ドリフトの本場・日本に憧れ来日、縁あって今はスカイオートのスタッフに

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アメマガガール

アメマガ2019年10月号

スカイオート

アメ車女子のライフスタイル

埼玉県

#アメ車女子のライフスタイル
アメマガガール Olga Kostiukevich


彼女たち流のアメ車との付き合い方

アメマガガール:Olga Kostiukevich

アメマガガール

ーアメ車を乗りこなす女性たちの素顔ー
#アメ車女子のライフスタイル
今とにかく女性たちが元気で、興味のあるモノにはとにかくどん欲。さらにSNSを駆使しての情報発信能力も高い。そんな女性たちの中にはアメ車を所有している人もいて、楽しんでいる様子が数多くSNSに投稿されている。しかし、SNSで分かることはごく一部。

そこで本誌特集「AMEMAG GIRL」では、彼女たちがどういった経緯でアメ車と関わる様になったのか、愛車を選んだ理由にはどんな思いがあったのか、そしてどんなライフスタイルを送っているのかなどを掘り下げて、アメ車ライフを謳歌する女性オーナーたちの素顔を覗いちゃいます!

ベラルーシって国をご存じだろうか? 東欧の一国で、あまり日本では知られてない国かも…。そんなベラルーシから、単身、日本にやってきて、“ドリフトチームを持つのが夢!” なんて語ってくれたのが、今回紹介する“ オリガ・コスティウケヴィッチなのだ!

 

母国では弁護士資格を持つ才女が日本に来た理由とは

本誌でもおなじみのハマーH1スペシャリティショップ 『スカイオート』 。そこに気になる白人の女子が!
そう、彼女は2018年の4月から スカイオート でスタッフとして働いているオリガ・コスティウケヴィッチさん、29歳。出身は東欧、ベラルーシなのだ。


本国では弁護士の資格を持っているほどの才女、しかし、いったいなぜ日本へ!?
「大学生の時に『頭文字(イニシャル)D』の漫画や映画を見て、ドリフトが大好きに。それで、いつか本物のドリフトを見たり、やったりしてみたいな、と。日本に行ってみたかったんです」

ちなみにオリガさん、故郷のベラルーシ語はもちろん、英語、ロシア語、ドイツ語、そして日本語もOKなのだ! 初来日は'17年2月。当初の3ヶ月は日本語学校に通いながら職探し。その後、輸出の会社に就職したのだそう。


しかし、それまで来たこともない、もちろん知り合いもない異国に、若い女性が一人でやって来るとは。それほどドリフトが好きだったということなのか…。
そして縁あって、 スカイオート に就職したのが2018年4月。取り扱っているのはアメ車、それもメインがハマーH1 で、ドリフト車の世界とはちょっと違うが…。


「それでもクルマに触れているのは楽しいです」
仕事の内容は、整備のサポートや洗車、そして軽整備くらいなら自分で行っているという。
「H1は整備していても、いろいろな発見があっておもしろい。とても勉強になります」
まあ、さすがに自分で乗ろうとは思わないようで…。

「今の愛車はホンダ・インテグラです。毎日、自宅のある千葉県野田市から会社のある埼玉県越谷市まで通勤、休日はドリフトのイベントを見に行ったりしています。本当はFRのマークⅡが欲しいんですけど…」
アメ車なら、 マスタング に乗ってバーンナウトしたい! とか。

夢はドリフトの競技に参加すること、そして自分のチームも持ちたいとか。そして整備士の免許も。
「あまり女の子としては見れないかな? 頭がいいので、仕事は効率優先ってかんじで、けんかにもなるけど、がんばってくれればいいです!」

ボスの村上周平さん(スカイオート代表)も、彼女には信頼を置いているのだった。

アメマガガール

1990年6月4日生まれ、ベラルーシ出身の29歳。本国では弁護士の資格を持つ。ドリフトの本場、日本には'17年に初めてやって来た。航空チケットが高額で、なかなか故郷には帰ることができないとか…。
 


スカイオートでは他のスタッフの整備をサポートしたり、洗車、軽整備などを担当。「がんばっている」「気が強く頭もいいので、ちょっとやりにくい」など、スタッフからの評価も様々。女性だからといって、甘やかされてはいないようだ。
 

何よりドリフト好きなだけに、好きなクルマはFR車。今、一番ほしいクルマはマークIIだとか。休日は日曜日も含め週2日。日曜日はドリフトのイベントに積極的に出かけている。ハマーは…愛車にするには大きすぎるかな? 夢は自分のドリフトチームを持つこと!


Thanks: スカイオート
TEL:048-976-1235
HP:https://www.skyauto.co.jp/


PHOTO:古閑章郎
TEXT:高坂義信

アメ車マガジン 2019年 10月号掲載


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