60's、70'sのモパー系を色濃く感じさせるプラムクレイジーに惚れた

クーペ

アメマガガールズ

ダッジ

プラムクレイジー

TO THE LIMIT!!

チャレンジャーRT SHAKER

チャレンジャー

アメマガ2019年4月号

DODGE CHALLENGER R/T SHAKER
owner:KANAKO


DODGE CHALLENGER R/T SHAKER

DODGE CHALLENGER R/T SHAKER、ダッジチャレンジャー R/T シェイカー

MODERN MUSCLECARS

TO THE LIMIT!!
過激さへの挑戦に終わりはない

プラムクレイジーが放つディープパープルの妖艶な色味と、シェイカーフードボンネットによる荒々しいワイルドフォルムに魅了された若き女性オーナー。
 

映画で目にした往年のマッスルカーの虜に

DODGE CHALLENGER R/T SHAKER、ダッジチャレンジャー R/T シェイカー

物心ついた頃からアメ車が好きで、映画を見ていても登場するクルマばかりを目で追っていたと言うKANAKOさん。なかでも71年型クーダを見た時は一瞬でひと目惚れし、死ぬまでに一度は所有すると決めている。そんな彼女とアメ車との距離が一気に縮まったのが高校生の時。

留学していたオーストラリアでダッジ やフォード が当たり前に街を走っている姿を見て、それまでは映画の中だけの世界だったアメ車が現実に。その後進学した大学では、当時付き合っていた彼が アバランチ に乗っていたこともあって、一緒にアメマガミーティング にも参加していたと言う。

DODGE CHALLENGER R/T SHAKER、ダッジチャレンジャー R/T シェイカー
現在KANAKOさんは中古車販売店に勤務しており、聞くところによると全国各地に店舗がある大型販売店。そのため常日頃から数多くのクルマと接しているだけでなく、いつかは71年型クーダを夢見ている彼女だけに、ほかの女の子よりは目が肥えてしまうのは当然だろう。ひとまず現実路線でKANAKOさんの目に留まり、初めてのアメ車として選んだのが チャレンジャー だった。しかもシェイカーで、ボディカラーはプラムクレイジー。


しかし、ゲットするまでの道のりが意外にも険しく、シェイカー&プラムクレイジーがセットであること条件に日本国内を探すも見つからず…。とはいえ諦められない彼女が次に取った行動は、本国の物件情報サイトでの検索。さすが本国だけにお目当ての物件が割と簡単に見つかったのはいいものの、ここで問題が。

何しろ輸入する術を知らなかったのだ。ここまで来たらより一層諦められない…。そこで相談したのがアーバンガレージ。ちなみに訪れた際にも店頭にはシェイカーが並んでおり、たとえ希望するカラーでなかったとしても待てなくなる人もいる中で、彼女はプラムクレイジーを頑として譲らずオーダー。そうして漸く希望どおりの チャレンジャー を手にしたのである。


納車してから約1年が経過する現在、土日出勤が当たり前の職業柄なかなかアメ車のイベントやミーティングに顔が出せないのが唯一の悩み。しかし、往復50kmの通勤でステアリングを握り、そしてシェイカーの鼓動を感じながら好きな音楽をかけて走らせる時間が至福の時だとか。アメ車を当たり前に走らせる喜びを若くして知る彼女だけに、71年型クーダもきっと夢では終わらせないだろう。


2014年の限定生産から2015年にラインナップとして加わったシェイカー。そして2016年より復刻したプラムクレイジーカラー。この組み合わせこそ当時を忠実に再現した復刻版だと本国で称賛されており、中古車が出ても即売するほどの人気を誇る。
 
過剰なカスタムは施さず、プラムクレイジーカラーのシェイカーが放つ魅力を崩さない様に乗って行きたいと語る彼女。本国で既に社外品のマフラーへ換装されていたこともあって、あとはホイールと車高をどうするか妄想中。
 


モデルチェンジでドライバーを囲う様なレイアウトとなり、洗練された印象になったコックピット。ホールド性の高いバケットタイプの純正シートは長時間乗っても快適そのもの。もはや特別なカスタムなど必要のないレベルのクォリティー。
 



