AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー
クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。
世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。
アメリカン・ヴィンテージカーの金字塔、シボレー・シェベルについてご紹介。1970年にカスタムされたシボレー・シェベルSSに焦点を当て、その特徴やアップグレードを詳細に解説する。深みのあるブラックボディ、モダンなカスタム、LS1エンジン、大型ホイール、強化ブレーキ、高度なサスペンションなど見どころ満載。
クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。
世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。
レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。
1960年代からシボレーのハイパフォーマンスモデルに採用された“SS”。ここに登場するシェベルSSは現代的なカスタマイズが施された、唯一無二の存在。アズールモータリングの手によりカスタムメイクされた1台である。
まるで漆黒のごとく深い艶を放つシェベル。アズールモータリングの手によりカスタマイズされたこのシェベル、そのコンセプトはマイアミから生まれたNEW STYLEを取り入れたものだ。フロントに22インチ、リアに24インチという巨大なホイールを履き、その内側に4輪の全てがディスクブレーキへと強化されている。
サスペンションはフロントが車高調、リアはHOTCHIKS製のサスペンションとデフを組み込み、位置調整を施している。強化された足回りは、それが必要なほど強力なパワーユニットへと換装されているためだ。エンジンはC5型のコルベット用LS1ユニットへと換装され、そのマネージメントはキャブではくインジェクションで行っている。これにより、迫力あるスタイリングに見合ったパワーとトルクも手に入れている。

ワイドなタイヤ&ホイールとマフラーが、迫力あるスタイルを演出している。

ステアリングはビレットスペシャリティの特注品。カーボンパネルに組み込んだ3連メーターは全てデジタル表示となっている。また、純正オーディオを残しつつ、JLオーディオ、キッカーのウーハーキットなどで大迫力のサウンドを楽しめる。

ブラックレザーにブルーのステッチとパイピングを施したシート。オーストリッチ素材も贅沢に使用している。

エンジンはC5型コルベットに搭載されていた、オールアルミの5.7?V8のLS1ユニットで、350馬力を発揮する。ホイールはフロントが22インチでリアが24インチのFORGATOを履く。
1960年代の終わりから1970年という年は、アメリカ車の中でもとくにハイパフォーマンスであることをセールスポイントとしていたモデルの性能が最高潮に達していた時代だった。その中でもアメリカ車の長い歴史の中で歴代市販車最強のエンジンパワーを得たのが1970年型のシボレー・シェベルSSだった。
この年、シェベルはボディの内外装を一新するフルモデルチェンジを実施したが、メカニカルコンポーネンツの面でも従来からの396(実際は402)ビッグブロックエンジンに加えて、新たに454の選択が可能となったのである。
とくにSS454の中でも最強オプションだったLS6の公称450hpという最高出力数値は、例外中の例外としてコルベットに2台だけ搭載されたZL1を除くと歴代市販車最高だった。 翌1971年型以降、シェベルSSもディチューンを余儀なくされたことから、最強の名を欲しいままにしたのは事実上1970年型のみ。まさに歴史に残るシェベルなのである。

ブラックのストラットグリルは特注品。ノーマルよりも迫力あるエクステリアになっているのは、このグリルによるところも大きい。
■取材協力:アズールモータリング 麻布ショールーム

所在地:東京都港区東麻布3-3-12
TEL:03-5797-7477
http://azzurre-motoring.com/
■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン
アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4
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