最後のクロスヘッドグリルを手に入れるべし!2017y ラム1500エクスプレス クルーキャブ
2017 RAM 1500 EXPRESS CREWCAB
FEATURED CAR 発見!激推し!注目のアメ車
2017 RAM 1500 EXPRESS CREWCAB
アメ車も日本車も、年々新車価格が高騰しているなか、新車が中古車よりも安いとなれば気にならないハズがない。埼玉県のファントムには、2017年型ラム1500の新車が販売中で、同じく店に並ぶ同年型シルバラードの中古車よりも安いのだ!
最後のクロスヘッドグリルを手に入れるべし!
アメリカで年間販売されるクルマの約6割は、SUVとピックアップトラックのカテゴリーである「ライト・デューティ・トラック」が占め、車種別でもフォード・Fシリーズ、シボレー・シルバラード、ラムトラックが長年トップ3を守り続ける。万年3位が定位置だったラムトラックだが(それでも凄いが)、2019年にフルモデルチェンジを実行したこともあり、2019年の販売実績は2位に上昇した。
こんな情報が今回の「激安新車に関係あるの?と思うかもしれないが、このフルモデルチェンジの発表が前年の2018年に行なわれたことで、当時本国ディーラーに並んでいた17年型、または18年型の新車は「モデルチェンジ待ちの買い控え」により在庫として残り、2020年になってさすがにディーラーも投げ売りに入ったのだ。
本国ディーラー仕入れが基本で、複数のディーラーネットワークがあるファントムにも「前期最終の新車格安販売」の話が持ち込まれ、さらなる交渉によって大幅な値下げを実現。それが、この2017年型ラム1500・エクスプレス・クルーキャブショートベッドだ。多くの読者がラムをイメージするクロスヘッドグリルを備え、ダイヤル式の8ATに進化した最終型。
フロアシフトでもなく、コラムシフトでもない、8ATのダイヤル式シフトがインパネに備わる。位置的に操作には慣れが必要かもしれない。ボタン式の2WD・4WD切り替えパートタイム。
クルーキャブは2列目ドアが1列目ドアと同等サイズとなり、広いキャビンが一番のポイント。フロントシートは、センター部分が可倒式のベンチタイプとなり6人乗り。トラックユーザーにはベンチシートを望む声も多く、そういった意味でもプラスポイントだ。
V6・3.6Lペンタスターやディーゼルエンジンも設定されるが、搭載するエンジンはV8・5.7L HEMI 。395hp/5600rpm、56.7kg-m/3950rpm。
クルーキャブ・ショートベッド。全長/5817mm・全幅/2018mm・全高/1968mm。LEER製トノカバーが装着されている。ボディと荷台が切り離された形状になっているため、基本的には登録は1ナンバーとなる。エクスプレスグレードではホイールは17インチがベーシックだが、オプションの20インチが装着されている。
PHANTOM【ファントム】
所在地:埼玉県春日部市金崎656-1TEL:048-745-4446
URL:http://www.phantom.co.jp
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載
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