マスタング史上もっともスタイリッシュな1969年型

クーペ

ビンテージ

フォード

アメマガ2020年2月号

オートレイド

マスタング

富山県

69年型 マスタング

MUSTANG INNOVATION

マスタング mach 1

MACH Ⅰ

この記事では、1969年型フォード・マスタングのバランスの取れたデザインと時代を超越した魅力に焦点を当てています。特にレストアされたマッハ1モデルのオリジナルの特徴と現代的アップデートの組み合わせがたまらない!美的感覚に優れ、歴史的なカーデザインに関心のある方おすすめの内容だ!
1969 FORD MUSTANG Mach 1

伝統と進化に挑む MASTANG INNOVATION


数あるマスタングの中でもっとも均整の取れた1969年型

1969 FORD MUSTANG Mach 1

往年のハリウッドスターに通じる、文句なしの正統派美人の1969年型マスタング。好みやトレンドをも飛び越えた黄金比的なスタイリングの美しさが、絶妙なアップグレードによって際立つ秀作!


他の69年型のマスタングMach 1の記事はこちらから

歴代マスタングの中で最もポピュラーなのは、「mach1」デビューイヤーとなった69年型

精悍なルックスの69年型マスタング、最初のmach1はコイツから


マスタング史上もっともスタイリッシュな1969年型

洗練されたデザインのパーソナルクーペでありながらも、親しみやすいフレンドリーな面も兼ね備える「マスタング」 は、とにかく幅広い層から支持されている。とりわけ日本では、映画の劇中車を通して、その魅力を刷り込まれるケースが多い。中でも『60セカンズ』、『ブリット』 の影響が絶大。そのため、67年型GT500、68年型GTに人気が集中している。

 

しかし、筆者的には69年型こそが、正統派ハリウッドスター的な美しさで、最もスタイリッシュでフェイバリット。黄金比的な美しいスタイリングなだけに、好みやトレンドも超えて、現代でも通用する魅力を持つ。アメリカではポテンシャルの高さも含めて、かなりの人気ながら、日本では意外なほどマイナーで、目にする機会が少ない。

1969 フォードマスタング Mach1

そんな中、ミーティング会場で遭遇したこの個体には、一目惚れのように衝撃的に魅力を感じた。69年型Mach1のオリジナルとしてきちんとレストアしつつ、ホイール&タイヤのアップデート、それに伴う車高の調整が絶妙なバランスで施されている。持ち前のスタイリングの良さや、ストックの魅力を引き出しながらも、現代における走りのポテンシャルの高さを感じさせるオーラを放っているのもポイントだ。

0S7A1706_00001

カタログ状態の完全なオリジナル状態ももちろん魅力的だが、マッスルカーとしてのポテンシャルを、現代において味わうことを踏まえると、タイヤのアップグレードは必須なだけに、この個体のようなアレンジがベストといえる。

 

精悍なマスクとスタイリッシュなボディフォルムによる疾走感が漂っている。時代性がダイレクトに反映されたフードスクープ、スポイラーのデザインとの相性が良い上で、現在見ても古臭さを感じない。速さを連想させるフードスクープ、リアスポイラー、フードのブラックペイント、サイドストライプなどのアイテムは、Mach-1ならでは。スタオリッシュなファストバックにルーバーが実によく似合う。

 

マッスルカーではどのメーカーでもお約束のマグナムホイールは、スチールではなく、アルミ製18インチにアップデート。装着タイヤは外形をとのお寝るいみで扁平率は40%(Goodyear Eagle REVSPEC RS02)。

0S7A1719_00001

ステアリング、センターコンソール、シート&内張まで、内装も外観同様に、基本的にはストックを保持しているが、社外メーターでさりげなくアップデートしたあたりに、センスの良さを感じる。

351ウィンザー・エンジン

351ウィンザー・エンジンにマニュアル・トランスミッションによるコンビネーションは、マスタングというモデルのキャラクターが最も現れた理想的な仕様。スモールブロックの軽快さをダイレクトに感じられる。


Thanks:オートレイド【AUTO RAID】

TEL:0766-52-8830
URL:http://www.auto-raid.com


Photo: 能勢博史
Text: 石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 2月号掲載

最新記事


2025/10/09

【2012 シボレーサバーバンLT】走りを楽しむなら 6ATモデルを狙え!

SUV

シボレー

ハマー・H2を主軸に高品質なアメ車を長年販売する埼玉県のSIC。今回、在庫車で注目したのが12年型のシボレー・サバーバン。07年から登場した第10世代のモデルだが、10年型以降はミッションが6ATになるなど走行性能がブラッシュアップされているため、より走りを楽しむことができるモデルとして狙い目だ。

2025/10/07

【1or8カスタムライドミーティング】初回より本誌で追い続けてきた

イベントレポート

1or 8 Presents AMERICAN CUSTOM RIDES MEETING
11th May 2025
高鷲スノーパーク駐車場

2025/10/02

【ClassicForged】鍛造削り出しなので、スタイリングだけでなく強度と軽さも追求

ホイール

ホイールを履き替えるだけで、クルマの印象はガラリと変わる。比較的新しいモデルならどんなホイールも似合うが、ビンテージカーオーナーにとって、切実な問題でもある。

2025/09/30

【37th ムーンアイズ ストリートカーナショナルズ】お台場に個性豊かな車両がずらりと並んだ

イベントレポート

37TH MOONEYES STREET CAR NATIONALS
11th May 2025
お台場青海地区駐車場

ランキング


2016/12/08

【1965y ポンティアック カタリナ】ただでさえ渋いポンティアック中でもカタリナは最上級の渋さ!

セダン

ビンテージ

ポンティアック

1965y PONTIAC CATALINA
マルセロ

2025/10/09

【2012 シボレーサバーバンLT】走りを楽しむなら 6ATモデルを狙え!

SUV

シボレー

ハマー・H2を主軸に高品質なアメ車を長年販売する埼玉県のSIC。今回、在庫車で注目したのが12年型のシボレー・サバーバン。07年から登場した第10世代のモデルだが、10年型以降はミッションが6ATになるなど走行性能がブラッシュアップされているため、より走りを楽しむことができるモデルとして狙い目だ。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2018/12/31

アメマガ×としまえんコラボイベント アメマガミーティングプチ in としまえん ユーザーエントリーカー②

アメマガミーティング

会場に並んだ52台のアメ車たちを一気見せ!②