ドリフトの本場・日本に憧れ来日、縁あって今はスカイオートのスタッフに
![](/cms/amemaga/uploads/2020/01/AM3I0527.jpg)
#アメ車女子のライフスタイル
アメマガガール Olga Kostiukevich
彼女たち流のアメ車との付き合い方
アメマガガール:Olga Kostiukevich
ーアメ車を乗りこなす女性たちの素顔ー
#アメ車女子のライフスタイル
今とにかく女性たちが元気で、興味のあるモノにはとにかくどん欲。さらにSNSを駆使しての情報発信能力も高い。そんな女性たちの中にはアメ車を所有している人もいて、楽しんでいる様子が数多くSNSに投稿されている。しかし、SNSで分かることはごく一部。
そこで本誌特集「AMEMAG GIRL」では、彼女たちがどういった経緯でアメ車と関わる様になったのか、愛車を選んだ理由にはどんな思いがあったのか、そしてどんなライフスタイルを送っているのかなどを掘り下げて、アメ車ライフを謳歌する女性オーナーたちの素顔を覗いちゃいます!
ベラルーシって国をご存じだろうか? 東欧の一国で、あまり日本では知られてない国かも…。そんなベラルーシから、単身、日本にやってきて、“ドリフトチームを持つのが夢!” なんて語ってくれたのが、今回紹介する“ オリガ・コスティウケヴィッチなのだ!
母国では弁護士資格を持つ才女が日本に来た理由とは
本誌でもおなじみのハマーH1スペシャリティショップ
『スカイオート』
。そこに気になる白人の女子が!
そう、彼女は2018年の4月から
スカイオート
でスタッフとして働いているオリガ・コスティウケヴィッチさん、29歳。出身は東欧、ベラルーシなのだ。
本国では弁護士の資格を持っているほどの才女、しかし、いったいなぜ日本へ!?
「大学生の時に『頭文字(イニシャル)D』の漫画や映画を見て、ドリフトが大好きに。それで、いつか本物のドリフトを見たり、やったりしてみたいな、と。日本に行ってみたかったんです」
ちなみにオリガさん、故郷のベラルーシ語はもちろん、英語、ロシア語、ドイツ語、そして日本語もOKなのだ! 初来日は'17年2月。当初の3ヶ月は日本語学校に通いながら職探し。その後、輸出の会社に就職したのだそう。
しかし、それまで来たこともない、もちろん知り合いもない異国に、若い女性が一人でやって来るとは。それほどドリフトが好きだったということなのか…。
そして縁あって、
スカイオート
に就職したのが2018年4月。取り扱っているのはアメ車、それもメインがハマーH1 で、ドリフト車の世界とはちょっと違うが…。
「それでもクルマに触れているのは楽しいです」
仕事の内容は、整備のサポートや洗車、そして軽整備くらいなら自分で行っているという。
「H1は整備していても、いろいろな発見があっておもしろい。とても勉強になります」
まあ、さすがに自分で乗ろうとは思わないようで…。
「今の愛車はホンダ・インテグラです。毎日、自宅のある千葉県野田市から会社のある埼玉県越谷市まで通勤、休日はドリフトのイベントを見に行ったりしています。本当はFRのマークⅡが欲しいんですけど…」
アメ車なら、
マスタング
に乗ってバーンナウトしたい! とか。
夢はドリフトの競技に参加すること、そして自分のチームも持ちたいとか。そして整備士の免許も。
「あまり女の子としては見れないかな? 頭がいいので、仕事は効率優先ってかんじで、けんかにもなるけど、がんばってくれればいいです!」
ボスの村上周平さん(スカイオート代表)も、彼女には信頼を置いているのだった。
1990年6月4日生まれ、ベラルーシ出身の29歳。本国では弁護士の資格を持つ。ドリフトの本場、日本には'17年に初めてやって来た。航空チケットが高額で、なかなか故郷には帰ることができないとか…。
スカイオートでは他のスタッフの整備をサポートしたり、洗車、軽整備などを担当。「がんばっている」「気が強く頭もいいので、ちょっとやりにくい」など、スタッフからの評価も様々。女性だからといって、甘やかされてはいないようだ。
何よりドリフト好きなだけに、好きなクルマはFR車。今、一番ほしいクルマはマークIIだとか。休日は日曜日も含め週2日。日曜日はドリフトのイベントに積極的に出かけている。ハマーは…愛車にするには大きすぎるかな? 夢は自分のドリフトチームを持つこと!
Thanks:
スカイオート
TEL:048-976-1235
HP:https://www.skyauto.co.jp/
PHOTO:古閑章郎
TEXT:高坂義信
最新記事
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_DSC7442.jpg)
2024/07/26
物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!
燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/DSC_2937.jpg)
2024/07/25
ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】
70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_DSC7249.jpg)
2024/07/24
アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ
名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_K2A80611.jpg)
2024/07/23
仮契約までしたけどLBスタイルに惚れて変更【ダッジチャレンジャー】
過去2回、LBワークスで武装したチャレンジャーに乗ってアメマガ主催イベントamZに参加したみっちさん。軽自動車が長年の愛車だった彼女が、初めてのアメ車としてチャレンジャーを手にするストーリーとは。