フルモデルチェンジした3代目タンドラは、テクニカルマッスルがコンセプト

ピックアップトラック

逆輸入車

埼玉県

アメマガ2022年5月号

タンドラ

コロンブス

タンドラ SR5

コロンブス連載

2022 TOYOTA TUNDRA SR5 4×4 CrewMax 5.5-Ft.Bet


テクニカルマッスルがコンセプトのクールな外観

2022 TOYOTA TUNDRA SR5 4×4 CrewMax 5.5-Ft.Bet

2022年、USトヨタ最大の話題はフルサイズピックアップトラックのタンドラがフルモデルチェンジを実施したことだ。その最新モデルをいち早く日本へ導入し、販売をスタートさせたコロンブスの輸入第一号車を紹介する。

コロンブス連載記事はこちらから


contact-or500

さらなるパワーアップと乗り心地の大幅な改善!

世界一の信頼性と耐久性を持つピックアップトラックとして、アメリカにおいて絶大な指示を受けているUSトヨタのタンドラ。ミドルレンジのタコマに対し、タンドラはフルサイズのピックアップトラックであり、迫力ある外観と豪華な装備などで人気となっている。

 

そのタンドラが2022年の1月に3代目となるフルモデルチェンジを実施。これをいち早く輸入し販売しているのが、東京の小平市に位置するコロンブスだ。2004年からタンドラを始めとした数多くのUSトヨタを輸入してきた実績を持ち、恐らく日本で最初に新型タンドラの輸入に成功したショップでもある。

2022 TOYOTA TUNDRA SR5 4×4 CrewMax 5.5-Ft.Bet

輸入第一号となったのはミドルグレードに位置するSR5のコンビニエンスパッケージ。これに追加オプションをプラスしたホワイトカラーのタンドラだ。ちなみに5.5ft(約167.6cm)は標準のベッドの長さで、6.5ft(約198cm)モデルも存在する。

 

コンビニエンスパッケージは、ヒーテッドパワーアウターミラー、ブラインドスポットモニター&レーンアシスト、パーキングアシスト&自動ブレーキ、32ガロンラージタンクがセットになったもの。追加したオプションパーツはオールウェザーフロアマット、ベッドステップ、スプレーオンベッドライナー、プレデタードロップステップ、TRDフロントスキッドプレート、TRDの20インチアルミ、ファルケン・ワイルドピークA/T3WA。標準のSR5よりも安全装備、快適装備、そしてワイルドな印象を与える装備がプラスされた1台となっている。

3M7A6482_2 の

外観は「テクニカルマッスル」をコンセプトにデザインされたもので、先代以上に迫力を増したフロントマスクが目を惹く。SR5にはマットブラックの大型グリルが付き、そこにはLEDのデイライトが付属する。

フロントグリルに加えて、オーバフェンダー、サイドシルガード、リアバンパー、リアゲートトップ&ベッドインナーなどをブラックカラーでコーディネート。さらにAピラーもブラックカラーとなっており、これは3代目タンドラの特長的なカラーリングのひとつとなっている。

 

パワートレーンはランクル300と同じ3.5LのV6ツインターボのガソリン。ただし、タンドラのそれはより実用域を重視したためか若干ディチューンされた389hpユニットとなり、これに10速ATが組み合わされる。先代の5.7LのV8が381hp/55.5kg‐mというスペックに対し、新型はそれを上回る389hp/66.3kg‐mを発揮しながら低燃費も実現。

 

駆動方式はローレンジを持つパートタイムの4WDで、その操作はシフト後方の小さなスイッチで行う。またオートマチックLSDも備わっており、タフな4WD性能を確実に進化させたと同時に、リアサスをマルチリンク式としたことで乗り心地を大きく改善。より快適なロングドライブが可能な乗り味となっている。

2022 TOYOTA TUNDRA SR5 4×4 CrewMax 5.5-Ft.Bet

室内はよりワイドでスポーティな印象。アップルカープレイとアンドロイドオートが搭載済み(スマホ接続でカーナビや音楽アプリ再生が可能)の8インチタッチスクリーンオーディオマルチメディアは、9つのスピーカーと標準装備となる。もちろんバックカメラの映像も8インチモニターに映し出される。シートは前後ともファブリックトリム。リアは6:4のスプリットフォールデン式で、アンダーボックスも備わる。

 

その他、快適装備も安全装備も十分以上に充実しており、フルサイズのプレミアムSUTに相応しい装備とメカニズムを持つ。この最新型タンドラ、車両本体価格は1200万円となっている。


contact-or500

排気量こそダウンしたがサイズも走りもアップ!

