ワイルドでありながら上品さも併せ持つスタイリッシュなC7

クーペ

シボレー

フルハウス

コルベット

コルベット Z51

埼玉県

アメマガリコメンド・アメリカンカー

C8コルベット

C7コルベット

アメマガリコメンド

アメマガ2020年6月号

2015 Chevrolet Corvette Z51

AMEMAG RECOMMEND AMERICAN CAR


2015 Chevrolet Corvette Z51

FRレイアウトの最後のコルベットC7を今こそ手に入れておくべきでしょ!

各国のスーパースポーツを新旧網羅しながらも、ウエストファリア社の正規ディーラーとキャンピングカーにも精通するワイドバンドなラインナップが特徴のフルハウス。旧車においては特にコンディションの良い個体が揃っているのだ。

 

日本車ではホンダNSXを筆頭に、各国の主要スーパースポーツ系をメインに取り扱っている「フルハウス」。アメ車においてはコルベット、チャレンジャーSRTヘルキャットといったハイパフォーマンスモデルから、リンカーン、キャデラックといった最上級サルーン、67年型カプリスのサバイバー的な個体などもストックしている。

 

今回はフルハウスのストックの中で、最新のC8ではミッドシップを採用し、よりスーパースポーツとして進化したコルベットだが、フロントエンジン最終となるC7をフィーチャーしたい。純粋にスペックを重視するならば、常に最新こそが理想的となるが、コルベットに関しては、ミッドシップへの進化は、運動性能の向上という点では魅力的でも、歴代FRレイアウトでラインナップされてきたモデルとしてのキャラクターを踏まえると、今こそC7の魅力が際立つと言えるだろう。

 

C7コルベットは、ルックスや総合的な運動性能では、スーパースポーツとして世界水準を十分満たしていながら、コストパフォーマンスやランニングコストにおいては、ずば抜けて優れている。高次元のスーパースポーツとしてのポテンシャルと、コルベットならではのアメリカンでフレンドリーなキャラクターをバランス良く兼ね備えている点では、C7は実に魅力的なのである。

 

この個体は、ホイールも含めてブラックで統一されながらも、インテリアではブラウン系を選択していることで、ワイルドでありながらも上品さもある。ステアリングやシフトノブなどにあしらわれたバックスキンとレザーによるコンビネーションの内装の質感の良さもC7の魅力。また、コンペティション・シートや、カーナビなど、純正オプションが充実しているのもポイント。466psを発揮するZ51のポテンシャルを8速ATでイージーに楽しめる。

2015 Chevrolet Corvette Z51

ブラックの車体色によって、C7ならではのエッジの効いたスタイリングが際立つ。ホイールも含めてブラックで統一されているだけに、ブレーキキャリパーの赤が映える。脱着式のトップは素材であるカーボン地が選択されている。ドアミラーはオプションのウィンカー内蔵式。

2015 Chevrolet Corvette Z51 2015 Chevrolet Corvette Z51

ハードなスポーツ走行にも対応するショルダー部に開口のあるコンペティションシート(純正オプション)が目をひく。クラスター周辺はカーボン地でスポーティーな印象。ブラウンの配色や、レーザー&バックスキンによるコンビネーションの内装が、上品洗練されている。

IMG_1856 IMG_1853

新世代LT1である6.2LのV8ドライサンプエンジンは、可変バルブやアクティブ・フューエルマネージメントによって、466psを発揮しながらも、エコモードでは気筒休止システムによって、高速なら12km/L超えと優秀。トランスミッションは、8L90、8速オートマチック。

IMG_1381IMG_1859

76年型が最後となっていた“ スティングレイ” のネーミングがC7では復活し、フェンダー部にはエイをモチーフにしたエンブレムが付く。オプションのコンペティション・シートは、高いホールド性やルックスの良さに加えて、軽量マグネシウムフレームというのが高ポイント。順位ナビ装着も嬉しい。


Special Thanks:Full House【フルハウス】

location:埼玉県三郷市南蓮沼253-1
TEL:048-949-3030
HP:https://www.fullhouse-mac.com/

スポーツモデルをメインに幅広いラインナップでストックも豊富! 希少なモデルでも複数台ストックしているので、展示車両を実際に見て選べるのだ。高品質へのこだわりが、ストック車両からうかがわれる。アフターサービスはもちろんのこと、カスタムにも対応。

Full House【フルハウス】


Photo & Text ★石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載

最新記事


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

ランキング


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2016/03/24

ランチェロを毎日乗り回せる、その秘密とは【フォード ランチェロ】

ピックアップトラック

ビンテージ

フォード

Ford RANCHERO
Car-Producer K&G