ラムエアーを直に取り込むスクープがボンネットから突き抜けた構造の シェイカーフード 。エンジンの鼓動と一緒に振動(シェイク)することが名前の由来。この独特のフィーリングはシェイカーのみ体感できることから、本国でシェイカー人気が高いのも頷ける。彼女がシェイカーにこだわる理由がそこにあるのは言うまでもない。


■PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 4月号掲載


関連記事

RELATED


ワイルドスピードの虜!高校から憧れて夢中で手に入れたチャレンジャー

23歳の若さでチャレンジャーを所有する女性オーナーに取材。ワイルドスピード・メガマックスで衝撃を受け、カスタムカーカルチャーに興味を持った彼女。高校生から憧れのチャレンジャーを手に入れ、現在では 国家整備士資格まで所有し、メンテもカスタムも、できることは自分でこなすツワモノ。そんな彼女の愛車ライフをご紹介。

DODGE CHALLENGER SXT PLUS

チャレンジャースキャットパック・シェーカーは、392SRTと同じエンジン搭載

MODERN MUSCLECARS 
TO THE LIMIT!!
過激さへの挑戦に終わりはない
2016y DODGE CHALLENGER 392 HEMI SCAT PACK SHAKAR

ワイスピにハマった息子がキッカケでチャレンジャーライフがスタート!

長年取材してきた経験から、チャレンジャーやチャージャーに乗る方の多くはワイスピに何らかの影響を受けている傾向が強い。しかし息子がハマって親が買うってパターンはレア。そのキッカケと真相に迫る!

シェイカー乗るなら392! 赤いボディに赤い内装も譲れない!

乗りた車が明確な人は一切の迷いが無い。この色、このエンジン、そしてこの内装!予算で妥協しても後で後悔することを知っている彼女は、賢い買い物が出来る人。そんな女性は、自分時間の使い方も凄く有意義だったりするものだ

ラグジのコンプリートモデル、チャレンジャーSのボディラインを見よ!

TO THE LIMIT!! 過激さへの挑戦に終わりはない
LUXZ EDGE CUSTOMS CHALLENGER S

 

最新記事


2025/08/26

【1982 シボレー コルベット】走ることだけをとにかく優先し400cbiエンジンや5MTに換装

クーペ

ビンテージ

シボレー

ビンテージアメリカンを何台も在庫し、見比べてお気に入りの1台が選べる。東海カーズを初めて訪れた人は「夢のような空間ですね!」と驚きを隠せない。だが代表の細井さんは、愛車の見た目に関心はなく「いかに気持ちよく走れるか」を大切にしている。

2025/08/23

【ジェネラルホームアメリカン】憧れのリアルアメリカン住宅で毎日を楽しく過ごす

HOUSE

ジェネラルアメリカンホームで建築し、アメリカを感じながら生活を送るオーナーたち。すべてのオーナーに共通するのは、家族全員が毎日を楽しく過ごしていること。2024年にアメマガで紹介したオーナーを改めて振り返ってみよう!

2025/08/21

イベントをキッカケにショップを訪れる人も増加中【ALICE JACK 2025】

イベントレポート

ALICE JACK 2025
23th Mar 2025
アリスガーデン

2025/08/19

【ガレージジョーカー】本国との深いパイプで新たなカスタムを提案!

SUV

シボレー

本国アメリカと太いパイプを持つガレージジョーカー。そのパイプを活かし、消耗品はもちろん、希少な雑貨やカスタムパーツの輸入も行なっている。今回は、2024年に発売されたCKカスタムフェイスを装着したタホを紹介しよう。

ランキング


2025/08/26

【1982 シボレー コルベット】走ることだけをとにかく優先し400cbiエンジンや5MTに換装

クーペ

ビンテージ

シボレー

ビンテージアメリカンを何台も在庫し、見比べてお気に入りの1台が選べる。東海カーズを初めて訪れた人は「夢のような空間ですね!」と驚きを隠せない。だが代表の細井さんは、愛車の見た目に関心はなく「いかに気持ちよく走れるか」を大切にしている。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!

2020/09/01

マスタング史上最強のBOSS 429、859台にのみ搭載された極めて希少なBOSS 9

クーペ

ビンテージ

フォード

1969 Ford Mustang Boss 429