ダッジの不思議な魅力にドップリと身を沈める

ダッジ

アメマガ2020年3月号

不動のDODGE

不動のDODGE ダッジの魂に魅了される


シボレーでもなくフォードでもない。ダッジが大好きだ。そんなオーナーは日本、いや世界に多くいる。ダッジには、我々を魅了させる不思議な魅力がある。オンリー・ダッジ特集ご覧あれ!

気になるチャレンジャーの次期モデルはいつ?

北米2021年モデル(2020年夏発売)のダッジ・ラインアップはキャリーオーバー(継続)される。そう聞くと、ホッと胸をなでおろす人と、「いったい新しい展開はいつなのか?」と空を見上げる人と、大きく2つに分けれるはずだ。ホッとするのは、ダッジの真骨頂であるチャレンジャーとチャージャーのマッスルカー路線は不滅である、と思う人だ。アメリカでの各種報道によると、2車種については少なくとも2023年モデル(2022年夏)までは現行モデルの一部改良となる見込みだという。


現行型はデビューから10年を経過しており、日本車で例えるならばマツダ・ロードスターのような長期に渡るロングセラーだ。それほどまでにフルモデルチェンジをしないのは、販売実績が好調だからだ。直近では、北米2020年モデル(2019年夏発売)のチャレンジャーがSRTヘルキャット・レッドアイを頂点として、R/Tにオプショナルパーツが拡充され、またマッスルカーとしては稀な存在である四輪駆動バージョンまでラインアップ。その結果、2019年の販売累計では4万台の大台に届きそうな勢い。シボレーカマロを抜いて、フォードマスタングに迫っている。


一方で、いつ、どんなタイミングでチャレンジャーとチャージャーは次世代へフルモデルチェンジするのかと、やきもきしている人に対して、現状で言えることは「経営陣の腹が決まっていない」ということだ。詳しくは、後述する。

では、SUVやラムトラックは2020年にどう動くのか?

本誌読者ならご承知の通り、近年のアメリカではライトトラックと呼ばれるSUVとピックアップの売り上げがセダンやクーペに比べて大きく伸びている。直近データでは、ライトトラックは北米市場全体の7割以上を占める。


ダッジとしてはSUV部門では現行のデュランゴとジャーニーを当面継続しつつ、これらの派生モデルによるラインアップ強化を計画中だ。初披露となるのは、2020年から6月開催に変更された北米国際自動車ショー(デトロイトショー)になるかもしれない。ラムトラックについては、2019年のフルモデルチェンジによってハンドリング、乗り心地が一段と改善され、また最新のコネクティビティ技術が採用されたことで幅広い年齢層に支持されている。さらには、筆者のような90年代のラム黄金期を知る世代には嬉しい、ラム・クラシックも確実な販売実績を上げており、2020年もラインアップは継続される。

ダッジが消滅する可能性?噂があるのは事実

では、最後にダッチの将来についてだ。「ダッジは継続するのか?」。少々大げさに聞こえるかもしれないが、「そんな噂」がアメリカの自動車産業界で実は囁かれている。


背景には、ダッジブランドを取り仕切るFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルとフランスのPSAプジョー・シトロエン)との事業連携がある。両社はプラットフォーム(車体)やパワーユニットの共通化や、電動化の共同開発などについて協議を進めていると見られている。


もし、プラットフォームの共通化となると、マッスルカー用のFR(フロントエンジン・リア駆動)をどのように取り扱うのか。まさか、FCAはダッジ部門を外部に売却か。など、様々な噂が飛び交っているのだ。


本件について2019年11月末、シトロエンの最高経営責任者(CEO)のリンダ・ジャクソン氏に筆者が直接聞いたところ、「ご承知だと思うけど、ダン・ディール(契約締結)ではないので、詳しいことは言えないわ」と笑顔でかわされてしまった。


自動車産業界が大きく動く中、すでに量産計画が確定している2020年は、ダッジに大きな変化はなさそうだ。


解説:桃田健史(モータージャーナリスト)
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載


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愛車を大切にしている人は数多い。毎日洗車を欠かさない人、エンジンフードを開けてチェックを欠かさない人など様々だが、紹介するケイさんもその内の一人。ビルトインガレージを建てて室内から愛車を眺めるのを日課としている。