シェビーのミドルサイズトラック、シボレーコロラドは走りもサイズ感も絶妙

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シボレー

埼玉県

AMERICAN 4×4 & TRUCK

アメマガ2019年7月号

コロラド

コロラド ZR2

スカイオート

AMERICAN 4X4 & TRUCK
2019 CHEVROLET COLORADO


2019 CHEVROLET COLORADO

AMERICAN 4X4 & TRUCK

広大な大地を誇るアメリカで生き抜くためにはタフでなければならない。まさにそれを体現するのが、ビッグでパワフルな4×4とトラック。さらにここ最近のトレンドはオフローダースタイル。益々タフネス度を強め、ワイルド感溢れるスタイルでファンを魅了する。もっともアメリカンスピリッツを踏襲するのは4×4とトラックに間違えない。


ハマーH1のスペシャリストとしておなじみの 「スカイオート」 だが、ハマーのみならず、Jeepなどの本格4WD、ピックアップトラックなど、ワイルド系なアメヨンたちも得意とするところだ。そんな スカイオート が今、イチオシするのがシェビーのミドルサイズピックなのだ!

シボレーの世界戦略ピック、魅力満載の「コロラド」

トヨタ・ハイラックスのヒートアップ、そして根強い人気を誇るタコマ。ピックアップトラックのトレンドが、今まさにニッポンにやって来ている! こんなチャンスを、本場のアメリカン・トラックが黙って見ていていいのか?


まあ、ニッポンでのトレンドはフルサイズ、ではなくミドルサイズのピックアップなんだけどね。しかし、そう、ちゃんとビッグ3にも、ミドルピックはある!


たとえばハマーH1 はじめ、ヘビーデューティな4WD&トラックを得意としている 「スカイオート」 が、イチオシするのはシボレーのミドルサイズピック 『コロラド』 だ。


2003年、S‐10ピックアップ の後継モデルとしてデビューした コロラド は、フォード・レンジャーや、それこそトヨタのタコマが最大のターゲット。'12年には現行モデルに移行してからは、東南アジアやオーストラリア、ブラジルなどグローバルに各地の仕様を設定するなど、シボレーの世界戦略車として重要なポジショニングを与えられているのだ。


2019シボレーコロラド、2019 CHEVROLET COLORADO
そして今回、 スカイオート が持ち込んだのは'19年型「ZR2」モデル。フロントバンパーの両サイドアンダー部分がえぐれているのが特徴の、オフロード最強モデルだ。しかもクルーキャブ(いわゆるダブルキャブ)、本革シートなど、上級装備は兄貴分のフルサイズピック、 「シルバラード」 にも匹敵するほどで魅力的なのだ。


2019シボレーコロラド、2019 CHEVROLET COLORADO
コロラド・シリーズの中では最上級、かつ最強のオフロード仕様となる「ZR2」 グレード。ホイールベースは128.5インチ、全長212.7インチ、全幅76.7インチと、日本の道路事情にもマッチ。

ほぼハイラックスと同じサイズだ。フロントバンパーの両エンドがエグれた形状は対地アングルを稼ぐための、ZR2 ならではのカタチ。他グレードはここに補助ランプなどが備えられる。

2019シボレーコロラド、2019 CHEVROLET COLORADO
チョイ乗りのインプレだが、第一印象は引き締まった乗り味が印象的だ。たとえば同じピックアップでも、ハイラックスは空荷だとポンポン跳ねて乗り心地がけっしてよくないが、 コロラド はひたすら快適、かつ懐の深いショックアブソーバーの余裕が感じられる。この特殊なショックアブソーバーのおかげだろうが、この足まわりだけでも「ZR2」 を選ぶ理由になりそうだ。





インテリア・ギミックのプレミアム感は、兄貴分のシルバラードにも匹敵する。本革パワーシート(ヒーター付き)やオートエアコン、キーレスエントリー、ワイヤレススマートフォン充電器、リヤビューカメラなど、その内容はトラックじゃない! 荷台については、さすがにフルサイズほどの広さはないが、LINE-Xでコートして使いやすいぞ。





サスペンションはフロント、ダブルウィッシュボーン・コイル式、リヤはリーフリジッド。ただしZR2はスペシャルなオフロード・サスペンションを採用。「セグメント・エクスクルーシブ・マルチマチックDSSVダンピングシステム」というリザーブタンク式のショックアブソーバーも併用される、力強いスペックなのだ。


タイヤはグッドイヤーのオールテレーンタイプ、ラングラー・デュラトラック、265/65R17
タイヤはグッドイヤーのオールテレーンタイプ、ラングラー・デュラトラック、265/65R17。オフローダーらしいワイルドな足もとを演出。ホイールはZR2専用で、今どきのデザイン。





エンジンは3.6ℓV6、308hp&275lb-ftに、8速ATを組み合わせる。4WDシステムはパートタイム式だが、通常の2WD、4WD・ハイ、4WD・ローのモードに加え、4WDオートのモードも備えている。さらにZR2でスゴいのは、フロントとリヤ、独立して操作できるデフロックが用意されている!


’75モデルのシボレーC-20はクラシカルなスタイルと現代でも通用する性能を備える。

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Thanks:スカイオート
TEL:048-976-1235
HP:https://www.skyauto.co.jp/


PHOTO:古閑章郎
TEXT:高坂義信
アメ車マガジン 2019年 7月号掲載


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