チャレンジャースキャットパック・シェーカーは、392SRTと同じエンジン搭載

クーペ

ダッジ

チャレンジャー

392 HEMI

THE PICK UP TEST DRIVE

オールインポート

アメマガ2019年4月号

チャレンジャーSCATPACK Shaker

埼玉県

TO THE LIMIT!!

シェイカーフード

2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR


2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR、2016y ダッジチャレンジャー 392 HEMI スキャットパック シェイカー

2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR


MODERN MUSCLECARS  TO THE LIMIT!!  過激さへの挑戦に終わりはない
THE PICK UP TEST DRIVE

快速&見た目のインパクトも絶大、狙い目チャレンジャーがコレだ!


チャレンジャー 人気が続くなか、これから購入を検討する人も多いだろうが、そこで悩むのがグレードの選択だ。トップグレードのデーモンも含めると16グレードが存在するだけに、一体何がベストチョイスなのか迷ってしまう。そこでオススメなのが、SRTと同じ392エンジンを積み、 シェーカーフード を備えたスキャットパック・シェーカーだ。

392SRTと同じエンジン搭載でも車両価格は安いスキャットパック・シェーカー


2ドアクーペという特殊なモデルに関わらず、日本のアメ車業界の押しも押されぬエース的な存在となった ダッジ・チャレンジャー 。2015年イヤーモデルでマイナーチェンジが行なわれ、グリル&テールは71年型モデルをモチーフにしたクラシック的なデザインに変わり、インパネを中心とするインテリアは大幅に一新。既存エンジンラインナップは変わらないものの、新たに6.2ℓ V8+スーパーチャージャーを搭載する ヘルキャット が登場した。走りに関しては、オートマモデルが5速ATから8速ATに進化したのが最大のポイントだろう。
15年から ヘルキャット が追加され、18年にはデーモンも加わり、特別仕様車を除いても チャレンジャー のグレードは全16にも及ぶ。これから購入を検討する場合は、とにかくこのグレードで大きく悩むことになる。
まず判断の基準となるのは、エンジンタイプだろう。V6かV8か、5.7ℓか6.4ℓか6.2ℓスーパーチャージャーか。試乗すれば明らかだが、当然ハイスペックエンジンのほうが加速力は高い。あとは予算ということになるが、 ヘルキャット (6.2ℓ)は1000万円近くになり、392SRT(6.4ℓ)も安いとはいえない。
そこでオススメなのが、392SRTと同じ6.4ℓを搭載し、ボンネットを突き抜ける吸気装置の シェーカーフード を備える392HEMI・スキャットパック・シェーカーだ。ボディベースはあくまでもR/Tグレードであるため、新車価格は392SRTと比べて安いのだ。埼玉県の オールインポート に本国1オーナーの16年型同グレードが販売中で、爆発的な加速を体験すべく試乗を行ってみた!

IMPRESSIONS
6.4ℓと最新の8ATの組み合わせは無限の加速を見せてくれる2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR、2016y ダッジチャレンジャー 392 HEMI スキャットパック シェイカー


過去に チャレンジャー のすべてのエンジンタイプに試乗したことがあるが(デーモンは除く)、いずれも気持ちよく走れるのは間違いない。確かにV6とV8を比べれば、より走りが楽しいと思える加速はV8が圧倒的に感じる。では同じV8でも5.7ℓと6.4ℓの違いはどうかといえば、こちらもかなり違う。エンジン単体の力強さはもちろん、2015年イヤーモデルから搭載される新型8速ATとの組み合わせにより、スタートから絶大な加速をスムーズに導き出し、息継ぎなしでシフトアップしていく様は圧巻だ。8速を最大限活かすなら、6.4ℓはベストチョイスだろう。

いずれは欲しくなるハイスペック、だから最初に6.4ℓを買う!


