MOPARの代名詞と言えるハイインパクトカラーを差し色として使用したクライスラー300C

Soul of Mopar
CHRYSLER 300C

CHRYSLER 300C
クライスラー系モダンアメリカンがスバラシイ理由
Soul of Mopar
MOPARを象徴する色を組み合わせ、個性だけでなく実用性も追求する
日常での快適性は損なわず、それでいてスタイルも追求したい。そんな理想を現実にするのが福岡のASJ。MOPARの代名詞と言えるハイインパクトカラーを差し色として使用し、個性と気品を醸し出す。
色というキーワードで独特なスタイルを追求
MOPARの魅力と言えば、ハイパフォーマンスな走りはもちろんだが、一度見たら忘れられないほど鮮やかな、ハイインパクトカラーも魅力の1つ。だが大胆すぎるそのカラーリングは、毎日乗るには少々勇気が必要かも。ここで紹介するASJの300Cは、プラムクレイジーを前面に押し出すのでなく敢えて差し色として使用することで、他にはない存在感を打ち出している。
ボンネットからルーフ、トランク部分のツートーン化はラッピングによるものだが、そこにピンストライプを加えることで、一瞬「ペイントか?」と思えるほど。内装もアルカンターラに張り替えを行なうが、こちらも基本的にプラムクレイジーを使用。MOPARをよく知らない人にとっては派手なクルマに見えてしまうかもしれないが、知っている人からすれば「なるほど」と唸らせてくれる、ツウ好みのカスタム。
サスペンションは前後で車高のコントロールが可能で、メモリー機能なども搭載したKROOZのSTRUTフルキットをチョイス。ご覧のように着地スレスレまでのスタイルを実現するが、車高を上げれば快適な街乗りが可能なのは言うまでもない。

足もとはSAVINIの22インチをチョイス。ここまでホイールを大径化するとブレーキが丸見えになってしまうが、前後共KROOZのビッグキャリパー&ローターに変更。キャリパーにはASJのロゴをあしらうなど、細部に到るまでコダワリが感じられる。



ノーズからトランクまでラッピングを実施。キャラクターラインを活かすことで、300Cの流麗さをうまく強調している。マフラーはワンオフ製作したもので、自分だけの仕様を追求する。インテリアはアルカンターラで張り替え、運転席左にエアサスのゲージを追加。もちろんここもプラムクレイジーをチョイス。行き当たりばったりでなく、トータルバランスをキチンと考えたカスタムだ。


フロントは245/30R22、リアは295/25R22をチョイス。SAVINIのセンターキャップもオリジナルカラーに変更し、色の統一を図る。ブレーキは前後共変更し、キャリパーにはASJのロゴを入れることで、ONE&ONLYなスタイルを実現。エアサスユニットはトランクルームにセット。比較的コンパクトなので、荷室が使えなくなるようなこともない。
Thanks:ASJ
TEL:092-410-3668
HP:http://auto-service-jun.jp
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2019年 5月号掲載
最新記事
2023/12/01
道なき道の先の目的地へ、クルマ選びは走破性最優先!ラングラーアンリミテッドサハラ
「Jeepとアウトドアは相性が良い」。そんな生温い話ではなく、一歩間違えれば死を覚悟して挑む過酷なクライミングに挑戦し続ける週末冒険家の藤本さん。そんな彼が愛用するラングラーが生々しくてカッコいい!

2023/11/30
半世紀を超えてもなお、ファンを魅了し続けるベビカマ
2ℓ搭載がスタンダードになった現代版のシボレー・カマロ。決して現行モデルが物足りない訳じゃない。扱いやすさに快適性、燃費にパフォーマンスと、何を比較しても半世紀前のモデルの比じゃない。それでも魅力的に映えるカマロのファーストモデル。通称「ベビカマ」。その魅力に迫る。
2023/11/29
走りが楽しいクルマだから、潜在能力を引き出したい!【2016 チャレンジャー392スキャットパック】
見せるカスタムを施したチャレンジャー数多くあるが、マッスルカーらしく走れるチャレンジャーを提案するのは、広島CARBOXがその最右翼。今回はマッスルカーの本質を楽しむ、オーナーを紹介しよう。