極薄扁平マッドタイヤに合わせるのは特注鍛造RBPホイール
マッドタイヤの20インチオーバーサイズが続々登場!
オフ系カスタム大注目!
これが規格外の26インチマッドタイヤ!トヨタ・タンドラ
マッドタイヤに大口径ホイールを組み合わせるカスタムが増加するなか、注目のサイズを履くモデルが登場した。26インチのマッドタイヤに、特注オーダーのRBPホイールを装着するタンドラだ。圧巻な姿を見せる足元は超必見!オーディオシステムも充実させた見ごたえ有る1台!
インチ拡大傾向にあるマッドタイヤ
数年前までは、とにかくデカイホイールを履くスタイルに注目が集まったが、サイズ拡大も頭打ちになり、大口径全盛期は過ぎつつある。しかしながら、インチ数が拡大傾向にあるのがマッドタイヤを組み合わせるスタイルだ。
マッドタイヤといえば、岩山などオフロードを走る性能を重視したタイヤで、肉厚な扁平率が当たり前。が、近年、その常識を覆す極薄扁平のマッドタイヤが登場し、20インチオーバーサイズが続々登場。アメリカのカスタム見本市であるSEMA SWOHでもその姿は多数。
日本でもそうしたスタイルを取り入れるユーザーは増加傾向にある。 そして遂に、衝撃的なサイズが登場。埼玉県のエレガントデザインが、26インチのマッドタイヤを装着するタンドラを作り上げた。
今後も増える?大口径マッドタイヤ
18インチ、どんなに大きくても20インチが一般的なマッドタイヤの最大サイズ。しかし、このタンドラに装着されるMARK MA?TUFFは37×13.5/26という、規格外のサイズ。トレッドのブロックの深さ、サイドウォールに配置されたサイドブロックなど、確かにマッドタイヤである。 この規格外のタイヤだが、対応するホイールは正直ない。
ワンオフオーダーが必須。エレガントデザインは、RBPホイールの正規代理店であるため特注が可能で、このタイヤに合う26インチ鍛造ホイールを製作。金額は言えないが、かなりの額だ。 サスペンションは、CAMBURGロングトラベルシステム+セカンダリーショックフープ+エクステンドアクスル。そこにキングショック、RCX6インチリフトアップキットを組み合わせる。 タイヤ&ホイールだけでも十分な姿だが、エレガントデザインといえば、内装改築とオーディオシステムの作り込みで知られたショップ。このタンドラにもその匠の技が加えられている。
シートはモスグリーンにピンクステッチに張替え、天井はアルカンターラ。ウッドパネルに変更し、センターコンソールにはレーダー機器が埋め込まれている。リアシートヘッドレストにスピーカーを埋め込み、後部にはアンプをセット。ベッドには10インチウーハーなどがカスタムインストールされている。 誰も見たことのないスタイルを生み出すエレガントデザイン、やはり注目である。
極薄扁平のマッドタイヤの装着は、ここ数年アメリカでも注目を集めるスタイルとなっている。そのジャンルでは最大サイズタイヤと言われるMARK MA TUFFの 37×13.5/26 。このタイヤに合わせるサイズはRBPホイールには設定されていないが、エレガントデザインがワンオフオーダー。これにより、鍛造26インチという驚くべきバブリーなホイールが誕生。
サスペンションシステムは、CAMBURG製ロングトラベルシステム、セカンダリーショックフープ、エクステンドアクスル。ショックアブソーバは、フロントKING2.5インチリモートリザーバー付きコイルオーバーショック、リアはKING2.5インチリモートリザーバー付きスムーズショック。RCX6インチリフトアップ改。
エレガントデザインの真骨頂である内装改築&オーディオも充実!
エレガントデザインがもっとも得意とするカスタムが、内装張り替えや造形とオーディオシステムのインストールだ。このタンドラはオールキッカーで、室内には500Wアンプを3基、ヘッドレストにスピーカーも埋め込み、ベッドには10インチウーハーを2基、KSシリーズを4基搭載する。
シートも張り替え、天井イルミネーション、ウッドパネルに変更したセンターコンソールにはレーダー機器を埋め込むなどの作り込みがされている。
ELEGANT DESIGN
http://elegant-design.co.jp
●所在地/埼玉県行田市大字持田2810-3
●TEL/048-556-9855
●営業時間/10:00~20:00
●定休日/火曜日・第2水曜日
■写真/浅井岳男
■文/相馬一丈
アメ車マガジン 2018年 10月号掲載
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