自他ともに認める「目立ち好き」だからレアものグラフィックが誘う どこでも目立てるエスカレード

SUV

キャデラック

グレイスキャブ

American Car Life of Young Guys

アメマガ2019年1月号

エスカレード

「似合う」と言われてビビッと来て購入
American Car Life of YOUNG GUYS


アメ車を愛する若者たち

若い僕たちがアメ車を選んだ理由とは…
ここ最近よく言われる言葉として「若者のクルマ離れ」がある。果たして本当に若者たちはクルマに興味がないのだろうか?もちろんそういった一面があるのは事実かもしれないが、ここで紹介するのはクルマが好きで、アメ車が好きな若者たちばかり。そんな彼らが何故アメ車を選んだのかをじっくりと聞いてみることにしよう。

2002 Cadillac Escalade

エスカレード、Escalade

YOTAさん
目立つグラフィティが描かれたエスカレードに乗るのは、美容師アシスタントのYOTAさん。身近な知人がアメ車乗りで、しかも「似合うクルマがある」と言われたら、興味が湧いて買うのは仕方ない!?

「似合う」と言われてビビッと来て購入

国産のコンパクト系ワンボックスカーに乗っていたYOTAさんには、AIMIさんという彼女がいて、AIMIさんには年齢の近い従姉妹がいて、さらにその彼氏とも面識があった。そして、この従兄弟の彼氏がH2に乗っていたことが、YOTAさんをアメ車乗りにした大きなきっかけとなる。そのH2に乗せてもらう機会もあったため、肌でアメ車の魅力を感じてはいたのだろう。

なお、そのH2乗りは後にグレイスキャブのスタッフになった大野さんだ。その大野さんに「YOTA君に似合うよ」と言われたのが、このエスカレードである。裸体の女性が描かれたグラフィック、ガルウイング、フルエアロ、大径ホイールその他もろもろという、そのままショーに出せるレベルのカスタム車。自他ともに認める「目立ちたがり」なYOTAさんは、かくして即決したのだった。


2002 Cadillac Escalade、2002 キャデラックエスカレード
YOTAさんにとっては「父が昔乗りたがっていた」という、親孝行的な理由もあるらしい。だが掘り下げて聞くと、一番の動機はやっぱり「目立ちたいから」。カスタム多彩なクルマながら、特に気に入っているのは、有名アーティストのグラフィック。ただし、胸を露出した絵は刺激が強すぎる感もあるらしい。


2002 Cadillac Escalade、2002 キャデラックエスカレード
ひときわ目を引くグラフィックには「OG Avel」の銘がある。ローライダー界では世界的に有名なアーティストであり、そのグラフィックが描かれたクルマは世界に数台しかないという。オールペン、ガルウイング、ゼノンのフルエアロ、26インチディアブロホイール、カスタムインテリア、12個のモニターなど、カスタムは多彩極まる。






26 インチディアブロホイール

YOTAさんはアシスタントながら、愛知県江南市にあるヘアサロンで働いており、通勤にもエスカレードを愛用している。彼女のAIMIさんの親戚の彼氏が、グレイスキャブスタッフの大野さんという縁でアメ車デビュー。




YOTAさんはこのクルマをサポートするグレイスキャブについて、知人のひいきは抜きにして「クルマもカッコいいけど、そこにいる人たちもカッコいい。尊敬できる人ばかり」と絶賛する。ここで言う「カッコいい」とは、内面的な要素も含んでいるのだろう。

「カスタムにも興味が湧きました」と、愛車のお気に入り具合は相当なもの。スタイルを追求する職業でもあるYOTAさんとしては、きっと良いインスピレーションとなるだろう。


■取材協力/GRACECAB
TEL:0568-35-7790
HP:http://gracecab.jp/


■写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載


関連記事

RELATED


ブレインストームオリジナルの強靭塗料MAD JIGGER(マッド・ジガー)

ブレインストームオリジナルペイント[マッド・ジガー]

ESVの利点を最大限に生かし リムジン化計画に突入! 2004y CADILLAC ESCALADE ESV【JET CITY】

人情に熱く、様々なイベントを企画しユーザーと遊びを通して友好を深める広島県広島市のジェットシティ。広島近郊の、とくに若い世代からは絶大な支持を集めるショップだ。そのジェットシティが完成させたカスタムモデルが、04年型エスカレードESV

アメリカンSUVのビッグなボディはファミリーにも大好評!【キャデラックエスカレード】

2007 Cadillac Escalade

カスタム車両に囲まれた日常、だからこそ純正ライクが気分【キャデラック エスカレード】

岐阜県各務原市に店舗を構えるクアートのスタッフである山田さんが、人生初のアメ車として迎え入れたエスカレード。「社長のエスカレードに乗りたい!」と懇願し続け、第3子の誕生をキッカケに譲り受けた子育て世代にもマストなエスカレードの魅力に迫る!

【ROCCI FORGED】30年の歴史を誇る老舗ホイールメーカー

アメリカの最新トレンドカスタムを、日本に持ち込むM.S.Tオートモーティブ。様々なパーツの日本総代理店にもなっており、今最も推しているのが超個性的なデザインと高品質がウリのROCCI FORGEDホイールだ。

 

最新記事


2025/10/09

【2012 シボレーサバーバンLT】走りを楽しむなら 6ATモデルを狙え!

SUV

シボレー

ハマー・H2を主軸に高品質なアメ車を長年販売する埼玉県のSIC。今回、在庫車で注目したのが12年型のシボレー・サバーバン。07年から登場した第10世代のモデルだが、10年型以降はミッションが6ATになるなど走行性能がブラッシュアップされているため、より走りを楽しむことができるモデルとして狙い目だ。

2025/10/07

【1or8カスタムライドミーティング】初回より本誌で追い続けてきた

イベントレポート

1or 8 Presents AMERICAN CUSTOM RIDES MEETING
11th May 2025
高鷲スノーパーク駐車場

2025/10/02

【ClassicForged】鍛造削り出しなので、スタイリングだけでなく強度と軽さも追求

ホイール

ホイールを履き替えるだけで、クルマの印象はガラリと変わる。比較的新しいモデルならどんなホイールも似合うが、ビンテージカーオーナーにとって、切実な問題でもある。

2025/09/30

【37th ムーンアイズ ストリートカーナショナルズ】お台場に個性豊かな車両がずらりと並んだ

イベントレポート

37TH MOONEYES STREET CAR NATIONALS
11th May 2025
お台場青海地区駐車場

ランキング


2016/12/08

【1965y ポンティアック カタリナ】ただでさえ渋いポンティアック中でもカタリナは最上級の渋さ!

セダン

ビンテージ

ポンティアック

1965y PONTIAC CATALINA
マルセロ

2025/10/09

【2012 シボレーサバーバンLT】走りを楽しむなら 6ATモデルを狙え!

SUV

シボレー

ハマー・H2を主軸に高品質なアメ車を長年販売する埼玉県のSIC。今回、在庫車で注目したのが12年型のシボレー・サバーバン。07年から登場した第10世代のモデルだが、10年型以降はミッションが6ATになるなど走行性能がブラッシュアップされているため、より走りを楽しむことができるモデルとして狙い目だ。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2018/12/31

アメマガ×としまえんコラボイベント アメマガミーティングプチ in としまえん ユーザーエントリーカー②

アメマガミーティング

会場に並んだ52台のアメ車たちを一気見せ!②