一度は諦めかけたエレノアの夢を、新しい家族の誕生で実現させる

2010y FORD MUSTANG GT ELEANOR Ver
SOUL OF FORD
2010y FORD MUSTANG GT ELEANOR Ver
OWNER/高島さん
チョットだけうるさいマフラー音に奥様は苦笑い
映画で一目惚れしたマスタング・エレノアモデル。絶対に欲しいと願うも、理想のモデルと出会うことなくその夢は諦めていた。しかし、新しい家族の誕生を控え、「家族と一緒に乗る」という新たな夢に向かって、再び理想の車両を探し出していく。家族と一緒に乗るのは、絶対にエレノア!
多くのマスタングファンと同じく、映画「60セカンズ」を見てエレノアモデルに一目惚れした高島さん。映画と同じ67年型シェルビーGT500も検討したが、さすがに維持するには厳しい。そんな折に見たのが、カーボックスで製作したCERVINIS社製のキットを使ったエレノアモデル。年式も新しく、迫力も十分あるこのスタイルに魅了され、これしかないと思い問い合わせ。
しかし残念ながらその車両は売約済み。その後全国のショップを探し回るも、カーボックスで受けたような衝撃モデルとは出会えず、エレノアを手にする夢は諦めかけていた。だが結婚もして、新しい家族も誕生すると分かり「家族で乗るクルマは、普通のファミリーカーではなくエレノアだ!」と自分を鼓舞して、再び夢を追いかける。
そんな思いが通じたのか、時を同じくして、カーボックスでは新たなエレノアモデルの製作がスタートしていた。もちろんその情報をいち早くゲットした高島さんは、購入を即断したのは言うまでもない。温め続けたカスタムとして、ホイールなどこだわりのアイテムも追加し、アメ車、V8、ロースタイルと、初めてづくしの新しい愛車は、撮影の前日に納車。
チョットだけうるさいマフラー音に奥様は苦笑いだが、満面の笑みを見せる夫の姿に「良かったね」とポツリ。マフラー音に負けない元気なお子さん期待してます!
撮影前日まで作業が行なわれ、無事完成した高島さんのマスタング。カスタムメニューは、CERVINIS製エレノアボディキット&サイドマフラー、アイバッハダウンサス、HRE WHEELS FF04 20インチホイール(ガンメタ)、NITTOパフォーマンスタイヤNT555G2、前後ブレーキWILWOOD・4ポッド&ドリルドスリットローター、センター&サイドラインが施されている。
Thanks/CAR BOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448
URL:http://www.bs-carbox.jp
■Photo:高原義卓
■Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2019年 6月号掲載
最新記事

2023/12/04
色のコダワリは無いが、何故か黄色のチャレンジャーを3台乗り継ぐ
走れるチャレンジャーカスタムを提案するCARBOX。ヘルキャットオーナーの竹林さんは、実はこの車両が3台目のチャレンジャーだったりする。
2023/12/01
道なき道の先の目的地へ、クルマ選びは走破性最優先!ラングラーアンリミテッドサハラ
「Jeepとアウトドアは相性が良い」。そんな生温い話ではなく、一歩間違えれば死を覚悟して挑む過酷なクライミングに挑戦し続ける週末冒険家の藤本さん。そんな彼が愛用するラングラーが生々しくてカッコいい!

2023/11/30
半世紀を超えてもなお、ファンを魅了し続けるベビカマ
2ℓ搭載がスタンダードになった現代版のシボレー・カマロ。決して現行モデルが物足りない訳じゃない。扱いやすさに快適性、燃費にパフォーマンスと、何を比較しても半世紀前のモデルの比じゃない。それでも魅力的に映えるカマロのファーストモデル。通称「ベビカマ」。その魅力に迫る。
2023/11/29
走りが楽しいクルマだから、潜在能力を引き出したい!【2016 チャレンジャー392スキャットパック】
見せるカスタムを施したチャレンジャー数多くあるが、マッスルカーらしく走れるチャレンジャーを提案するのは、広島CARBOXがその最右翼。今回はマッスルカーの本質を楽しむ、オーナーを紹介しよう。