シンプルながらもワイルドなストリートリフトスタイルを具現化させたシルバラード

AMERICAN 4X4 & TRUCK
CHEVROLET SILVERADO
CHEVROLET SILVERADO
AMERICAN 4X4 & TRUCK
広大な大地を誇るアメリカで生き抜くためにはタフでなければならない。まさにそれを体現するのが、ビッグでパワフルな4×4とトラック。さらにここ最近のトレンドはオフローダースタイル。益々タフネス度を強め、ワイルド感溢れるスタイルでファンを魅了する。もっともアメリカンスピリッツを踏襲するのは4×4とトラックに間違えない。
白×黒のモノトーン基調で魅せる、ワイルドフルサイズトラック!
カラードリムやカスタムペイント、ピンストライプなどに頼らず、シンプルながらもワイルドなストリートリフトスタイルを具現化させた シルバラード 。硬派なルックスにほんのりピンクの差し色を添えた個性溢れるカスタムセンスに迫る。
6インチリフトで37インチタイヤをゆとり履き!
スラムド or リフトアップと大きく分けて二通りのスタイルが存在するフルサイズトラックにおけるカスタムシーンにおいて、近年では2WDベースでもリフトアップカスタムを施すなど、アゲ方向のカスタムに軍配が上がる昨今、豪快なハイリフトとまではいかずともマイルドとも言い難い絶妙な上げ幅でインパクトを発揮する一台がこの シルバラード 。
過激なカスタムペイントやカラードリムを取り入れずとも、ウインチバンパーの強靭なフェイス回りにポケットスタイルのオーバーフェンダー、そしてCSTのリフトアップキットで6インチの上げ幅に余裕のフェンダークリアランスで履きこなす12JのTIS 544 20インチ×ジオランダーMT(37×12.5R20)のボトムスが大人のゆとりを感じさせる。
タイヤとフェンダーの隙間は好みではあるが、多少の悪路を走破する上でこのクリアランスは必須であり、大胆なワイドトレッドを避けた12Jに控えめな出幅のフェンダーの相性も抜群。RBP、アメリカントラックス、KMC、FUELなど様々なブランドがひしめくオフロードホイールの中で、TISを選ぶセンスも特筆物。
リフトアップとタイヤ外径アップで2.1mを超える車体だけにどこでもスンナリとはいかないものの、AMP電動ステップのインストールで乗降性は確保。高くなったベッド部へのアクセスはヒッチステップを踏み台に折り畳み式のトノカバーを付けて実用性を損なわない工夫を実施。
インテリアは日本国内の某シートカバーメーカーがSEMAへ出展する際に製作したもので張り替えレベルのクォリティーを誇り、シンプルなツートンカラーでハイグレードモデルさながらの室内空間へ誘う。
過激&ワイルドが定番のコンセプトとされるハイリフトスタイルのなかで、快適性や大人らしさを絶妙に融合させた
シルバラード
。必要なものと不要なものを明確にしながら仕立てた〝シンプル イズ ベスト〟なフルサイズトラックカスタムは、大人カスタムのお手本的存在である。
ビレットグリルにウインチバンパーの硬派なフェイス回りにはLED ライトバーを完備。リフトアップスタイルに映えるトーイングミラーの換装に、乗降性を考慮したAMP 電動ステップ、ヒッチボールとしての役割だけでなくベッドへのステップとしても重宝するヒッチステップなど、シンプルながら“ 理にかなった” アイテムで彩る。
ナオキモータービルドでワンオフ製作したサイド出しマフラーもクール!
ダンパー式のFRP製トノカバーではなく、3段階で折り畳めるAPS 製トノカバーを採用。雨にさらしたくないキャンプ道具の積載から、高さのある自転車やアウトドアギアを積載する際まで、シーンに応じて荷台を使いこなすのが大人の嗜み。
一見するとオリジナルインテリアと見間違うレベルのクォリティーを誇るシートカバーは日本の某大手メーカーがSEMA出展用に製作した逸品。ツートン切り替えのスティッチなど細部まで仕立ての良さが際立ち、モノトーン調のエクステリアとマッチ。
オリジナルのコイルサスペンションを生かしたCSTのリフトアップキット。アームを初めとする各部位置補正に、ロングストロークショックでオリジナルの乗り味を保ちながら37インチサイズのタイヤを履きこなす。
リアフェンダーアーチに若干の加工は必要となるものの、タイヤハウスのクリアランスは余裕となり、ステアリングの切り幅も問題なし!
カーショーよりも見応えのある100台オーバーのミーティング【ナオキモータビルド&スターキーズ 滝畑BBQクルージング】
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世代によって個性が異なる、シボレーのピックアップ
今こそゲットしたいアストロ!!【1994 Chevy Astro】
Naoki Motor Build
TEL:072-236-7300
HP:https://naoki-mb.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
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