白いボディの各部にゴールドの差し色を施したダッジラム。
![](/cms/amemaga/uploads/2018/12/DSC_3881.jpg)
とにかく目立つ、迫力満点のラグジースタイルで作り込まれた2005年型ラム。
ショーカーのようなオンリーワンのラムに DODGE RAM
とにかく目立つ、迫力満点のラグジースタイルで作り込まれた2005年型ラム。外装だけでなく、足回りからオーディオまでオリジナルのカスタムが施された超ド級のカスタムカーなのだ。
迫力のスタイリングとゴージャスさを両立
白いボディの各部にゴールドの差し色を施したパーツやピンストライプでラグジーな雰囲気を漂わせるラム。オーナーの山野さんはピックアップトラックが好きということで、愛車にこのラムを選んだ。3代目ラムの前期最終型である2005年型をベースにしているのもコダワリなんだとか。
購入から約5年が経った現在、このスタイルに仕上がったというが、とにかく細部まで手が加えられていることに驚かされる。カスタムショーなどでの入賞を目指し、迫力あるラグジースタイルに仕上げてきた。ガルウイング化したドアなど目立つ外装だけでなく、ラフカントリーの足回りにもペイントが施され、普段はあまり見えない部分にまでラグジーな雰囲気を追求している。
さらにショーカーのような出で立ちに見せているのが、ピックアップトラックの特徴でもある荷台部分。そこには、これでもかと感じさせる複数個のウーハーが搭載されていて腹にまで響くような重低音を奏でるのだ。この荷台部分、ショーカー的な要素と普段使いでの機能性の両方を満たしている点にも注目したい。
荷台にはバギーを積むことを考慮し、縞鋼板が敷かれている。積載時の利便性を考慮して、リアのサスペンションにはエアサスが組み込まれていて、載せやすいようになっているのだ。
ラムの特徴でもある大きなフロントグリルは、スポーティなメッシュタイプのグリルに交換されているが、メッシュ地はもちろんゴールドで仕上げられ、ラグジーな雰囲気を主張する。
これに合わせてヘッドライトのインナー部分もボディカラーの白色とゴールドで仕上げ、サイドミラーやドアノブなどもゴールドに。クルマ全体にゴールドを差し色として大胆に取り込んでいることで、ラグジュアリーさを盛り上げているのだ。
このラムのカスタムで注目すべき箇所の1つが荷台部分に積まれたウーハー。これでもかというほど多くのウーハーが搭載され、ショーカー的な要素を漂わせている。迫力ある重低音でイベント会場などで自車の存在を大きくアピールしてくれるのに効果的。
奥行きのあるリム幅に驚かされるホイールは24インチのスペシャリティーフォージドをチョイス。スポーク部分にも、もちろん白×ゴールドの差し色を施す。なおタイヤサイズは305/35R24。
ラフカントリーのサスキットをベースに、ワンオフで製作された足回り。ここにも白×ゴールドでペイントが施されている。リーフサスも24Kゴールドで仕上げるなど、そのコダワリは半端ない!
車内はインパネ回りにも全面的に手が加えられ、ボディ同色の白色でコーディネート。ピックアップトラックの実用性重視のインパネとはガラリと雰囲気を変え、ショーカーらしさを引き立てた。後部座席にはオーディオ関係の機器を積み、システムを構築している。
■OWNER:山野 初 ■PHOTO & TEXT:相場恒弘
アメ車マガジン 2018年 10月号掲載
最新記事
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_45I0244.jpg)
2024/07/27
キャデラックはいかがでしょう?【キャデラック葛西/シボレー葛西】
GMの最高峰モデルに君臨するキャデラック。贅を尽くした高級ブランドというイメージが強いが、大統領専用車に採用されることから「絶対的な信頼性」も重視しているのは言うまでもない。単なるステータスではなく、アメリカの象徴と言えよう。
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_DSC7442.jpg)
2024/07/26
物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!
燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/DSC_2937.jpg)
2024/07/25
ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】
70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_DSC7249.jpg)
2024/07/24
アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ
名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。