3M7A6363
3M7A6370

ヘッドライト、デイライト、フォグランプ、テールランプはLEDを採用。大型のグリルは横スリットデザインのマットブラック。グリル周辺のトリムもマットブラックとなり、SRおよびSR-5グレードの標準グリルがこれである。

3M7A6378
3M7A6419

サイドシルガードとステップが一体式となったプレデタードロップステップを追加装着。テールゲート左下には格納式のベッドステップも付く。プレデタードロップステップとベッドステップはコロンブスが追加したオプションパーツだ。

3M7A6440
3M7A6480
3M7A6445
3M7A6450
3M7A6568

テールゲート上部はスポイラー風のデザインを採用。ベッドとゲートインナーには、キズ付き防止のスプレーオンベッドライナーを施工。またベッドサイドにはアジャスタブル式のサイドレールも装備している。キャビン後方にはLEDのストップランプとワークランプがインストールされている。


contact-or500

3M7A6352
3M7A6357
3M7A6434

TRDの12本スポークアルミホイールにFALKEN WILDPEAK A/T3WA(265/60R20) タイヤを組み合わせたボトムス。TRDのスキッドプレートもオプションだ。リアサスはリジッド+リーフからマルチリンク+コイルへと大変更され、乗り心地は大幅に改善されている。

3M7A6375

エンジンルームに余裕がある3.5LのV6ガソリンツインターボユニットを搭載。可変バルタイ&リフト機構を吸排気に備えるデュアルVVTiシステムや高温となる圧縮エアを冷却し酸素密度を向上させる水冷式インタークーラーを採用。先代の5.7LのV8ユニットを上回る、最大出力389hpと最大トルク66.3kgmを発揮。

3M7A6516
3M7A6558
3M7A6552
3M7A6533
3M7A6560

インパネ中央には8インチのタッチスクリーンをインストール。Apple CarPlayとAndroidAutoを搭載しているため、スマホを繋げば、Googleナビやハンズフリーフォン、AppleMusicなどの音楽アプリなども楽しむことができる。

速度、回転、油温、燃料、電圧はアナログ指示となるメーター。中央には4.2インチのマルチインフォメーションディスプレーが収まる。シフトの後方には2H、4H、4Lの切り替えスイッチと、エコ、ノーマル、スポーツから選択できるドライブモードのセレクタが付く。

3M7A6537
3M7A6540

シートは前後とも明るめのカラーのファブリックトリムを採用。シートサイドにはハニカムデザインをあしらった凝ったデザインのシートだ。リアシートは座面を持ち上げて広い収納スペースを作り出すことができるフォールデン式を採用している。


contact-or500

COLUMBUS AUTO CENTE

TEL:042-332-0035
HP: https://columbus-japan.com/index.aspx

コロンブス連載記事はこちらから


PHOTO:清野央
TEXT:マーク清原
アメ車マガジン 2022年 5月号掲載

関連記事

RELATED


タンドラ新旧モデルを検証。フルモデルチェンジでイメージを一新!!

トヨタの人気モデル「タンドラ」が15年振りにフルモデルチェンジして第三世代へと生まれ変わり、新たなステージを切り拓くべくデビューを果たした。
3代目となる新型タンドラはというと、デザインテーマに「テクニカルマッスル」を掲げており、これはパフォーマンス性能の飛躍とピックアップトラックらしい強靭さの向上を狙ったもの。
今回はそんなタンドラの新旧モデルを比較してご紹介していこう。
Text & Photos|アメ車MAGAZINE編集部

タンドラの新色キャバリーブルー、ピックアップもカラーで楽しむ

2021 TOYOTA TUNDRA SR5

改めて初代タンドラを目にすると、日本でも運転しやすいジャストサイズ

2006 TOYOTA TUNDRA SR5

トヨタのタンドラって何がスゴイ?逆輸入車の知名度を押し上げた初代を解説

トヨタの「タンドラ」といえば、言わずもがな欧米でも絶大な人気を誇り、日本の「アメ車」として有名な逆輸入車だ。特にタンドラは第二世代がフォーカスされがちだが、この地位を築き上げたのは初代あってこそ。今回はそんな初代モデルについてご紹介。

Text & Photos|アメ車MAGAZINE編集部
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載

フルモデルチェンジしたタンドラは常識を覆す快適な乗り味を手に入れている

IMPRESSION
2022 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition TRD Off-Road Package

 

最新記事


2024/04/26

ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】

SUV

シボレー

ラッピング&ペイント

「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に

2024/04/25

LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー

クーペ

ダッジ

ホイール

チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。

2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!

2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

ランキング


2024/04/25

LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー

クーペ

ダッジ

ホイール

チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。

2021/08/09

【マッスルカーの頂点”シボレー・シェベル”】当時の最強仕様454 LS‐6にオマージュ!

クーペ

シボレー

GMのマッスルにおいて最もポピュラーで人気のシボレー・シェベル。今回ご紹介する車両は当時の最強仕様である454 LS‐6をオマージュして、そのポテンシャルを再現すべく、現代版としてモディファイ!オーナーがこだわりつくしてアップデートしたカスタムをご紹介していこう。

1970 CHEVROLET CHEVELLE SS396

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!