2017.9.17(Sun) もてぎスーパーアメリカンサンデー in ついんリンクもてぎ

イベントレポート

サバーバン

ツインリンクもてぎ

アメ車イベント

スーパーアメリカンサンデー

エルカミーノ

ダッジラム

2017年9月17日、栃木県のツインリンクもてぎで毎年恒例のアメリカンイベント「もてぎスーパーアメリカンサンデー」が開催された。台風と秋雨前線の影響で、当日は天気予報通り朝から雨模様だったが、この日を楽しみにしていたアメ車ファンがズラリと愛車を並べたのだった。


台風が近づく雨の中それでもアメ車たちは集まった

九州、四国、本州、北海道と、日本列島の4島すべてに上陸した観測史上(1951年以降)初の台風として話題になった台風18号が西から近づいていた2017年9月17日、栃木県のツインリンクもてぎで毎年恒例のアメリカンイベント「もてぎスーパーアメリカンサンデー」が開催された。

 

台風と秋雨前線の影響で、当日は天気予報通り朝から雨模様だったが、この日を楽しみにしていたアメ車ファンがズラリと愛車を並べたのだった。

もてぎスーパーアメリカンサンデー 雨

ツインリンクもてぎの第一パドックを会場として開催されたスーパーアメリカンサンデー。会場に入ると、カーショー&バイクショーのコーナーには、雨の中だけにバイクの姿はなかったが、アメ車たちはマッスルカー、SUV、ピックアップトラック、セダン、ステーションワゴンなど、旧車を含めた60台を超える台数が並べられていた。

もてぎスーパーアメリカンサンデー 駐車場にアメ車が並ぶ

雨で参加車が少ないのは分かっていたので、アワード狙いの人にとっては競争率が下がるので狙い目だったかもしれない。もてぎの良いところは物販ブースがパドックの中に収められているので、買い物をする際には雨に濡れずにすむところだ。実際、雨の日には屋根の下で過ごす人が多くなるからか、小物の販売は盛況になるらしい。取材班も雨が激しくなると屋根の下に避難しつつ、色とりどりに並べられた小物を物色してみたりする…。

もてぎスーパーアメリカンサンデー

台風の接近中で雨も降り続いていたので午後になると参加車両は次第に減り、表彰式が始まる午後3時半には十数台が残るのみとなっていた。ただ、雨とは関係なく表彰式の時間はもう少し繰り上げた方がユーザーフレンドリーな気がする。というのも、イベントの最後に表彰式があると、表彰式が終わってから受賞車を見たいと思う参加者がいてもできないからだ。

 

雨の話ばかりになってしまったが、東日本では数少ないアメ車のイベントのひとつとして「もてぎスーパーアメリカンサンデー」には次回以降も期待したい。

もてぎスーパーアメリカンサンデー もてぎスーパーアメリカンサンデー
もてぎスーパーアメリカンサンデー もてぎスーパーアメリカンサンデー

車種として多かったのはモダンマッスル系。現実に乗っている人が多いというのもあるが、雨だったのでモデルイヤーの新しい車種の方が安心して乗ってくることができたという事情もあったのだろう。それぞれに手を加えて楽しんでいる様子が分かる。

もてぎスーパーアメリカンサンデー もてぎスーパーアメリカンサンデー

この日、他の賞を受賞したアメ車たち。1951年型シボレーは、審査員の誰もが認めた仕上がりの良さが印象的だった。72年のエルカミーノは載せ替えたばかりのエンジンをアピール。

もてぎスーパーアメリカンサンデー もてぎスーパーアメリカンサンデー

過去のアメリカンサンデーで受賞歴のあるショーカーも参加しており、やはりそれらは確実に目立った存在である。筆者個人的にはブルーのサバーバンもイイ感じだと思った。

もてぎスーパーアメリカンサンデー もてぎスーパーアメリカンサンデー

比較的近県からの参加者が多いアメリカンサンデーだが、車種的にはさまざまである。毎回欠かさず参加する常連もいる。次回は好天下での開催を祈ろう。

★★★アメ車マガジン賞★★★

2002 DODGE RAM TRUCK
青木 稔 さ

2002 DODGE RAM TRUCK

雨の中でも存在感のある佇まいで目に付いたのがこのラムトラックで、アメ車マガジン賞を差し上げた。一見して迫力のある面構えになっているが、派手なデザインの大型リップスポイラーの効果が大きい。

 

また、リアデッキの上にも見慣れない造形のウイングスポイラーが装着されている。これらはいずれもラムトラック用ではないものを自分で加工して装着したという。その他のカスタムもすべて自分で施工したものばかりだが、実はこのラムのカスタムはまだ端緒についたばかりで「これから」らしい。


Text & Photos|アメ車MAGAZINE
アメ車マガジン 2017年12月号掲載


最新記事


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

ランキング


2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。