デューリーに魅せられたコレクターのコレクション
ポリス仕様を筆頭に、過去に何度もマニアックなOBSカスタムをナオキモータービルドと共に手掛けてきたコレクターの鈴木さんが遂にデューリーカスタムへ。そのこだわりっぷりと魅力を一挙公開!
OBS【OLD BODY STYLE】
今やポストビンテージモデルとして高根の花となりつつあるOBS。程度の良いC-1500は200万円を超えて300万円台も珍しくなくなってきた。そんな中別格のオーラを放つ個体が紹介するデューリーだ。

白い個体は正真正銘GMCで、レギュラーキャブにロングベッドという超マニアックな個体。デューリーフェンダーもオリジナルよりもさらにワイドフォルムへと換装され、24インチビレットのダブルタイヤ履きによるインパクトは圧巻。さらにはTBIの454エンジンを搭載。マグナフローのエギゾーストシステムで図太いサウンドを轟かせる。

一方99年型OBS最終モデルのデューリーは4枚ドアのクルーキャブにシェル付き。シェルが付くことで超ロングボディのインパクトがさらに高まる。ホイールは変換スペーサーで8穴から10穴へ。ボーテックエンジンにフローマスターという組み合せで、同じデューリーでも隣の白いレギュラーキャブとはまったく異なるキャラクターに仕立て上げた。
驚くのはこの2台、どちらも同じオーナーが所有している点だ。わざわざ好んで普通車規格の駐車スペースには収まりきらないデューリーを2台もコレクション。しかも10穴でしか履けないヘビーデューティーなホイール然り、超ワイドデューリーフェンダーだからこそ可能な24インチビレットのダブルタイヤ履きも然り。どちらも7.4ℓビッグブロックエンジンってところもコレクターの心を鷲掴みにする。
もう手に入らないかもしれない貴重な個体だからこそ、丁寧に仕上げて大切に乗る。横綱級も走らせてこそ価値がある。どちらも様々なイベント会場に自走で現れると思うので、会場で見つけたらぜひチェックしてみて欲しい。
'95 GMC C-1500 DUALLY



ONYX FORGED24インチに275/35ZR24 をセット。後輪はダブルタイヤなのでリムの表裏が前輪とは逆履きとなり圧巻のディープリムがデューリーフェンダーに映える。年式相応の正統派GMC グリルにリアゲートスポイラーのアクセントも相まってマニアックなOBSファンを虜にする。

TBIのビッグブロック454(7.4ℓ)エンジンは、もはやエンジンそのものに価値有り! ラジエターやコンプレッサー、オルタネーターなどひと通り新調して絶好調。レギュラーキャブで車重が軽いことも相まって、その走りっぷりはすこぶる軽快!

ベースグレードでパワーウィンドーや集中ドアロックはなかったが、OBS に長けたナオキモータービルドは純正部品の宝庫。サバーバンから配線ごと移植して快適仕様へアップグレード。センターコンソールはタホに使用していたものをインストール。
'99 CHEVROLET C-3500 DUALLY



本来は8穴のデューリーに10穴変換スペーサーを介して大型トラック御用達の22.5インチアルコアホイールへ換装。ちなみにトラックは98年に生産を終えた(タホ、サバーは99年まで生産)がデューリーは99年型まで生産されていたらしく、正真正銘99年OBS最終のシェビートラックである。
搭載するエンジンはボーテックの7.4ℓビッグブロック。こちらも鬼整備済でグッドコンディション。フローマスターを入れて排気音も上々。同じデューリーでも長さや幅、エンジンに加えブランドまで異なるってところが、コレクター冥利に尽きる。

今となっては希少で高価な6:4分割純正レザーフロントベンチシート。後部も大型のアームレストが付いたシートで、4枚ドアのゆとりあるキャビンで大人5人がゆったり乗車可能。ダッシュボードはリペア済みでステアリングはレカラをセット。

シェルの中は車中泊も余裕のフリースペース。後ろ向きにレイアウトしたシート後部にはスライドガラスがあり、キャビンと連結しているため車内側との会話も可能。ロングベッドならではの広大なスペースに夢が膨らむ!
THANKS:NaokiMotorBuild
TEL:072-236-7300
https://naoki-mb.co.jp/
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2024年10月号掲載
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