AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー
クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。
内外装を刷新したセカンドジェネレーション
クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。
レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。
アメリカ車のビンテージモデルに憧れを抱く人は多いが、それを現実にするためにはオーナーの熱意とともにクルマやショップとの縁も必要。ここでは良いクルマと良い縁に恵まれた、オーナーの声を紹介していこう。
昔から古いアメ車に憧れがあり、いつか乗ってみたいという思いを抱いていたオーナーの土屋氏は、2017年の春頃に1970年型のシボレー・カマロを購入。他にも候補はあったものの、現車の状態の良さに加えてショップオーナーの人柄の良さが決め手だったとか。
「アメ車は新旧問わずアフターパーツが豊富で、カーショーなどのイベントに行けば行くほど他のクルマから刺激を受けてカスタム欲が掻き立てられて、ある意味困ってしまいます(笑)」と語ってくれた。そろそろ愛車もブラッシュアップさせたい様子で、エンジン&ミッションの載せ替えをどうやら目論んでいるそうだ。
ストレートなボディシルエットのセカンドジェネレーション。18インチタイヤ&ホイールにダックテールでディテールをブラッシュアップ。
搭載するエンジンはスタンダードの350 V8。最近ではより高出力の383の載せ替えを検討中。これに合わせてミッションも700R4にしたいそうだ。
後付タイプのリアスポイラーではなく、ボディと一体化した大柄のダックテールを装備。
ボディカラーに合わせてガンメタグレーで彩られた、BOSS MOTOR SPORTSの18インチ。
ストックの状態を綺麗に保つダッシュボード。ゲージ類はアフターパーツに交換しがちだが、ハンドル下部に設置するのみに留めている。
1970年からの新型カマロはデビューが年度半ばになったことから1970 1/2年型と呼ばれている。新しいモデルは内外装共にそのデザインが一新されていたのが特徴であり、ボディバリエーションからは前年までは存在していたコンバーチブルも姿を消しクーペのみとなっていた。グレード構成はベースモデルに対してオプションパッケージとしてのSSとRS。
これらはオプションエンジンを初めとする仕様の組み合わせは比較的自由だったが、独立した仕様であるZ28のみはエンジンもトランスミッションも専用。またSS396もその仕様は特別だった。1970年からの新型カマロは、長年に渡ってアメリカンスポーツの火を絶やすことなく貢献した存在だった。
■取材協力:ワイテック
所在地:埼玉県深谷市大谷923
TEL:048-570-5737
https://www.y-tech.cc/
■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン
アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4
最新記事
2024/04/26
ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】
「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に
2024/04/25
LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー
チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。
2024/04/24
17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現
PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!