映画50周年を記念して誕生した、いま手に入る伝説のマスタング“ブリット”

'19 FORD MUSTANG BULLITT
FORD GLOBAL SUB DEALER:WING AUTO
'19 FORD MUSTANG BULLITT
FORD GLOBAL SUB DEALER:WING AUTO
現行マスタングをベースに、フォード自身が劇中車をトリビュートして特別仕様を盛り込んだ限定モデル、マスタング・ブリット。フォードグローバルサブディーラーのウイングオートに現車が存在する。
再び復活したブリット、オーナー不在の特別な1台
マスタング に公式で ブリット という名が付けられることは、これまでに度々あった。具体的には2001年および2008~2009年の2度。そして3回目が、映画公開から50周年で発表された、この最新ブリットである。今回のブリット特別仕様は性能面に注目したい。GTをベースに、エンジンはチューニングを施してパワーアップ。
ホイールはクラシカルなデザインのアメリカンレーシング19インチ、ブレーキには大径のブレンボブレーキを採用する。そしてサスペンションはマグネティックライド(オプション設定)など。つまり、劇中車より高いパフォーマンスを発揮するためのカスタムが、多数施された格好というわけだ。
デザインではステアリング、リアエンブレムなどにあしらわれたブリットエンブレムや、メッキのモールなどが特徴的。現行マスタングは10速ATが新設定されているものの、
ブリット
は堂々の6MT一択、キューボールのシフトノブで雰囲気を重視している。
パッと見は現行マスタングだが、細かな部分でどこかクラシカルな印象がありつつ、実はハイパフォーマンスという仕様。普段使いのアメ車としては、最高クラスの自慢できるポイントをそろえている。なお、アクティブ・バルブ・パフォーマンス・エキゾーストシステムなど、最新の
マスタング
装備は概ねそろう。
このブリットは、フォード車のメンテナンスを担うグローバルサブディーラーのひとつ、
ウイングオート
が在庫しており、価格は758万円となっている。正規輸入が途絶えて久しいフォードだが、グローバルサブディーラーのおかげで、今でも安心してフォード車に乗れる。この
ブリット
なら、希少性が高く、長く愛用できることは間違いない。
現行マスタングGTに搭載されるV8の5.0ℓエンジンをベースに、専用チューニングを施して出力475hp、トルク420lb-ftにパワーアップ。インテリアではステアリングにブリットのロゴがあしらわれ、MTシフトノブにはレトロチックな白球が備え付けられる。MTのみの設定と割り切っている点はユニークだ。
Thanks:WINGAUTO(シボレー名岐)
TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp
Photo &Text:加藤山往
アメ車マガジン 2019年 11月号掲載
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