで複数台アメ車を乗り継いできたAtsushiさんは、色々乗ってみて自分に一番似合うアメ車を探すのも良いのではと前向きだ。子供が巣立ち、フルサイズトラックで妻と二人まったり過ごすアメ車ライフ。

 

一方でチャイルドシートを積んでベビーカーを積み、後部座席を常時フラットにしてオムツを替える娘婿ファミリー。始まったばかりのアメ車ライフと、アメ車ライフの集大成は実に対照的。しかしコレから孫が大きくなるに連れて、どんなアメ車を選択していくのかが楽しみだと語るAtsushiさん。ちなみにMaiさんは免許を取得していないので娘と共にアメ車ライフの夢はまだ実現していないが、まだ若いからコレから先それも叶う可能性は大。虎視眈々と、そのチャンスを伺いながら子育てが落ち着いたタイミングで免許取得を促す日が来るのかも知れない。

 

さらに言えば娘とアメ車は敵わなくとも17年後に孫がアメ車デビューするかも知れない。勝手な妄想だが「孫はクールに仕上がったC10なんか似合うんちゃう?」と嬉しそうに語るAtsushiさん。長生きして3世代でのアメ車ライフを実現させて欲しい。そしてその時には再び登場してくれることを祈りたい。

アメ車道楽の集大成にして“終のクルマ”がこのC1500!
1996y シボレー C-1500/Atsushi

グアムで挙式をした経験から、彼の思い描くアメリカンピックアップのイメージは本国ストリートよりも南国リゾート。ベッド部分に無造作に荷物を積みっぱなしにするのが気分。

以前乗っていたC-1500が珍しい5ℓの個体だったので、5.7ℓのボーテックエンジンはやっぱりトルクフルで楽しい。パフォーマンスアップよりも整備を中心に手を入れて大事に乗っていきたいと語る。

頻繁に訪れる沖縄でフードトラックを運営している友人からプレゼントされたルームミラーの飾りがお気に入り! シートカバーもアロハ柄でリゾート感満載だ。

アストロは子育て世代にピッタリなアメ車
2000y シボレー アストロ/Yuuri

若干のローダウンとビレットホイールを装着。まだ幼い娘優先のため、乗り心地を損なう過剰なローダウンは避ける。リアゲートには赤ちゃんが乗ってますの証も!

購入してからずっと気になっていたフェイスのヤレ感を一新させるべく、グリルやレンズ類を新品に。コレだけでグッと引き締まったように見える。イカリングやプロジェクターなどではなく、純正然としたチョイスも好印象!

ダッシュマットやタコメーター、ボウタイ型のルームミラーなど多少追加アイテムはあるが基本はオリジナル思考。オレンジのバンダナやリトルツリーの差し色がお洒落!


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン2025年10月号掲載


関連記事

RELATED


半年違いでアストロ生活がスタートした親子

子供が大きくなって免許を取得すれば、親子がそれぞれにクルマを所有することは特に珍しいことではないが、揃ってアメ車を選び、しかも同じアストロを所有するというケースは珍しい。しかも購入した時期が半年しか違わないというのもレアケースだろう。

父から譲り受けたアストロが兄弟の絆を深めていく

父が大事に所有していたアストロを、18才の時に譲り受けた弟さん。そして、楽しそうにカスタムに励んでいく弟の姿を、羨ましそうに見ていたのがお兄さんだ。「俺もアストロが欲しい…」。我慢できずに即決し、アストロ兄弟としてお互いにカスタムに没頭中!

【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!

バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。

【アニバーサリー】アストロに乗りたい人のために車両やパーツを確保し続ける!

日本全国で一大旋風を巻き起こしたアストロ。当時と比べると専門店の数は減少しているが、アニバーサリーでは今も積極的に取り扱い続ける。

【アメ車を楽しむユーザーたち】ビジネスという枠を超え、架け橋となったアメ車の魅力

ビジネス上では取引会社の代表同士という関係性。しかしクルマを前にすると少年のようになってしまう。そんなアメ車の魅力に取りつかれた二人の男の物語。

 

最新記事


2026/07/10

【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!

クーペ

ピックアップトラック

シボレー

ポンティアック

バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。

2026/07/07

【bond PROTECTION & WRAPPING】塗装に匹敵する美しさをbondなら実現可能

ラッピング&ペイント

塗装は元に戻せないけれど、ラッピングはいざとなれば剥がせる。でも紫外線からガードできても、飛び石などは守れない。その2つの願いを1つでかなえるのが、bondのフルカラーPPFだ。

2026/07/03

【2001 ダッジ デュランゴ SLT】「アメ車=ワルっぽさ」を体現する初代デュランゴの魅力と面白さ

SUV

ダッジ

1998~2003年に生産された初代ダッジ・デュランゴ。他には無い独特なフェイスとクラス初の3列シートが、個性を求めるユーザーに支持された。千葉県のガレージジョーカーは、こうした往年のモデルをコツコツ仕入れ、今なお楽しめるモデルとして整備&カスタムに励んでいる。

2026/06/30

【クアートFAB】フルサイズのアメ車だけでなく、最先端のテスラも取り扱い開始

バン

シボレー

カスタム専門店のイメージが定着している岐阜のクアートだが、シンプルなアメ車の販売も実施中。また2025年末からは、新たなカテゴリーとしてテスラもラインナップに加わった!

ランキング


2023/08/25

東京・埼玉・神奈川・千葉のアメリカンカーショップ厳選おすすめリスト【シボレーファン注目!】

ショップ

アメ車好き必見! 東京・神奈川・千葉・埼玉のおすすめショップ8つを厳選してお届け。ビンテージなデザインが好みの方から、今どきの乗りやすいアメ車を求める方まで、あらゆるニーズに応えるショップを一挙にご紹介しよう。アメ車専門店やディーラーが揃えた魅力的なシボレーや名だたる車種も見つかるかも!

2019/07/22

amZ 2018に集まったユーザーエントリーカーを一気見せ その③

amZ

アメ車マガジンミーティングZ エントリーユーザーカー その③

2016/09/21

【1987y シボレー モンテカルロ】ミドルサイズボディーにスクエアな4灯ヘッドライト

オープン

ビンテージ

シボレー

2024/02/14

これから目指したいのは、地元のアメ車屋のオヤジ【GLOBAL】

ショップ

福岡に次いで、アメ車専門店が多い熊本。今では多くの専門店が立ち並ぶが、信じ難いことに40年ほど前は皆無と言える状態。その熊本の地で、アメ車文化を開拓したのがグローバルだ。