チャレンジャー88店長の愛車はパンプキンカラーにアレンジされたPTクルーザー

クライスラー

アメマガ2019年5月号

チャレンジャー88

SOUL OF MOPAR

PTクルーザー

Soul of Mopar CHRYSLER PT CRUISER
クライスラー系モダンアメリカンがスバラシイ理由


CHRYSLER PT CRUISER

クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER、cafe challenger88、チャレンジャー88
cafe challenger88

レトロモダンなフォルム造型美を独特の塗料でより濃厚に味付け!

大阪府八尾市にあるモパーの聖地「チャレンジャー88」。以前本誌でも紹介したアメリカンダイナーの店長が公私共に愛用するのがPTクルーザー。パンプキンカラーにアレンジされたクール&ファニーなリトルモパーの魅力に迫る!
 

ほんのりエイジングに味付けしてこなれた印象に

クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER、cafe challenger88、チャレンジャー88

アメ車と言えば大排気量でボディがデカいといったイメージが強いけれど、意外にもコンパクトなモデルをラインナップしていたりもするのだ。

現在はカタログからは姿を消してしまっているが、レトロなルックスとコンパクトさが受け、さらに正規モデルとしてディーラーで販売されていたこともあり、アメ車に馴染みの薄いユーザーでも手軽に乗りこなせるとして人気を博したのがPTクルーザーだ。

クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER、cafe challenger88、チャレンジャー88
そのPTクルーザーの魅力を独自のスパイスで存分に発揮しているのが紹介するチャレンジャー88店長の愛車である。生産終了から10年近く経過して、中古車市場でも破格のプライスが付くナイスなベース車両だけに、安く購入したのに大金をはたいてカスタムするのはナンセンス。

1930年代独特の曲線フォルムを近代的にアレンジした個性を持つモデルだけに、ギラギラとデジタルな飾り付けを取り入れるよりも、ほんのりエイジングさせて雰囲気を演出した方がキマると踏んで、店舗内装リフォームなどで使用しているエイジング塗料で刷毛塗りを決意。

クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER、cafe challenger88、チャレンジャー88
少々雑に塗ることで、ベースカラーのダークグリーンが見え隠れする絶妙なさじ加減と、経年劣化によるヘッドライトのくすみが相まってレトロモダンなフォルムにリアリティーを高めた。

クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER

実はこの刷毛塗り、同社で3台目となる店舗前ディスプレイのメインキャラクターであり、初代がミリタリーネイキッド、2代目のピンクニュービートルと続いてパンプキンカラーのPTは2018年末に仕上げたばかりのニューフェイス。

クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER
店舗を訪れたお客さんから、同じように塗ってみたいと相談されることも多く、要望に応じてスタッフがその塗り方を伝授することもしばしば。

クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER、cafe challenger88、チャレンジャー88

DIYでも簡単にできるところと、多少雑に塗っても〝味〟として雰囲気良く仕上がるところが魅力。刷毛塗りが気になる方は、店長の愛車を見つけたら気軽に声を掛けてみてはいかがだろう。きっと親身になって相談に乗ってくれるはずだから。

クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER
クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER、cafe challenger88、チャレンジャー88
クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER、cafe challenger88、チャレンジャー88
クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER、cafe challenger88、チャレンジャー88
パンプキンカラーをベースにクリーミーなアイボリーカラーをグリルやサイドミラーに取り入れた、“美味しそうなボディカラー”が個性的なPTクルーザー。ステンシルで描かれたショップのロゴや英字も雰囲気抜群!
 
クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER
クライスラーPTクルーザー、CHRYSLER PT CRUISER
内装はオリジナルのままとなり、インパネのパネルカラーでベースカラーが判別可能。偶然か狙ってかは定かではないが、パンプキンにも緑が含まれるだけに違和感なくマッチしているところも特筆物。右ハンドルなので従業員たちも気負いすることなく運転可能。
 
2ℓ直4DOHCで141hp
2ℓ直4DOHCで141hpだけにモパーと呼ぶには非力かもしれないが、レギュラーガソリン仕様で燃費もそこそこ良く、国産車感覚で乗れるところもPTクルーザーならではの魅力と言える。


■Thanks:cafe challenger88
TEL:072-975-5488
HP:https://www.cafechallenger88.com


Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 5月号掲載


最新記事


2023/12/04

色のコダワリは無いが、何故か黄色のチャレンジャーを3台乗り継ぐ

クーペ

ダッジ

走れるチャレンジャーカスタムを提案するCARBOX。ヘルキャットオーナーの竹林さんは、実はこの車両が3台目のチャレンジャーだったりする。

2023/12/01

道なき道の先の目的地へ、クルマ選びは走破性最優先!ラングラーアンリミテッドサハラ

SUV

ジープ

「Jeepとアウトドアは相性が良い」。そんな生温い話ではなく、一歩間違えれば死を覚悟して挑む過酷なクライミングに挑戦し続ける週末冒険家の藤本さん。そんな彼が愛用するラングラーが生々しくてカッコいい!

2023/11/30

半世紀を超えてもなお、ファンを魅了し続けるベビカマ

クーペ

ビンテージ

シボレー

2ℓ搭載がスタンダードになった現代版のシボレー・カマロ。決して現行モデルが物足りない訳じゃない。扱いやすさに快適性、燃費にパフォーマンスと、何を比較しても半世紀前のモデルの比じゃない。それでも魅力的に映えるカマロのファーストモデル。通称「ベビカマ」。その魅力に迫る。

2023/11/29

走りが楽しいクルマだから、潜在能力を引き出したい!【2016 チャレンジャー392スキャットパック】

クーペ

ダッジ

見せるカスタムを施したチャレンジャー数多くあるが、マッスルカーらしく走れるチャレンジャーを提案するのは、広島CARBOXがその最右翼。今回はマッスルカーの本質を楽しむ、オーナーを紹介しよう。

ランキング


2022/05/31

知名度が抜群に高いのがファースト・ジェネレーションのダッジ・チャレンジャー

クーペ

ビンテージ

1973 DODGE CHALLENGER

2019/03/27

漆黒のごとく深い艶を放つシェベル。そのコンセプトはマイアミから生まれたNEW STYLE。

クーペ

ビンテージ

シボレー

アメリカン・ヴィンテージカーの金字塔、シボレー・シェベルについてご紹介。1970年にカスタムされたシボレー・シェベルSSに焦点を当て、その特徴やアップグレードを詳細に解説する。深みのあるブラックボディ、モダンなカスタム、LS1エンジン、大型ホイール、強化ブレーキ、高度なサスペンションなど見どころ満載。

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!
UNDERWOOD BRAND【アンダーウッドブランド】

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]