アルコアホイールと定番スタイルだったバンデューラを大胆リメイク
80'sバニングスタイル
80'sバニングスタイル × GULFカラーへと大胆リメイク
Let's Enjoy American Van Life
かつてはブラックボディにメッキバンパー、アルコアホイールと定番スタイルだったバンデューラ。本誌2016年4月号のドッグス&カーズ企画で登場した浅海さんの愛車を、二年半の歳月をかけて大胆リメイク。
1991 GMC VANDURA

どうせ塗るならと仕組んだGULFカラーがポイント
以前ドッグス&カーズ企画で奥様と愛犬と共に登場してくれた浅海さん。3匹の愛犬と夫婦での生活をランドクルーザーとともに過ごしていたが、さすがに手狭となってGMC・バンデューラを購入。
掲載当時はオリジナルのブラックボディ×クロームバンパーの定番スタイルだったが、メンテナンスで訪れているファーストが、東京オートサロン出展に向けてトリプルフレイムスを取り入れたカスタムペイントC3を製作していたのを工程から見ていた。
そこで影響を受け、オールペンの相談へとファーストへ訪れるや否や「どうせ塗るなら〝一癖〟付けて個性的にやりましょう!」と意見が一致したことが始まり。

打ち合わせを重ねる中で、100年以上の歴史を誇るオイルメーカーの老舗「GULF」カラーへと辿り着いたが、フォードGT40を筆頭に様々なレースカーに採用されている配色だけに、フルサイズバンでいかにセンス良くカラーコーデしていくかが一番の悩みどころではあった。
しかし「ここに一本ラインを加えましょう!」とか「サイドラインのフロントエンドは先端に向かってシェイプさせていこう!」「せっかくだから両サイドにピンストで想いを込めたレタリングを入れてみてはどう?」といった感じに着々と進行。
経験豊かな大森さんのアイデアと、発想力に秀でた浅海さんのタッグは思いのほか息がピッタリでトントン拍子に事が進んだ。




センターに太く一本だと面白味に欠けるからと、もう一本細いラインを付け足してアレンジ。マットブラックフェイスに鮮やかなライトブルー×オレンジのカラーコントラストも好印象。両サイドにはオーナーの想いを込めたレタリングを取り入れた。
一番の魅せ場は、レースカーらしさを存分に発揮するフロント下がりなエイティーズ・バニングスタイル。あえてフロントタイヤの外径を265から245へとダウンさせて仕立てたこのフォルムが肝となり、当初はオリジナルグリルやメッキバンパーを新調する予定だったが、レーシーな雰囲気を色濃くすべく既存のグリル&バンパーをマットブラックにペイント。これが吉と出てレースカーらしさを演出させた。



フロント245/60R15、リア285/70R15と前後で異なるサイズのタイヤをチョイスし、リム幅の異なるデイトナブラックホイールで仕立てたフロント下がりフォルムもGULFカラーに良く映える。元々装着されていた両サイド出しマフラーも抜群のアクセントとなってフルサイズバンなのにレースカーらしい雰囲気を存分に醸し出している。




ウッドをあしらったインテリアは当時モノをストックしつつも、劣化の激しかったインパネ周辺を中心にニスを塗って補修。その際、ペーパーで何度も磨いて面を綺麗に処理することでウッドそのものが生まれ変わったかの様に。セカンドシートはセンターテーブル付きのキャプテン仕様で最後尾にはベッドを完備。

オリジナルを忠実に守るのも、定番カスタムに勤しむのも悪くないが、大胆なリメイクを施すのもフルサイズバンライフの醍醐味と言えるだろう。
■Thanks:F.A.S.T
TEL:06-6784-1976
HP:http://fast1976.jp
■Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載
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