【ダッジラム SRT10】マッスルピックアップ界の重鎮にして最高峰モデル

ピックアップトラック

ダッジ

アメマガ2023年5月号

ラム SRT10

BPS

京都府

SOUL OF MOPAR

ダッジブランド最高峰にしてスーパーカーな立ち位置であるバイパー。モパーマッスルと一括りにできないV10エンジンを搭載する独自路線の個性派だが、さらにマニアックなキャラクターとして存在するのがダッジラムSRT10だ。

SOUL OF MOPAR -我らを魅了して止まないモパー-


バイパーと同機の8.3ℓV10を搭載する“羊の皮を被った毒蛇”

'05 DODGE RAM SRT10

2004年から2006年までのわずか3年間のみ製造されたダッジ・ラムSRT10。現行モデルで言えばTRXが700hpオーバーのモンスタートラックとして注目を集めているが、まさに当時、TRX同様にモンスター級のハイパフォーマンスエンジンを搭載したフルサイズトラックとして話題となった名車だ。

搭載するユニットはバイパーと同じ8.3ℓV10で、パワーは510hp、トルクは525lb-ft。数値は昨今のヘルキャットには及ばないが、8速ATで操る現行モデルとは異なり、半分の4速で堪能するV10エンジン独自のフィーリングを愛してやまないマニアも多い。

バイパーがほかのアメ車とは一線を画す特異な存在として捉えるとすれば、このラムSRT10も同様にほかのフルサイズトラックとはまるで別物。羊の皮を被った狼に例えるよりもバイパーにちなんで毒蛇と例える様に、見た目はラムトラックでも走りはバイパーと何ら遜色のない走りが楽しめる。また、その気になればモパーマッスルカーのみならずGM、フォードの走りに徹したスパルタンなモデルをも上回るポテンシャルの高さも特筆物だ。

シングルキャブには6速MT、4枚ドアのクアッドキャブには4速ATが組み合わされ、普段使いとスパルタンな走りを両立したい貪欲なユーザーには断然このモデルが刺さる。既にその稀少性は年々高まってきており、程度の良い個体は激減している中での販売在庫となるだけに、探し求めていたマニアにとっては必見の一台と言えるだろう。

SRT10の個性であるボンネットや専用バンパーからも、タダならぬオーラが漂う。現車はダウンサスでほんのりロワードフォルムに整えつつも、安易な社外ホイールへの換装を控えたSRT22インチホイールやブレンボブレーキシステムをストック。オリジナルを重視したスタイリングも魅力的。

8.3ℓ V10 OHV エンジンを搭載するフルサイズトラック。510hpを誇り最大トルクは525lb-ft。余談ではあるが8.3ℓもの大排気量でも自動車税が1ナンバー価格で乗れるってところもお得。また4枚ドアで6人乗車+ 広大な荷台付でバイパーの走りが楽しめるとなれなメリットしか見当たらない。

バケットタイプのシートが標準で備えつけられ、フロントのセンターシートは可倒式となっているため、ベンチシートとしてもコンソールとして使用可能。ピラー部分には純正でメーターがレイアウトされておりレーシーな装いが際立つ。内装の状態からもコンディションの良さがうかがえる。


BPC
TEL:075-204-1216
https://bpc-kyoto.com/


Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2023年5月号掲載


関連記事

RELATED


走りを楽しむCHALLENGER OWNER 続々CARBOXに集結中!!

アメ車を長く乗る秘訣として、「走ることを楽しむ」ためのスタイルを優先する広島のカーボックス。それに共感するオーナーは年々増加し、競い合うように上を目指している。そんなチャレンジャーオーナー達の撮影会を開始!

購入もアフターもオールインポートが選ばれる理由

関東でチャレンジャー&チャージャーのオーナーが集まるショップといえば、埼玉県のオールインポートの名が挙がる。大きな理は、品質の高い車両・透明性のある車両価格表記・オリジナルパーツを含むカスタム技術だ。

20年乗り続けるほど愛して止まないラムバンの魅力とは…

モパーとしてもフルサイズバンとしても、アウトドアとしてでも様々なシーンにマッチするラムバン。ただ今回紹介するラムバンのオーナーは20年愛用する筋金入り。彼を虜にして止まないラムバン独自の魅力をベテランから学ぶ。

【CSベースカスタムズ】社長自らがカスタムの第一線で楽しむ姿勢が魅力の素

カスタムを主軸とするショップにとって、デモンストレーション的に自社がどのジャンルのどんなカスタムに秀でているかを伝えることは何よりも大事。その要素を存分に取り入れつつもショーカー、デモカーとして、さらに自らの愛車として楽しむ姿勢はリアリティに溢れる。

【DODGE DURANGO SRT HELLCAT】SUVの概念を超えた、正真正銘のモパーマッスル

710hpのハイパフォーマンスに加えて、けん引能力は約4トン。3列シートSUV史上最高峰のハイスペックを誇るデュランゴSRTヘルキャット。当初は2021年モデルだけの一年間限定生産だったものの、熱い要望に応えて2023年モデルからラインナップに復活!

 

最新記事


2026/04/16

アメ車マガジン2026年6月号 絶賛発売中!

雑誌

アメ車マガジン2026年6月号 絶賛発売中!

2026/04/14

【SEMA SHOW 2025】時代が進化してもクルマは楽しむものである!

イベントレポート

世界最大のアフターマーケット見本市「SEMAショー」。カスタムやレストア、塗装、ラッピング、電装品、工具などのお披露目の場だが、それらを用いたカスタムカーもショーの醍醐味だ。

2026/04/10

【KMC KM554 AZTEC】ビードロックスタイルによりピアスボルトが逞しさや力強さを演出

ホイール

MLJ
KMC KM554 AZTEC

2026/04/10

【リンエイ】Jeepラングラーの特長を押さえたカスタムを得意とする

ショップ

RINEI【リンエイ】

ランキング


2026/04/16

アメ車マガジン2026年6月号 絶賛発売中!

雑誌

アメ車マガジン2026年6月号 絶賛発売中!

2021/03/05

【1994年型シボレー・カプリス】クラシックでモダンな曲線基調の魅力を探る

セダン

1990年代のアメリカ自動車シーンを代表する車、1994年型シボレー・カプリス。クラシックとモダンのバランス保ちながら大幅にモデルチェンジした4代目カプリスは、タクシーやパトカーの人気モデルであり、セダンやステーションワゴンなど様々なボディスタイルがあった。この記事では、モダンなスタイリングが今日でも魅力的な点について熱くご紹介する!

1994 Chevrolet Caprice

2026/04/14

【SEMA SHOW 2025】時代が進化してもクルマは楽しむものである!

イベントレポート

世界最大のアフターマーケット見本市「SEMAショー」。カスタムやレストア、塗装、ラッピング、電装品、工具などのお披露目の場だが、それらを用いたカスタムカーもショーの醍醐味だ。

2018/04/21

夢をカタチにしてくれる プロスピード流マスタング【プロスピード】

クーペ

フォード

岐阜県を本拠地とするカスタムショップ「プロスピード」。同店はマッスルカーからSUVまで、多様なアメ車をカスタムするセンスにも長けている。同店が提案するマスタング2台は、憧れをカタチにしてくれるッ!