サバーバンに乗って、子供と一緒にドライブデート
アメ車乗りたちの素顔
'07 Chevrolet Suburban LTZ
owner : Yui Katou
'07 Chevrolet Suburban LTZ
owner : Yui Katou
アメ車乗りたちの素顔
AMERICAN CAR OWNERS REAL LIFE
街中でアメ車を目にしてクルマをカッコイイと思ったとしても、そのクルマをドライブするオーナーの顔までは分からなかったり、ましてやどんな人なのかはさらに分からない。
性別は判明しても。そこで今回の特集では「アメ車乗りたちの素顔」と題して、アメ車オーナーたちは普段どんなライフスタイルを送っているのか、それにどんな職種の仕事をしているのかなどを深掘りして、アメ車オーナーたちの気になる「素顔」を詳解。
パパが居ない夏休み、子供と一緒にドライブデート
旦那さんが購入した サバーバン は、唯さんにとっても大事な愛車。大きいボディサイズに悪戦苦闘するも、息子さんが サバーバン に乗ってママとドライブするのが大好きで、今日も一緒に公園までドライブだ。
ぶつけても知らないよ、が口癖(笑)
撮影前から降る雨が、図太いマフラー音を響かせて サバーバン がやって来ると、ピタリと止む奇跡。まさに晴れ女&男である加藤唯さんと長男の迅(じん)君。
07年型サバーバンは、正確には唯さんの旦那さんが所有する愛車。旦那さんが仕事の際は、唯さんが買い物や子供の送迎に使い、長い夏休みとなると、ほぼ毎日「今日はクルマで何処に行く?」と、迅君からせがまれるなど、唯さんにとっても
サバーバン
は欠かせない存在なのだ。
だが「正直こんな大きいクルマは必要ないです(笑)。行きたい場所があっても、道路や駐車場が狭かったりして、行けないこともありますからね。これしかないので運転しますけど…」。と、実際は運転に悪戦苦闘することも多く、理想はもっとコンパクトなクルマ。でも迅君が
サバーバン
が大好きで、ママとドライブするのも大好きとなれば、唯さんも運転するしかない。
ただせめてもの反抗として、パパに「ぶつけても知らないよ」が口癖となっている。因みに、撮影中のクルマ移動を見る限り、運転にビビってる感じはなく、逆に豪快で上手い。前後&サイドにモニターがあり、唯さんにはそれが必須アイテムで「モニターがないと絶対に無理!」と。
過去に
アストロ
、
ナビゲーター
、
マスタング
などのアメ車に乗ってきた旦那さんが、家族のためにと一度国産車を挟み、ジェットスキーなどのレジャーを楽しむ目的で、ヒッチが装着している4WDとして4年前に
サバーバン
を購入。購入までは、唯さんに相談することもなく車種が決まっていき、「ボディカラーは何が好き?」と言われ、唯さんは「白」と答えると、気がついたら家に白の
サバーバン
がやってきたという。
そしていつしかゴツゴツのタイヤ(唯さん談)でリフトアップも施され、「子供を乗せるのが大変」と文句を言おうと思ったら、迅君が大喜びしたから強く言えず、今に至っている。今ではアメ車好きの旦那さんに影響されてか、迅君はアメ車のことが大好きで、クルマの絵を書くとどんなクルマにも「ヒッチ」が装着されているとか。
なんだかんだ
サバーバン
に対して不満もある唯さんではあるが、「広い道をのんびり家族で走るのは楽しい」と語る。そして、いつしか乗ってみたいクルマはオープンカーだそうだ。これをもし旦那さんが聞いたら、サプライズで買って来ちゃうかも?
ジェットスキーをやる目的で、ヒッチ装着、4WD車ということで
サバーバン
を購入。のちにF3、R2インチのリフトアップを行ない、ホイールはロックスターの20インチでMTタイヤを組み合わせる。
サバーバン
を購入したもう一つのポイントとして、1列目中央に補助シートの設定があること。LTZには設定がないアイテムだが、家族が並んで座れるとして、わざわざ取り寄せて設置。しかし唯さんによれば、あまりここに子供が座ることはないらしい。
迅君(7才)、楓ちゃん(4才)の二児の母である唯さん。実は今日の撮影がクルマだけだと思い、「危うくスッピンで来るところでした(笑)」と大慌て。ラゲッジには夏を満喫するレジャーアイテムが満載。「パパが昨日の夜に綺麗にしてましたよ」と言うが、普段はもっとギッシリのようだ。とにかく
サバーバン
のことが大好きな迅君の、一番のお気に入りはホイールらしい。撮影当日の段階で、夏休みの宿題は「まだ」のようです(笑)
Photo:浅井岳男
Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2019年 11月号掲載
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