コルベットに懸ける情熱は誰にも負けない

「人と被りたくない」「誰よりも格好良くしたい」。
CHEVROLET CORVETTE
「人と被りたくない」「誰よりも格好良くしたい」。アメ車乗りであればこの思いは共通していると思う。大抵はこれを実現するために時間を掛けてメイクしていくのだが、待ってられないとばかりに一気呵成にメイク!!
一年も経たずにこの仕上がり!一気呵成とはまさにこのこと
アメリカを代表するスポーツカーといったら「コルベット」。このクルマに取って代わるモデルは存在しないだけに、憧れを抱く人は数多い。だが、オーナーの石原さんは「コンバーチブルで速く、人と被らないクルマ」を基準に探した結果コルベットにたどり着く。
なので羨望の眼差しでっていう感じとは少し違うかもしれない。とはいえ、コルベットに懸ける情熱は誰にも負けておらず、購入して数日も経たずにカスタムに着手。「誰よりも格好良くしたい」という思いはアメ車に乗る者であれば理解できるハズだ。
そんな彼のコルベットはブラックを基本に差し色にレッドを使ってコーディネートされているが、細部をくまなく見ていくとありとあらゆるところに手が施されているのが分かる。
まずはエクステリアだが、フロントはZR1のリップスポイラーにカナード、サイドスカート、リアにカーボンスポイラーを装着してスポーティ感をさらにアップさせるとともに、ダクトを埋め込んだフードもテイストを盛り上げるポイントの一つ。
このグランドエフェクトによってロワード効果は高まっているが、さらなる低さを追い求めてサスペンションはスタンス・コイルオーバーに換装。ホイールもすでに生産終了となっていたワーク・シュバートSC5をオーダーしてセットするというこだわり様で、実にスポーティなディメンションとなったボディ。
このスタイルに見劣りすることのないよう、パフォーマンスにも力を入れ、吸気にはBBKのコールドエアインテークキット、点火系にはMSDのダイレクトイグニッション&プラグ、排気系にはワンオフの等長へダースにクロスパイプ、ボーラのサイレンサーを組み合わせるなど、チューンナップも抜かりない。
購入してまだ一年も経過していないというのにこの仕上がり。まさに一気呵成とはこのこと。だが、まだまだ発展の途中。次なる進化に期待せずにはいられない。
すでに生産終了となっていたワーク・シュバートSC5ホイールだが、オーダーメイドで発注。待ちに待ったが、期待を裏切らないデザインでコルベットにベストマッチ。サスにはスタンスコイルオーバーショックをインストールして、限界ギリギリの低さにセッティング。
ロングノーズの中に収まるハイパフォーマンスユニット。カバー類はエクステリアに使用しているレッドを注入。それにBBKコールドエアインテークキット、MSDダイレクトイグニッション&プラグなどでチューンナップ。さらにワンオフの等長へダースにクロスパイプ、サイレンサーはボーラでまとめたマフラー。そのサウンドはスポーツカーとしての本能を呼び覚ますかのような咆哮で痺れる!!
ロングノーズ&ショートデッキでオリジナルのままでも十分過ぎるほどスポーティなコルベットだが、グランドエフェクトを身に纏わせることでそのテイストは飛躍的に高まる。フロントにはZR1のリップスポイラー&カナード、サイドスカート、カーボン製リアスポイラー、フードにはダクトを加工装着して並々ならぬ存在感を際立たせている。
OWNER◆石原慎一さん
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