掟破り? LBワークスフェンダーのスムージング加工したマスタングエコブースト
クーペ
フォード
LBワークス
SAVINI
KRZ
トゥルースパイク・ラグナット
広島県
マスタングエコブースト
ジェットシティ
アメマガ2020年2月号
エコブースト
オーバーフェンダー
MUSTANG INNOVATION
2017 FORD MUSTANG EcoBoost
伝統と進化に挑む MASTANG INNOVATION
2017 FORD MUSTANG EcoBoost
絶対に一番になりたい原動力は純粋なクルマ好きと下心?
ジェットシティが作り上げた2019年の代表的カスタムモデルが、LBワークスフルキットを組み込み、ワイドフェンダーをスムージングしたマスタングだ。この姿を生み出す過程には、オーナーである小幡さんの下心が隠されている?
2019年ジェットシティが仕上げた渾身の1台
2019年、日本各地のカスタムイベントに参戦してきた広島のジェットシティのブースには、必ずと言っていいほどワイド化されたオレンジのマスタングが鎮座し、エクストリームなカスタムショップやオーナーには、もはや有名なマスタングといってもいい存在だ。それだけに「今さら?」と思う読者もいるかも知れないが、実は撮影だけはだいぶ前に完了済みで、年末最後というタイミングまで掲載を保留していたのだ。では、ワイドマスタングの完成ヒストリーを追っていこう。
ジェットシティから「渾身の一台を作っている」と聞かされたのは、2019年の4月頃まで遡る。5月に同ショップが主催したカスタムイベント「REXカスタムショー」が開催されたわけだが、そこに向けて、ジェットシティを代表するカスタムモデルの作業が進められていた。そして同イベントで完成披露されたのが、超絶ワイド化されたオレンジの17年型マスタング・エコブースト。

クルマの過激なスタイリングにもちろん驚いたのだが、同様に驚いたのがオーナーだ。ジェットシティ主催の定期イベント「ジェット会」など、ジェットが何か行動すると必ず行動を共にするオーナーが数名いるのだが、その中で唯一国産車所有(V36スカイライン)だったのが小幡さん。過去にはSEMAショーを見にアメリカまで着いて行くなど、クルマ愛&ジェット愛がありつつも、アメ車に乗らずスカイラインをフルカスタムしていた小幡さんが、遂にアメ車デビューしたのだ。
ワークスフェンダーをあえてスムージング、新たなスタイリングを導く
イベントには必ず前泊して夜の市場調査

小幡さんが初めてジェットシティに訪れたのは、アメ車乗りの友人に連れられてきた、16年7月のショップリニューアルイベント。ショップの雰囲気やスタッフの人柄、何よりズラリと並ぶカスタムモデルに衝撃を受け、愛車スカイラインをフルカスタムすることになる。そして気がつけば、様々なイベントに同行する常連の仲間入り。
しかしジェットはアメ車イベントに参加する機会も多く、会場で色んなアメ車を見ているうちに、次第にアメ車への欲も湧いてくるのは必然だった。「スカイラインもやりきったし、常連さんにアメ車に乗る憧れの先輩もいて、僕も近づこうと決断しました」。マスタングの選択は、同じく常連のオーナーがマスタングに乗り、その姿が格好良かったから。
オレンジのボディはオールペンではなく純正カラー。ボディはLBワークスのコンプリートキット(F&Rディフューザー・サイドディフューザー・ワイドフェンダー・ダックテール)を装着し、ワークスフェンダーがウリのフェンダーをまさかのスムージング化。ホイールはサビーニ・CARPI・20インチで、大注目のトゥルースパイクラグナット・クラウンをセット。KRZエアサスを組み込み、ジェット得意の加工を施して極低スタイルを生み出した。
晴れてジェットと一緒に各地のカーショーに参加することが叶った小幡さんだが、イベント時は必ず前泊。目的は「キャバクラ巡り」と、本人もスタッフも即答。もしかして、各地に行きたい一番の目的は、この下心だった…。




LBワークスのフロントディフューザー、フロントカナード、サイドディフューザー、リアディフューザー、ダックテールを装着。


LBワークスの代表的パーツであるワークスタイプオーバーフェンダー(F/5cm・R/8cmワイド)を、ボディに合わせてスムージングする大胆なスタイリング。美しい造形に仕上げたボディラインは必見だ。

ホイールはサビーニ・CARPI・20インチ(F20×10J-40、R20×12J-40)、タイヤはファルケン(F235/30ZR/20、R295/35ZR/20)。ここに話題のトゥルースパイクラグナット・クラウン(ジェットシティ正規代理店)をセットし、ゴールドのホイールにさらなる刺激を与えている。加えてKRZスポーツエアサスを組み込み、ジェット流加工によりロースタイルを実現。

OWNER:小幡和樹 さん
Thanks:ジェットシティ【JET CITY】
TEL:082-820-0377
HP:http://carshop-jetcity.com
★ Photo: 高原義卓
アメ車マガジン 2020年 2月号掲載
最新記事
2025/11/06
統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】
ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。
2025/11/04
【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典
FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!









