打倒ヘルキャットを掲げ、スーパーチャージャー搭載で勝負!

クーペ

ダッジ

アメマガ2019年4月号

埼玉県

TO THE LIMIT!!

HPP

チャレンジャー

2012 DODGE CHALLENGER SRT8 392
MODERN MUSCLECARS
TO THE LIMIT!!
過激さへの挑戦に終わりはない


2012 DODGE CHALLENGER SRT8 392

PRO CHARGER SUPERCHARGERS

オーナー/ゆういち626さん

純正でも十分な速さをみせる チャレンジャー だが、多くのオーナーは「より速く」を求め、モアアップのチューニングを施す。 チャレンジャー を始め、多くのモデルをチューニングする埼玉県の HPP に、打倒 ヘルキャット を掲げスーパーチャージャーを搭載したモンスター・チャレンジャーが登場!
 

最初は軽い気持ちが本格チューンへ突入

2012 DODGE CHALLENGER SRT8 392、2012 ダッジチャレンジャー SRT8 392

3年前までは ハマー・H3 のオフロードスタイルに乗り、チューニングとは無縁のアメ車ライフを送っていたオーナーのゆういち626さん。しかし、そのカスタムスタイルの弊害で「とにかく遅い」と感じるのがストレスだった。

そこで思い切って、12年型のチャレンジャー・SRT8 392を購入。 H3 とは比べ物にならない加速力に満足していたのだが、アメマガで チャレンジャー のチューニングの記事を見て「俺もやってみたい」と、埼玉県の HPP を訪れた。


当初は軽い気持ちでチューニングする予定でいたため、CPU書き換え、レーシングプラグ、レーシングオイルというメニューにとどめた。だが、このメニューだけでも愛車が劇的に変わるのを実感し、「もっと手を加えたらどこまで変わるんだろう」と、さらなるチューニングに興味が湧くことになる。まさに、チューニングの無限のループに足を踏み入れた、ゆういち626さんである。




車両購入時には チャレンジャー のトップグレードで最速だったSRT8だが、15年にスーパーチャージャーを搭載する ヘルキャット が登場したことで、ゆういち626さんのチューニングの目標が決まる。それが「打倒ヘルキャット」だ。

HPP独自のノウハウによりプロチャージャーという選択

ヘルキャット超えの700hpに到達!?

2012 DODGE CHALLENGER SRT8 392、2012 ダッジチャレンジャー SRT8 392

打倒 ヘルキャット に向け、ゆういち626さんが HPP の説明を聞いて出した答えがスーパーチャージャー(以下SC)の搭載だ。 HPP では自然吸気(NA)のままでも200hpのアップを導くチューニングは可能だが 、コストパフォーマンスを考慮すれば圧倒的にSC搭載のほうが効率がよく現実的。

しかも HPP では、エンジン上部に装着するキットタイプではなく、エアクリーナーやクーラントタンクを移設して装着するプロチャージャー製のSCを選択する。なぜこのタイプのSCを選択するかは HPP のノウハウの部分もあるので非公開だが、加速効率のきちんとした理由があってとのこと。

APRレーシングのフロントスプリッター
ダイナパックを使っての実数値は未計測だが 、実走行の燃料噴射量から考えるとプロチャージャーの公表値+200hp以上、カタログスペックの数値で言うと468hpか ら700hp近くには到達していると目算。メーカー公表値以上の数値は、SCキットをそのまま装着するだけでは実現不可能な数値であり、キット+αのチューニングで ヘルキャット 超えを実現することになった。


ゆういち626さんの要望によっては、 ヘルキャット をさらにブチ抜くメニューも HPP では可能。もしかしたら、そんな日も遠からずやってくるかもしれない。チューニングには、やはり無限の可能性がある。


ホイールはWELDレーシングの20インチを装着
APRレーシングのフロントスプリッター、ダウンサス、マフラーはボーラでエンドをチタン製に変更。ホイールはWELDレーシングの20インチを装着する。大きくパワーとトルクが上昇したことにより、タイヤはSタイヤに変更。通常のラジアルスポーツタイヤではこのパワーとトルクを全く受け止められず、セッティング中に急遽追加で装着したものだ。
 
純正のエアクリーナー、クーラントタンクを移設し、その空いたスペースに設置するプロチャージャーのスーパーチャージャーキット
グリル内にはプロチャージャーのスーパーチャージャーキットの インタークーラーが設置されている。
純正のエアクリーナー、クーラントタンクを移設し、その空いたスペースに設置するプロチャージャーのスーパーチャージャーキット。エンジン上部に装着するキットタイプではなく、 HPP 独自のノウハウにより、あえてこのタイプを選択している。

グリル内には同キットのインタークーラーが設置されている。スーパーチャージャーキット以外のチューニングやCPUセッティングなども含 め、700hpにもなる馬力が発揮されていると見込まれる。


Produce:HPP【High Performance with Precision】

HPP、High Performance with Precision
TEL:048-577-7341
URL:https://www.hpp-jpn.com


■Text & Photos|アメ車MAGAZINE
アメ車マガジン 2019年 4月号掲載


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