二世代目エスカレード・EXTを独特な色合いを見せるブラウンでオールペン

SUV

キャデラック

ラッピング&ペイント

ガレージジョーカー

アメマガ2020年6月号

エスカレードEXT

アメ車で傾け

オールペン

千葉県

2002 CADILLAC ESCALADE EXT

アメ車で傾け -kabuke-


2002 CADILLAC ESCALADE EXT

黒・白だけじゃつまらない、個性はボディカラーで決める!

愛車に個性を出すためにはカスタムが一番の選択肢だが、なかでも一発逆転の手法がオールペンだ。ガレージジョーカーは今回、当時の人気が懐かしい二世代目エスカレード・EXTを独特な色合いを見せるブラウンでオールペンし、再び注目を浴びる存在に仕上げた。

古さを感じさせないためにオールペンは有効だ

2月上旬に5世代目となる新型モデルが発表されたキャデラック・エスカレード。最新技術を惜しみなくフル装備したその姿は、さすがプレミアムSUVの王者。そんなエスカレードは、2002年からの2代目モデルが世界で爆発的ヒットし、ここから各メーカーがプレミアムSUVというジャンルにモデルを投入していったワケだが、例え世代が古いモデルであっても、王者エスカレードならではの威厳は健在だ。


とはいえ、人気だった故にタマ数も豊富で、個性を出すために大径ホイール拡大路線が勃発し、クルマではなく「ホイールのデカさ勝負」になってしまった感もある。ならばと、違いを出すために注目を浴びたのが、エスカレードのピックアップトラックであるEXTだ。プレミアムモデルでありながらトラックというギャップは絶大で、エスカレード・EXTは特別な存在として君臨する。

2002 CADILLAC ESCALADE EXT 2002 CADILLAC ESCALADE EXT

そんな特別な存在のEXTを、さらに個性ある姿に仕上げたのが千葉県のガレージジョーカーだ。「状態の良いEXTでも価格は手頃になり、かなり狙い目のモデル。だけど、市場に出回るボディカラーは、ほぼ黒か白。昔はEXTというだけで目立ったけど、世代的に見れば古さを感じるから、その印象をガラリと変えるためにオールペンは有効な手段。


今回は高級感を損なわないこと、他とは絶対にかぶらないカラーとして、ブラウンメタリックを選択したんだ」と、代表の小川さんは語る。他にゴールドのキャデラックエンブレムに変更し、レンズ類はすべて新品交換。ホイールは17インチで、チューブサイドステップも装着。


一時代を築いた2代目エスカレード・EXTを、大胆なボディカラーで再び輝かせることに成功した。大きなホイールを履かなくても、ボディカラーで個性は出せる!

2002 CADILLAC ESCALADE EXT _MG_7030 _MG_7015_MG_6992

日本ではクルマのボディカラーといえば、圧倒的に黒が多く、次に白が人気で、それはアメ車でも同様の傾向にある。それだけに、別なボディカラーを取り入れることで注目度は増す。高級感を損なわず、人とかぶらないボディカラーとして、ガレージジョーカーが選択したのは、ルノーのブラウン・アーデント・メタリック。光の加減で濃淡が現れ、深みのある色合いに仕上がるのは、さすがおフランス? ヘッドライトなどのレンズ類はすべて新品に交換され、チューブサイドステップを追加。ホイールは社外の17インチ。エンブレムはゴールドタイプに変更。


Special Thanks:GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

TEL:0479-26-3949
URL:http://www.garage-joker.com
Photo &Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載

関連記事

RELATED


色んなクルマに乗るけどアストロだけは常に一緒

2001 CHEVROLET ASTRO & 2011 CADILLAC ESCALADE EXT

全身カモフラエスカレード “エスカモレード”に迫る キャデラックエスカレード

2017年夏以降インスタやフェイスブックを中心に露出が増え、インスタ映えするアメ車として知名度を上げてきたエスカモレード。

アメ車らしさを現代に甦らせるオリジナルボディペイント GMCサバーバン【ピットインアクツ】

ボディメイクには様々な「見せ方」があるが、往年のアメ車ならではの手段として、80年代当時に存在した、今となっては斬新に見えるボディペイントを再現することもそのひとつだ。紹介するサバーバンも、当時の姿へ甦った!

9コートパールが生み出すツヤが只ならぬ艶かしい姿を表現する!リンカーンナビゲーター

好きな色にペイントするのはよくあるが、ここまでの多層パールとなると、全く異なる印象を受ける。オールペンで、リフレッシュ&新しいスタイルを創造した好例を紹介しよう。

フォードのセダンピックアップ「ランチェロ」という選択 フォードランチェロ【フォードライブクロスフィールド】

セダンピックアップにおいて、シボレー・エルカミーノと人気を二分するのが、フォード・ランチェロ。日本国内ではエルカミーノの人気・注目度が高く、ランチェロはレアな1台でもある。

 

最新記事


2023/06/02

-フリースタイルで行こう- #26 1/24ダイキャストモデルの世界

コラム

2023/06/01

北海道BUBUが展開するジープ札幌東は、クルマを購入するだけのお店ではない。

ジープ

ショップ

SUVは色々あるけれど、やっぱり四駆の代名詞と言えばジープ。そんなユーザーが日に日に増加しているが、北海道ブブが展開するジープ札幌東は、クルマを購入するだけのお店ではない。

2023/05/31

攻めの姿勢を貫くモンスターマシンシェルビーGT500の魅力とは

クーペ

フォード

2014年モデルを最後にシェルビーGT500のリリースが一旦は途絶えたものの、6年間の空白を経て復活を遂げた最高峰モデル。攻めの姿勢を貫くモンスターマシンの魅力とは?

2023/05/30

マグナム&300Cをベースにするフェイスリフト。

ボディワーク

ガレージジョーカーで今、プロジェクトが進行中だ。それが、マグナム&300Cをベースにするフェイスリフト。手始めにお互いのフェイスを入れ替えたモデルを披露するが、最終的にあの人気モデルのフェイスを移植する予定だ。

ランキング


2023/06/02

-フリースタイルで行こう- #26 1/24ダイキャストモデルの世界

コラム

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

2023/06/01

北海道BUBUが展開するジープ札幌東は、クルマを購入するだけのお店ではない。

ジープ

ショップ

SUVは色々あるけれど、やっぱり四駆の代名詞と言えばジープ。そんなユーザーが日に日に増加しているが、北海道ブブが展開するジープ札幌東は、クルマを購入するだけのお店ではない。

2023/05/31

攻めの姿勢を貫くモンスターマシンシェルビーGT500の魅力とは

クーペ

フォード

2014年モデルを最後にシェルビーGT500のリリースが一旦は途絶えたものの、6年間の空白を経て復活を遂げた最高峰モデル。攻めの姿勢を貫くモンスターマシンの魅力とは?