スキャットパック・シェーカーは、自然吸気のトップグレードである392SRTと同じエンジンに加え、ブレンボブレーキやビルシュタインショックを装備するなど強化パーツも追加されている。ボンネットのギミックだけじゃなく、本当に走りを楽しめるグレードだ。
2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR、2016y ダッジチャレンジャー 392 HEMI スキャットパック シェイカー

392SRTと比べて、装備面は劣らない


とにかく多い チャレンジャー のグレードだが、基本モデルとなるのはV6のSXT、GT、5.7ℓ V8のR/T、T/A、6.4ℓ V8のSRTの5グレード。ここに、プラス、シェーカー、スキャットパックの各追加装備が加わったグレード展開だ。
紹介する392HEMIスキャットパック・シェーカーは、ボディベースがR/Tで、シェーカーとスキャットパックの装備が加わったグレード。シェーカーは、ボンネットの吸気装置が特徴的な シェーカーフード 、スキャットパックは、エンジンが6.4ℓに向上し、ブレンボブレーキ、ビルシュタインショックなどが装備され、SRTに劣らない強化仕様となる。もちろんSRTは、さらに改良されたビルシュタインショックなど、様々な部分がアップデートしているので、自然吸気エンジンではさすがのトップグレードといえる。そんなSRTと同じエンジンで、強化パーツも各所に装備し、見た目も刺激的な シェーカーフード も備えるスキャットパック・シェーカーが、SRTよりも車両価格が安いとなれば、検討の余地があるだろう。
撮影した オールインポート では、同モデルの他に、R/Tスキャットパックも在庫しており、 シェーカーフード の有無の比較も可能。こちらも、最安で6.4ℓに乗れる注目車両だ。
392HEMIスキャットパック・シェーカーとなる。モパ ーコールドエアインテークに変更され、シェーカーフ ードの吸気部もダミーではない。

チャレンジャー のスーパーチャージャー搭載車を除く自然吸気エンジンは、3.6ℓV6 DOHC、5.7ℓV8 HEMI OHV、6.4ℓV8 HEMI OHVの3タイプ。6.4ℓを搭載するグレードは、392SRT、R/Tスキャットパックと、この392HEMIスキャットパック・シェーカーとなる。モパーコールドエアインテークに変更され、 シェーカーフード の吸気部もダミーではない。
ボンネットを突き抜ける吸気装置がシェーカーフード
ボンネットを突き抜ける吸気装置が シェーカーフード 。エンジンの振動と共に揺れる姿(シェイク)を見れば、走る意欲が掻き立てられる。
ブレンボ4ポットブレーキ、ビルシュタインショックで強化され、ホイールはSRT専用の20インチ。
ブレンボ4ポットブレーキ、ビルシュタインショックで強化され、ホイールはSRT専用の20インチ。
のシェーカーストライプのデカールが施されている

リアエンドには、オプション設定のシェーカーストライプのデカールが施されている。トランクルームは2ドアクーペだから狭いという訳でもなく、日常では十分の広さを備える。リアシートを倒して拡張することができるのが役に立ちそうだ。
レザーとアルカンターラのコンビのシート
レザーとアルカンターラのコンビのシート
レザーとアルカンターラのコンビのシート。フロントシートにはスーパービーのロゴも入る。

2015年イヤーモデルでマイナーチェンジし、インテリアデザインがリニューアル。デザインと共に、オートマモデルが5速から8速になったのが大きなポイントだ。

2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR、2016y ダッジチャレンジャー 392 HEMI スキャットパック シェイカー
2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR、2016y ダッジチャレンジャー 392 HEMI スキャットパック シェイカー
2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR、2016y ダッジチャレンジャー 392 HEMI スキャットパック シェイカー
SPEC
全長×全幅×全高 ●5026×2169×1460mm ホイールベース ●2951mm エンジン ●V型8気筒 HEMI OHV 排気量 ●6.4ℓ 最高出力 ●485hp/6100rpm 最大トルク ●65.7㎏-m/4100rpm トランスミッション ●8AT
 

試乗SHOP
ALL IMPORT【オールインポート】


所在地/埼玉県三郷市半田 1063-2
●TEL/048-959-9419
●URL/http://www.allimport.jp
●営業時間/10:00~19:00
●定休日/月曜日
ららぽーと新三郷やコストコが近くにある埼玉県三郷市の、オールインポート。カスタムやチューニングなどで注目を集めるが、販売する車両は新車並行・実走行・ディーラー車のみで、走行履歴明記・乗り出し価格まで掲示する安心の販売店でもある。チャレンジャー購入で最初に悩む車検時のレッドウインカーだが、同ショップではオレンジに改善した状態の価格を掲示しているので、追加費用は掛からないので安心だ。
ALL IMPORT、オールインポート
ALL IMPORT、オールインポート

Photo/古閑章郎
Text/相馬一丈
アメ車マガジン 2019年 4月号掲載

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