古き良きアメリカン四駆を堪能できる、NOx規制適合のディーゼルターボ【84WORKS】
少し古いアメ車を選ぶ場合、燃料代を考えるとディーゼルのリーズナブルさは魅力なのだが、NOx法などの規制への適合が課題になる。ただし、しっかり対策したクルマを選べば大丈夫だ。
1986 CHEVROLET SUBURBAN
AMERICAN SUV 今乗りたいアメリカンSUV

少し古いアメ車を選ぶ場合、燃料代を考えるとディーゼルのリーズナブルさは魅力なのだが、NOx法などの規制への適合が課題になる。ただし、しっかり対策したクルマを選べば大丈夫だ。
アレスグループで扱うアメ車4×4の醍醐味

レギュラーガソリンでなく軽油で走れるディーゼル車両は、燃料単価の安さが魅力。しかし、各県で制定されているNOx法などの法令によって、そもそも車両登録ができないという場合がある。特に、中古車で少し古いディーゼル車に乗ろうとすると、こうした壁にぶち当たってしまう。この壁は、適切な対策パーツを装着すればクリアできる。

岐阜県を拠点に多様なカーライフを展開するアレスグループのひとつ、「84ワークス(エイティフォー・ワークス)」が在庫する86年型サバーバンは、そうした対策が施された1台である。奥まった部分に装着される対策パーツであるため撮影はできなかったが、適合した触媒を装着することにより、この1台はディーゼルながら全国での登録が可能だ。

なお、このクルマを扱う84ワークスは、四駆で本格的なオフロード走行をサポートするプロショップだ。アメ車も含めたラグジュアリー系輸入車がメインの「アレス・インターナショナル」ともグループ店であり、このサバーバンはオフロード走行特化のカスタムが施されているため、84ワークスでの扱いになっているというわけだ。ストックヤードはあるが、店はアレスグループとして共有のため、実車を見たい場合は記載の連絡先に電話し、この住所を訪問すればオッケーだ。

足まわりはランチョで約5インチのリフトアップが施されている。この時代のサバーバンは強靭なラダーフレーム構造を採用しているが、それをさらに補強するバーも備わっている。オフロード走行に特化したカスタムがすでに完成している形だ。
グレーのレザーシートで電動パワーシートも備わっている。モデルイヤーが古いため雰囲気は若干レトロ感があるものの、コンディションが良好でアメ車らしい贅沢感が楽しめる。

エンジンは6.5?のディーゼルターボ。NOx規制適合の触媒に変更されており、全国各県で問題なく登録できる。当時のディーゼルならではのパワフル感を気軽に味わえる。

84WORKS【エイティフォー・ワークス】
●所在地/岐阜県山県市梅原585
●TEL/0581-32-9103
●URL/http://www.aless-group.com/
●営業時間/10:00~20:00
●定休日/月曜日
PHOTO&TEXT:加藤山往(ハチメガプロダクション)
アメ車マガジン 2018年 6月号掲載
最新記事
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!
2025/10/23
兄のゴリ推しで実現させた!?兄弟でアメ車を所有する喜び【ナビゲーター&300Cツーリング】
25歳で初めての愛車にキャデラック・SRXを購入していらいアメ車の虜となった兄のNATSUKIさん。一方「国産ミニバンや1ボックスが便利!」とアメ車に無関心だった弟のNORIさん。弟にアメ車に乗ってもらって、その魅力を共有したい!その想いよ届け!
2025/10/21
自然豊富な故郷に建てた家族が毎日笑顔になる家
家族5人で暮らすアパート暮らしは窮屈そのもの。新たに家族が増えることが分かり、家族みんなが笑顔になれるマイホームを建てることを決意した藤本さん。奥様が憧れたリアルアメリカンの住宅を建てるべく、大家族の夢がスタートする。









