巨大なGTウイングなどを装着し、レーシングカー的なオーラを纏うカマロRS

クーペ
シボレー
EXTREME AMERICAN
ASJ
サヴィーニ
XCESS MOTORS
KRZ
カマロRS
SAVINI
トゥルースパイク・ラグナット
MADMAX
ローダウン
ギブソンマフラー
カマロ
アメマガ2020年2月号
CHEVROLET CAMARO RS
EXTREME AMERICAN
CHEVROLET CAMARO RS
年代を問わず、様々な世代のアメ車を取り扱う福岡のASJ。今回紹介する2010年型カマロは、元々車高調でロワリングを実現していたが、よりスタイルを追求し、日常の乗り心地や安心感を考慮してエアサスに変更。カスタムに終わりはないと言う言葉のとおり、常に進化を続ける。
色を赤と黒に絞ることで全体の統一感を引き出す!
アメ車に限らず、赤と黒のコンビネーションが生み出すカッコよさはまさに万国共通。とくにスポーティなクルマの場合、そのキャラクターがより一層引き立てられる。
紹介するASJのカマロは、エアサスによる車高の低さに加え、巨大なGTウイングの装着で、スポーティテイストを通り越し、レーシーな雰囲気を生み出している。 フロントリップはXCESS MOTORSのSSルックをチョイス。
KRZのエアサスを装着しているが、より低さを際立たせるためにサイドスカートも追加。リアセクションを見てみると、ウインドールーバーやトランクの上には巨大なMADMAX製のカーボンGTウイングを追加。もちろんマフラーもギブソンに交換されており、ツーリングカー的なスタイルからレーシングマシン的なシルエットに変貌していると言えるだろう。
さらにボディのトップ部分には、3Mのクルマ用に開発したラッピングフィルムの1080を施工。とくにリア部分は非常に効果的で、ボディラインを際立たせてくれる。
ホイールはサヴィーニの22インチをセット。フロントタイヤは245で、リアは295を組み合わせており、ラグナットはトルゥースパイクをセット。拳銃のリボルバーを彷彿とさせる独特なデザインは、今まで見落とされがちだった部分のカスタムを可能としてくれる。 ちなみにエアサスタンクやウーファーをトランク部分に設置しており、積載性は皆無に等しいレベル。だが、オーナーさんとしては家族で出かけるためでなく、自分が楽しむためのクルマなので、非常に満足しているそうだ。
フロントにはSSルックのリップを装着。サイドスカートも追加し、ドアサイドやリアフェンダーのトップなどにもラッピングを施工し、ボディ形状を強調する。リアコンビはスモークにペイントすることで、イメージを一新し雰囲気を統一。ちなみにノーマルのトランクスポイラーもそのまま残している。
Willpakのウインドールーバーはマットブラックにペイント。一部にボディ同色の差し色を施すことで、まったく印象が異なってくる。巨大なカーボン製のGTウイングは、MADMAXのパーツ。アメ車の王道的なカスタムスタイルではないかもしれないが、独特な個性を見事に生み出している。
エンジンはV6・3.6Lを搭載。エンジン本体はノーマルのままで、マフラーのみギブソンに変更し、サウンドとライトチューンを楽しむ。いずれ、ここにも手を加えることになるのだろう。
ホイールはサヴィーニのBLACK di FORZAで22インチをセット。タイヤはHaidaで、F:245/30R22、R:295/25R22と超偏平タイヤを組み合わせており、エアサスを下げた時の存在感は圧倒的。リボルバーを想起させるラグナットはtrue-spikeのものだ。
足回りはKRZのKZストラットにEZユニット2を組み合わせる。エアサスでありながら、車高調的な機能も備えており、ユーザーの理想どおりのスタイルが実現できる。インパネにはエアタンクのゲージを追加し、トランク内のエアタンクは、ボディに合わせキャンディレッドにペイント。その奥にはウーファーが設置されており、トランクの機能はほぼ皆無だ。
THANKS:ASJ
TEL:092-410-3668
HP:http://auto-service-jun.jp
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2020年 2月号掲載
最新記事

2023/03/31
イメージは軽井沢の別荘地ミッドセンチュリーを組み合わせ自然と暮らす家
山に囲まれた小高い丘に建つ平屋建ては、別荘を連想させる。野村さん夫婦が思い描いた住宅と周辺環境のテーマは、大好きな軽井沢とアメリカンモダンデザイン「ミッドセンチュリー」の融合。自然を感じながら、毎日がバケーション!

2023/03/30
大排気量のマッスルカーよりも、唯一無二の存在というべきカスタムカーの方が好きだった
クライスラー300を皮切りに、V8 チャレンジャー、そしてこのマスタングと乗り継いできたオーナー氏。誰もが一度は大排気量のマッスルカーに乗りたいと思うが、いざ乗ってみて分かったことは「マッスルよりもカスタムカーが好き」という事実だった。

2023/03/29
「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、決意!
「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、そう決意した吉田さん。金銭的な問題で初の愛車は国産コンパクトカーにしたが、入社した会社の同期がタホに乗っていることを知り、負けていられないと、夢のアメ車購入へ踏み出した。

2023/03/28
ビンテージアイテムに特化した「KANCHI HOUSE」を紹介しよう。
アメ車に乗っていたら、やっぱりアメリカンカルチャーは否応なしに気になるもの。以前から全国各地のアメリカン雑貨専門店を紹介してきたが、今回はその中でもビンテージアイテムに特化した「KANCHI HOUSE」を紹介しよう。