80年代のサブカル好きのZ世代が選んだC4コルベット
時代性を反映したアイコニックなC4コルベットのサバイバー状態のオーナーは、80's~90's のサブカルチャーをユニバーサルに愛するヤングガイ!幅広さも奥深さも相当なハードコアながら、フレンドリーなキャラが愛車ともマッチしてステキ!
ヤングにとってはすでにビンテージ、C4に憧れ相棒としたヤングガイ
アメ車に乗れば人生バラ色
1984y CHEVROLET CORVETTE
80年代のサブカル好きのZ世代が選んだコルベット
その人の世代によって好みのジェネレーションもそれぞれだったりする。現在20代のヤングガイにとっては、自分が生まれる以前の80年代に魅力や憧れを抱く人も少なくない。エイティーズのアメリカ車を象徴するようなオリジナル状態を保持するこのC4コルベットのオーナーはエイティーズサブカルチャーを愛する26歳のZ世代。中学生で洋楽に目覚め、USAやUKのクラシックロックにハマり、高校生では昭和アイドルにまで幅を広げると同時にディープさも増していく。ジェネレーションは80年代~90年代で固定されるも、国籍やジャンルなどは完全にボーダーレス。ユニバーサルになんでも愛してしまうハードコアな性分。

そんな彼の初の愛車は国産のステーションワゴン。身近で扱いやすい国産車ながらも、アメリカンを味わえるボディスタイル。そして、グリルにエルカミーノ用を無理矢理装着するなどメキコ式ともいえる独自のスタイルでアレンジ!?
乗り換えにあたって、当初はアメ車のステーションワゴンを探していたが、初期型に限定してフェイバリットなC4の魅力的な物件に遭遇したことで入手した。ヤナセのディーラー車らしからぬアメリカ人好みのゴールドの内外装。ディーラー車では変更されるサイドミラーは本国US仕様にアレンジ済み。

モデルの年代やキャラクター、そしてアメリカらしい仕様ながらも、国内でのニーズとはかけ離れたニッチな存在。それでいてアンチエイジングで見事なコンディションを保持した希少な個体。アメリカではC8の誕生以降C4の評価もバリューも上昇している中、状態も条件も良い内容で入手できたのはかなりのラッキー。いろんな意味でオーナーもこのC4マッチして微笑ましいのだ。

オレンジのテールライト、リフレクター部がオフセットしたデザインのリアバンパー、フェンダーフレアーは日本仕様によるディーラー車の証。サイドミラーはUS 仕様にアレンジ済み。仕様も状態もストックを保持し、C4本来の魅力が発揮されている。

シンプルなタービン状スロットタイプの純正ホイールは、今見ると時代性が感じられて実に魅力的。装着タイヤはミシュラン製パイロットスポーツ。サイズはストックに準じた255/50ZR15。

搭載エンジンは、82年型から引き継がれた350ci(5.7ℓ)V8のL83。独創的なデザインのクロスファイヤーインジェクションは84年式だけに採用されたもの。205hpと控えめな最高出力と4速ATの組み合わせで、GTカー的なキャラクターとなっている。



C4初期ならではの最大の魅力ともいえるインテリア。今見ると仮想未来的ともいえるデジタル表示のメーター。イコライザー装備のヘッドユニットは時代を反映するカセットテープ。魅力的なカラーのシート&内張は見事なコンディション。


80'sのサブカルチャーが好きなだけに、音楽も例外ではない。C4の純正オーディオに合わせてカセットで当時の音楽を楽しむ。アメリカに限らずユニバーサルになんでも愛する中で、親しみやすい昭和歌謡を中心に洋楽もちらほら。

小楠良樹さん(26)免許を取得して希望通りレントゲン車両のドライバーに転職を果たしたオーナーの小楠さん。幅広さも奥深さもかなりのハードコアながら、フレンドリーなキャラがナイス! 愛車に対する想いも接し方も、ディープにしてカジュアルなのがアメリカ的で好感が持てる!
owner:Yoshiki Ogusu
PHOTO&TEXT:石橋秀樹
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