1世代前になった今だからこそゲットしたいフィフスカマロ

2011 & 2015 5th CAMARO
MODERN MUSCLECARS
2011 & 2015 5th CAMARO
過激さへの挑戦に終わりはない
ハイパフォーマンスなV8を選ぶか、楽しくエコノミニーなV6を選ぶか
中京圏を中心に、様々な車種の販売を手がけるGOOD SPEED。中でも、アメ車に特化しているのが、本誌でもお馴染みの
「SPORT名古屋」
だ。
ラングラー
などのSUVを数多く取り揃えているが、実はモダンマッスルカーも積極的にラインアップ中。今回はその豊富な在庫の中から、2台の
カマロ
をピックアップして紹介しよう。
近頃、
ラングラー
の人気が高まっている関係から、
SPORT名古屋
=SUV専門店というイメージは定着しつつある。確かに最近はメーカーを問わず、SUVの人気が非常に高まりつつある。だが、
SPORT名古屋
はSUVだけではなく「アメ車の専門店」。ゆえに、モダンマッスルカーなども積極的に取り扱っている。
今回紹介する
カマロ
はどちらも第五世代モデル。2005年に登場した
マスタング
や、2008年に復活した
チャレンジャー
の後を追う形で初代をオマージュしたスタイリングとなり、ある意味モダンマッスルの人気を確固たる地位へと押し上げたと言える。特に
カマロ
の場合、コンセプトモデルが映画「トランスフォーマー」で2007年から活躍していたこともあり、まさに待望のデビューであった。
今回取り上げるのは、2011年モデルのSSと、2015年モデルのRS。SSは何と言っても6.2ℓのV8エンジンが最大の魅力で、圧倒的なパフォーマンスを楽しめる。一方のRSは3.6ℓのV6を搭載。必要にして十分なポテンシャルを秘めており、経済性も高いのが魅力。
年式やエンジンの違いはあるが、新車当時の価格を考えれば、比較的リーズナブルになっており、ある意味今が狙い目だといえよう。しかも SPORT名古屋 では、走行距離が明確な正規輸入モデルだけを取り扱い中。豊富な在庫はもちろんだが、高い安心感も SPORT名古屋 の魅力だと言えるだろう。
2015 CHEVROLET CAMARO RS
精悍なマスクになった第5世代後期型
5thジェネレーションとしては最終モデルとなる、2015年型のLT RS。前期型と比べるとフロントグリルが薄くなり、バンパーなども全体的にシャープなデザインへと改められているのがポイント。どことなく、現行型の第6世代へと近づいた雰囲気を感じさせてくれる。
SSと比べると廉価版というイメージを持つ人が多いかもしれないが、
RS
でもノーマルで20インチのアルミホイールを採用。またボンネットにダクトが設けられており、こちらの方がスポーティさを感じるという人も多いのではないだろうか。
エンジンは3.6ℓのV6を搭載。ミッションは6ATを組み合わせる。「マッスルカーはやっぱりV8でしょ!」という人がいるとは思うが、必要にして十分過ぎるほどのスペックを備えており、ランニングコストなどを考慮すれば、
RS
は現実的な選択肢だと言えるだろう。
基本的な造形は、前期/後期でほぼ共通だが、後期型はオーディオなどのコントロール画面が大型化され、操作性が向上している。ステアリングのデザインも改められ、全体的にエッジが強調されたインテリアとなっている。
フロントタイヤは245/70R20、リヤタイヤは275/40R20を採用。20インチを標準で装着するが、突き上げを感じるようなことはない。前後共ディスクブレーキを採用するが、RSのブレーキは非常にオーソドックスな仕様となる。
2011 CHEVROLET CAMARO SS

マッスルカーはパワーだという人にはV8!
こちらは前期型の中でもヘッドアップディスプレイが標準装備され、装備面の充実が図られたモデル。走りを強調した赤の差し色が内外装の各部に施されているのがポイントで、否応なくただならぬ雰囲気を感じさせてくれる。
RSとの違いはやはりパフォーマンス部分が大きく、V8エンジンやブレーキ面が大幅に強化されている。経済性も重視したいが、やはりマッスルカーである以上、走りはスポイルできないという人に、特にオススメ。V6に約20万円かけてチューンしても、この差は決して埋まらない。
6.2ℓのV8エンジンを搭載。V6と比較するとエンジンルームに押し込められた感のあるパワーユニットは、圧倒的な存在感をアピールする。エアクリーナーはK&Nのファンネルタイプを装備。この個体のトランスミッションは、6ATとなる。
後期型と比べると、オーディオパネルなどに少しレトロな感じがある。とはいえ、ドアの内側からダッシュボードを貫く赤の化粧パネルは強烈で、ステアリングを握る気持ちを高ぶらせてくれる。レザーシートのヘッドレストにはSSのロゴもあしらわれ、オーナーの満足感も満たしてくれることだろう。
タイヤサイズはRSと同じで、意匠の異なるホイールを装着。ブレーキはブレンボが標準装備しており、6.2ℓのV8を確実に止めるためには必要不可欠。メーカー自らがチューニングを施したと言っても、過言ではバランスの取れた内容。
SPORT 名古屋アメ車専門店
Phone:0561-51-4092
URL:http://www.sport-inter.com/
Location:愛知県尾張旭市渋川町3-2-3
モダンマッスルカーからSUVまで、アメ車を常時100以上在庫する「アメ車専門店」のSPORT名古屋。今回ピックアップした車両は5thと6thカマロだが、店頭には様々なスタイルの車両をストックしている。
アフターフォローも充実しており、お気に入りの1台があったなら迷うことなく購入をオススメしたい。もちろん、自分のリクエストを先に出しておき、見つけ出してもらうという方法もアリだぞ。
■Photo:浅井岳男 ■ Text:空野 稜
アメ車マガジン 2019年 4月号掲載
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