世界限定650台のシボレーコルベットカーボン65エディション
シボレーの誇るリアルスポーツカー「コルベット」が、その誕生から65年を迎える。
2018 Chevrolet Corvette Carbon 65
シボレーの誇るリアルスポーツカー「コルベット」が、その誕生から65年を迎える。それを記念して、スペシャル仕様の限定車が用意され、日本への正規輸入車としても発売されている。内外装の各所にカーボンを使用したレーシーな1台である。
シボレー・コルベット生誕65周年を記念したシリアルナンバー入りの限定車

1953年6月30日、最初のコルベットがミシガン州フリントの工場からラインオフした。年初に開催された「モトラマ」でコンセプトカーとして初公開された新型スポーツカーが市販車として発売されたのだった。モトラマとは、当時のGMが毎年初にニューヨークで開催していたモーターショーで、さまざまなコンセプトカー=夢のクルマを展示していた。
ヨーロッパ産の小型スポーツカーを範として製作されたコルベットは、モトラマの会場で一般に初公開され、大きな反響を生んだのだ。以後、現在に至るまでにコルベットは7世代を数え、2018年には65周年を迎える長い歴史を持つスポーツカーとなった。そのコルベットに65周年を記念してスペシャル仕様の限定車が用意された。限定台数は全世界で650台。
そのうちの8台が日本でも正規輸入車として発売された。 「カーボン65」と名付けられたこの限定車は、その名のとおり、随所にカーボンパーツを使用してレーシーなイメージを演出したもので、ダッシュボードにはシリアルナンバーの入ったプレートも付いている。カーボン65にはクーペとコンバーチブルの両方が用意されているが、日本に正規輸入されるのはクーペのみ。
ベース車としてはグランスポーツとZ06があり、それぞれにカーボン65としての特別仕様が施される。価格は、グランスポーツ・カーボン65エディションの7MTが1349万2440円、8ATが1366万2000円、Z06カーボン65エディションの7MTが1576万440円、8ATが1593万円(すべて税込)となる。エンジンやドライブトレーンなどはそれぞれのベース車と同じ。グランスポーツは466psの6.2LV8OHV、Z06は659psの6.2L V8OHVスーパーチャージャーをそれぞれ搭載する。
シボレーコルベットカーボン65エディションの主な特別装備は以下のとおり。
エクステリアでは専用ボディカラー(セラミックマトリックスグレーメタリック)、専用フェンダーストライプ&ドアグラフィック、ブラックペインテッドマシングルーブアルミニウムホイール、ブルーペインテッド ブレーキキャリパー、カーボンファイバー製のグランドエフェクト、フードインサート、ルーフパネル&ブラックアウトルーフデカール、リアスポイラー&クォーターインテークダクト、ホイールセンターキャップのほか、カーボンフラッシュバッジ、カーボンフラッシュペインテッドドアミラー。
インテリアでは限定車シリアルナンバー付プラーク、ジェットブラックスウェードラップドインテリア(ブルーステッチ)、カーボンファイバーステアリングホイールリム&グロスカーボンファイバーインテリアトリム、コンペティションスポーツシート(スウェーデッドマイクロファイバーインサート付)、専用シルプレート。また、ベース車同様のオプションパーツも装着可能だ。

フロントフェンダー、ドアパネル、ダッシュボード、サイドシルのそれぞれに「CARBON 65」のロゴが明記されており、65周年の記念モデルであることをアピールしている。ダッシュボードには限定数650台のうちの何台目であるかがシリアルナンバーで分かるようになっている。

「カーボン65」という名前のとおり、各所にカーボンパーツが使われている。グランドエフェクト、フードインサート、ルーフパネル&ブラックアウトルーフデカール、リアスポイラー&クォーターインテークダクト、ホイールセンターキャップなどのほか、インテリアでもステアリングホイールリム、シートの一部にも使用されている。
1954 Chevrolet Corvette Convertible
1966 Chevrolet Corvette Sting Ray Coupe
1972 Chevrolet Corvette Stingray Coupe
1987 Chevrolet Corvette Convertible
2001 Chevrolet Corvette Coupe
2013 Chevrolet Corvette Coupe
■GMジャパン・カスタマーセンター フリーダイヤル 0120-711-276(9:00~18:00 年中無休)
Text|アメ車MAGAZINE
2018年アメ車マガジン 2月号掲載
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