サテライトをベースにロードランナークローンとして仕上げたストリートフレンドリーな個体

クーペ

ビンテージ

プリマス

プリマス

THE GREAT PLYMOUTH

サテライト

アメマガ2019年8月号

THE GREAT PLYMOUTH
1973 Plymouth Satellite


1973 Plymouth Satellite

1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

華麗なるプリマス

本来ならばミュージアム級のコレクタブルカーである6パック仕様を、サテライトをベースにしたロードランナークローンとして、気兼ねなく楽しむ! ギヤベンダーなどでアップグレードしたストリートフレンドリーな1台なのだ!

サテライトで気兼ねなく楽しむ!


ワーナーブラザースの人気アニメのキャラクターとしてお馴染みのあの「ロードランナー」をそのままモデル名に採用していることで、モパーマッスルの中でも、とりわけポピュラーな存在なのが プリマス・ロードランナー だ。「若者が手に入れることができるビッグブロック搭載のマッスルカー!」というコンセプトでリリースされた。

プリマス のインターミディのベルベディア/サテライトをベースに、マッスルポテンシャルな383ci/335hpエンジンを標準で装備。軽量化とコストダウンを両立させるために、可能な限り装備をスポイルしているのもポイント。走りのパフォーマンスに特化したスパルタンなマシンにして、ポップなマスコットが与えられ、若者をターゲットに大人気となった。

1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

より装備を充実させアダルト層をターゲットにしたGTXは、440ciエンジンの4バレル仕様が標準だったため、 ロードランナー でさらなるポテンシャルを望む場合は、最強の429HEMIを選択する他に、スーパーストックの流れをくんで、さらなるパワーと軽量化を進めた440+6パックもラインナップ。

少数派のMOPAR勢の中でも、ロードランナーは、高セールスな上、現存数も多いのだが、その分人気も高いのため、入手は困難となっている。また、コレクタブルな価値があるだけに、本来のポテンシャルを気兼ねなく楽しむには気が引ける。

1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト
そこで、同じレシピでスタンダードなサテライトをベースに、 ロードランナー に見合った仕様にアレンジするケースが主流となってきている。マッスルカー本来の魅力をリアルに体験するためには、クローンの方が様々な面で理想的。そのため、市場ではオリジナルのマッスルパッケージ車よりも、こうしたクローンやクローンのベースの方が広い層に人気があるのだ。


ベースのサテライトはプリマスの主力モデルとしてポピュラーな存在だが、ロードランナーに仕立てるための2ドア・ハードトップは、ドラッグレーサーにも人気があるため競争率は高い。Bピラーのないハードトップに対して、ピラーのあるクーペも存在する。この個体は、スクープ付きの6パックフード(ファイバー製脱着式)にアレンジしている。
 

ロードランナーでは安価なベンチシートが標準。スタンダードのサテライトでもベンチシートが標準となる。パレートシートやコンソールは、あくまでもオプション。この個体は、ステラリングも含め、ストックをキープしつつ、オートメーター製のゲージを追加している。
 

搭載エンジンは、ビッグブロック440をベースに、ストロークアップによって495ci にまで拡大。ファイナルレシオは、MOPARのマッスルパッケージではお約束のローギヤな3.91:1。これによって、マスコットのロードランナー同様の瞬発力を発揮しつつ、ギヤベンダーを投入することで、高速巡行も難なくこなす。
 



スーパーストックのキャラクターを受け継ぐ6パックでは、ハブキャップ無しのスチールホイールが標準。そんなスパルタンな仕様を堂々と市販するマッスルっぷりがMOPARらしくて◎! この個体は、軽量なポリス用“ドッグディッシュ”を採用。タイヤは定番のBFG ラジアルT/A(F:215/70R15、R:275/60R15)。足回りは、ストックのメカニズムで、ホチキス社製品でアップグレード。


Thanks:サブライム
TEL:0877-48-3711
HP:http://www.cuda.jp


Photo ◆ Hiroshi Nose Text ◆ Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2019年 8月号掲載


最新記事


2026/10/01

【1970 プリムス サテライト】落ち着いた大人が嗜む、ビンテージ・モパーマッスル

クーペ

ビンテージ

プリマス

2015年に公開されたワイルドスピード「スカイミッション」でドミニクが愛用したロードランナーのようにスパルタンにカスタムするのではなく、あえてオリジナルの良さを色濃く感じさせる仕立ての良さが際立つ、品格ある一台を紹介しよう。

2026/09/28

【WEC 富士 6時間 2026】キャデラック・コルベット・マスタング、そしてグッドイヤーが挑んだ6時間の戦い

イベントレポート

WEC富士6時間耐久レース レポート

2026/09/28

【1964 シボレー インパラ SS】イベントでインパラを見て一瞬にして心を奪われた

オープン

シボレー

愛車を大切にしている人は数多い。毎日洗車を欠かさない人、エンジンフードを開けてチェックを欠かさない人など様々だが、紹介するケイさんもその内の一人。ビルトインガレージを建てて室内から愛車を眺めるのを日課としている。

2026/09/24

【'07 GMC ユーコンデナリ XL】細かい部分を意識して、派手過ぎないカスタムへ

SUV

GMC

ラッピング&ペイント

世界から熱い視線を受けるハマーデザインで様々な業務をこなし、ショップで欠かせないスタッフである谷内さん。愛車は廃車寸前から救出した07年型GMC・ユーコンデナリXL。休日や営業時間外にコツコツレストアし、約6年掛けて仕上げカスタムを施した。

ランキング


2026/10/01

【1970 プリムス サテライト】落ち着いた大人が嗜む、ビンテージ・モパーマッスル

クーペ

ビンテージ

プリマス

2015年に公開されたワイルドスピード「スカイミッション」でドミニクが愛用したロードランナーのようにスパルタンにカスタムするのではなく、あえてオリジナルの良さを色濃く感じさせる仕立ての良さが際立つ、品格ある一台を紹介しよう。

2026/09/28

【WEC 富士 6時間 2026】キャデラック・コルベット・マスタング、そしてグッドイヤーが挑んだ6時間の戦い

イベントレポート

WEC富士6時間耐久レース レポート

2026/09/28

【1964 シボレー インパラ SS】イベントでインパラを見て一瞬にして心を奪われた

オープン

シボレー

愛車を大切にしている人は数多い。毎日洗車を欠かさない人、エンジンフードを開けてチェックを欠かさない人など様々だが、紹介するケイさんもその内の一人。ビルトインガレージを建てて室内から愛車を眺めるのを日課としている。

2024/08/14

【ダッジラム SRT10】マッスルピックアップ界の重鎮にして最高峰モデル

ピックアップトラック

ダッジ

ダッジブランド最高峰にしてスーパーカーな立ち位置であるバイパー。モパーマッスルと一括りにできないV10エンジンを搭載する独自路線の個性派だが、さらにマニアックなキャラクターとして存在するのがダッジラムSRT10だ。