長男が憧れたハマーH2、助手席に乗った父と弟も一瞬にしてアメ車の虜に!

家族ぐるみで楽しむ夢のアメ車ライフ!
俺たちのアメ車ライフ
OUR AMERICAN CAR LIFE
American Cars & Parents and their children
長男が憧れたハマーH2をキッカケに道ずれ!
家族ぐるみで楽しむ夢のアメ車ライフ!
ハマーH2がデビューするやHUMMERと名の付く玩具が大流行したため、その当時はまだ小学生だった長男にH2のラジコンを買ってあげた父だったが、長男はこれをキッカケにH2に憧れ続け、等身大のH2をゲット!助手席に乗った父と弟も一瞬にしてアメ車の虜に!
親族がアメ車に乗る事でアメ車の存在が身近に!
以前取材させていただいた九州のオーナーさんから「親子3人でアメ車に乗っている面白い家族が居るので、ぜひ取材してあげてください!!」と聞いて、いざ熊本へと足を運んだ編集部。到着するや、待ち合わせ場所に3台連ねて登場!V8サウンドを轟かせて、H2とラムトラック、そしてCTSが並んだ姿はもはやアメ車仲間たちのプチツーリングやミーティングそのもの。
そのドライバーが父、長男、次男と聞けば、ちょっとぶっ飛んでいる親子であることは容易に想像が付く。失礼ながら降りてくるまでは〝きっとやんちゃなオーナー〟なんだろうなと心構えをしつつ待ち合わせ場所で待機していると、お孫さんの写真をプリントしたTシャツを着た父、そして美容師の長男KAZUMAさん、ユーモア溢れる二男のラムトラ野郎さんが現れて、思っていたよりもフレンドリーで気さくな笑顔に良い意味で拍子を抜かれた次第(笑)。
聞けば、お孫さんは長男KAZUMAさんのお子さんで、KAZUMAさんがH2に乗り始めたのをキッカケに、父と弟が影響を受けてCTS、ラムトラックに乗り始め、気が付いたら親子で3台のアメ車という図式になっていたらしい。
それ以前の父はというと、某国産希少車にハマっていて、部品の供給が難しくなりながらも意地で乗り続けていたというけれど、「孫を乗せて走っている時にエンジントラブルやミッショントラブルで止まってしまったら大問題!」と、孫の誕生をキッカケに安心・快適なクルマへの乗り換えを決意。あれほどハマっていたのが嘘だったかの様な方向転換。孫の力は実に偉大だ(笑)。
そこで長男の影響でアメ車が身近だったこともあって、アメ車に限定してクルマ探しを決行。大阪のディーラーでプレミアムセダンであるCTSを見つけて、これなら孫も安心して乗せられると即決したのだった。その孫の父親である長男KAZUMAさんは、ちょうどラジコンが面白くなる年頃にハマーH2が大流行していたということもあって「いつかはハマーH2!」を胸に秘めており、それを実現させたドリームズ・カム・トゥルーなエピソード。
子供が二人いてもファミリーカーとして最適とされるミニバンには一切目もくれず、助手席と後部座席にチャイルドシートを設置して、これが我が家のファミリーカーと主張。そして弟のラムトラ野郎さんはというと、父がセダン、兄がSUVとなれば「荷物を積めるトラックが良いんじゃないか?」という二人の勧めを受けて、愛嬌のあるフェイスが特徴的な2004年型の赤いラムトラオーナーに。
購入当初はトノカバーの付いたスタイルだったが、積載性をフルに発揮すべく本国ワークスタイルにアレンジ。さらに驚いたのが、近々エアストリームを購入してアンティーク雑貨やカフェを母が営むというプランも計画!そうなればある意味家族全員がアメ車オーナーとなり、長男や次男の愛車でエアストリームを牽引する移動式店舗なんて面白い話も展開中。
長男から始まったアメ車ライフではあるが、現在は誰よりもアメ車の虜である父。この調子でいくと溺愛するお孫さんが大きくなったら、迷わずアメ車をプレゼントすることだろう(笑)。したら今度は三世代で登場願おう♪
家族それぞれが然るべきアメ 車に乗ることで弱点を払拭!
2012 Cadillac CTS
フェイスデザインが一新された2012年型CTS。ラグジュアリースポーツセダンとしてスタイリッシュなフォルムと落ち着いた深みのあるボディカラーは、落ち着いた大人が乗るのに最適な一台! フルノーマルでも十分魅力的。
低走行でコンディションの良いディーラーモデルを見つけて即決。キャデラックらしい仕立ての良いインテリアは妻からの評判も上々。コンフォータブルでセーフティーなハイスペックセダンなら、お孫さんも安心して乗せられますね♡
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OWNER G.G
2004 Dodge Ram
FUEL17インチホイールにオーバーフェンダーを黒で統一。レッド×ブラックを基調にクロームをアクセントとしたバランスの良いコーディネートが好印象。フロントベンチも解放感抜群!
本国のトラッキンライフに影響を受けて、積載性の向上とワークテイスト溢れるフォルムを両立。車種専用設計のためフィッティングも上々。4m超えの長尺物でも積載できるトラックラックが西海岸やハワイで走っていそうな雰囲気を盛り立てる。
OWNER ラムトラ野郎
2003 Hummar H2
グリルやボンネット、テールレンズアッパーのクロームをブラックアウトさせてワイルドにしつつも極端なリフトアップを避けてファミリーユースとしても活躍させるハマーH2。
ラゲッジスペースにはHUMMER好きが高じて集めた保冷バックやラジカセ、そして趣味のスケボーにお子さんのストライダーを積載。背面タイヤはセンターポジションの社外品で4本出しのステンレスマフラーと共にリアアングルの印象をワイルドに演出。
OWNER KAZUMA ☆H2
■Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2018年 11月号掲載
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