ライバルはタコマTRD‐Pro? いや打倒F‐150ラプター!シボレーコロラドZR2
AMERICAN 4X4 & TRUCK
CHEVROLET COLORADO ZR2
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広大な大地を誇るアメリカで生き抜くためにはタフでなければならない。まさにそれを体現するのが、ビッグでパワフルな4×4とトラック。さらにここ最近のトレンドはオフローダースタイル。益々タフネス度を強め、ワイルド感溢れるスタイルでファンを魅了する。
もっともアメリカンスピリッツを踏襲するのは4×4とトラックに間違えない。
オフロードスタイルの流行を受けて各メーカーも力を注いでいるなか、GMはミドルサイズトラックのコロラドをベースにオフロードマシンを仕上げた。その名は「ZR2」。本気度マックスでタフな奴を注目せずにはいられない!!
ミドルサイズトラックでは、類を見ないスタイリング

シボレー・コロラドが登場したのは2004年モデルからで、S‐10の後を引き継ぐ形で登場。現行モデルは2013年のロサンゼルスモーターショーで発表され、2014年に2015年モデルとして販売を開始したミドルサイズトラック。当初はBASE、WT、LT、Z71のグレード体制だったが、2016年のロサンゼルスモーターショーで新たに市販モデルとして発表されたのが「ZR2」。
ちなみにZR2は2014年のロサンゼルスモーターショーでコンセプトモデルを発表しており、オフロードに特化していることは周知の事実ではあったものの、ここまで思い切ったモデルをラインナップに追加したのには、やはりオフロードスタイルの流行りを受けてのことだろう。

そんなZR2のスタイリングはというと、まさにテーマに則した仕上がり。真っ先に視線が行くのがフロントバンパーで、対障害物を見据えて鋭角に立ち上げているだけでなく、両端はフロントタイヤがすべて露出しそうなほど切り上げられている。さらに車高はサスペンションで2インチリフトアップし、トレッドは3.5インチワイド化することでアングルの確保に貢献。
また、オフロードに特化したモデルの証として、前後に電子式デフロックを備えるだけでなく、ダンパーにはマルチマチックダイナミックサスペンションスプールバルブ(DSSVTM)を採用するなど、まさに本気だ。
エンジンは3.6ℓ/V6と2.8ℓ/直4デュラマックスターボディーゼルの2タイプをラインナップ。撮影車には最高出力308hpを出力する3.6ℓ/V6が搭載され、アグレッシブな走りを生み出すのに貢献している。いずれにしても同セグメントにはタコマTRD‐Proがおり、真向勝負という感じではあるが、どうせ倒すならばF‐150ラプター といきたいところである。

他グレードとは異なり、オフロードに特化したZR2にのみ与えられているのが、この切り上がった形状のフロントバンパー。アプローチアングルを大きく確保するとともに、フロントタイヤ前方が露出しているため大きな障害物もバンパーにヒットすることなくクリアできる。


フード中央部は隆起した形状とすることで逞しさを演出しているとともに、サイドステップを兼ねたロックスライダーも装備してオフロード走行時における障害物からのダメージを最小限に抑えている。


ZR2はベースモデルよりもボディを3.5 インチトレッドを拡大し、サスペンションで2インチのリフトアップが施されている。さらに、マルチマチックダイナミックサスペンションスプールバルブ(DSSVTM)ダンパーが採用れているだけでなく、電動デフロックも装備するなど、まさにオフロードに特化した仕様。





メーターの中央には4.2インチのインフォメーションディスプレイを配置してさまざまな車両情報を表示するとともに、ダッシュボード中央にも8インチのタッチスクリーンディスプレイを配置して、アップルカープレイを始めとする快適装備を網羅する。



フロントシートはオフロードに特化している仕様に合わせてバケットタイプを装備。カラーはジェットブラックで、ヘッドレストにはZR2のロゴをあしらい、スカッフプレートにもロゴを施すことで特別感を演出している。
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アメ車マガジン 2019年 7月号掲載
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