昔からの夢だったリフトアップの2ドアタホは起業のご褒美!

SUV

シボレー

アメマガ2020年9月号

2ドアのショートなボディに魅せられて

スターキーズ

タホ

ナオキモータービルド

House of American SUVs -アメリカンSUVに魅せられて-

BLUE RIVER

2ドアのショートなボディに魅せられて
1998 Chevrolet Tahoe

House of American SUVs -アメリカンSUVに魅せられて-


1998 Chevrolet Tahoe
-2ドアのショートなボディに魅せられて-

一枚物のガラスで後部を覆う2ドアタホのシルエットは至ってシンプル。ドアが2枚しかないことでそのフォルムが際立ち、ショートホイールベースも手伝って実にスマートな印象。そのスマートさを活かして純正車高で乗りこなすも、上げてワイルドに拍車をかけるも、どちらも甲乙付けがたい魅力を放つ。

昔からの夢だったリフトアップの2ドアタホは起業のご褒美!

2019年に建設業を起業して独立を果たしたCHAINONさん。このタホが新車で販売されていた頃は20歳前後だったこともあって、若かりし頃の憧れの一台を手に入れるのが一つの目標でもあった。現車は当時らしさを色濃く感じさせるカスタムが施され、10Jのディープリムなアルコアに、35インチのBFグッドリッチをワイドオーバーフェンダーで履きこなすゴリゴリのリフトアップスタイル。


20年前はアメリカンSUVの全盛期で、こんなスタイルのC/Kが割とトレンドだった。起業して高年式モデルのアメリカンSUVという選択肢もあったが、やっぱり20歳前後で憧れた〝当時のスタイル〟が忘れられず、良い個体を探すなかで発掘したのがこの2ドアタホ。乗ろうと思えばいつでも乗れたが、ターニングポイントとして起業を節目に、若かりし頃からの夢を叶えたカタチだ。

1998 Chevrolet Tahoe

フロントベンチのレザーシートもお気に入りで、アームレストを持ち上げれば継ぎ目のない当時物の純正品も今となっては価値が高い。それに純正ステアリングをストックしている点も特筆物。2ドアならではの絶妙なサイズ感は、リフトアップした際に長さ・幅・高さの黄金比が見事なまでにキマることも、4枚ドアのタホやサバーバンでは味わえない特権。これからもスタイルを崩すことなく、整備やメンテナンスを施して労わりながら、末永く愛用していきたいと語る。

DSC_2633 DSC_2645

リーフブロックとリフトアップキットに加え35インチのタイヤで豪快にリフトアップを施しつつも、普段乗りで不便にならない様に全高を2.1m未満に抑えた上げ幅は、撮影場所の半地下駐車場もギリギリクリアする。さすがにここまで上げると乗り降りが厳しくなるのでシンプルなステップを設置。

DSC_2650 DSC_2642

整備の行き届いたVORTECエンジンは快調そのもので、納車されてからトラブルらしいトラブルは一度もなし。とはいえ22年も前のクルマなので、こまめにオイル交換を施すなど労わりながら乗り続けていきたいと話す。ヒッチメンバーも付いているので今後、コレを利用してなんか面白い遊びができないか模索中だ。

DSC_2653 DSC_2656

必要最低限の枠のみで、サイドからリアガラスが一体に見えるリアフォルムが2ドアタホならでは。現車はオリジナルレザーインテリアをグッドコンディションでキープし、稀少なベンチシートをストック。

DSC_2674

OWNER : CHAINON


Thanks:Naoki Motor Build【ナオキモータービルド】

TEL:072-236-7300
HP:https://naoki-mb.co.jp

Thanks:BLUE RIVER【ブルーリバー】

TEL:0725-56-6400

Thanks:STARKEY'S【スターキーズ】

HP:https://www.starkeys-ilf.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載

最新記事


2024/12/07

アメ車を何処で買う?楽しいアメ車ライフの第一歩はショップ選びが一番重要じゃ!

コラム

2024/12/06

普通に快適に乗れるカマロか頑張って乗るマスタングか…

クーペ

シボレー

フォード

「ヒトもクルマも中身が肝心!」と声を大にして語る東海カーズの細井さん。確かにクルマは乗ってみないと、それぞれのキャラクターが分からない。ということで、同じ1969年型のカマロとマスタングを乗って比較してみよう!

2024/12/05

【ウイングオート】走りを楽しむためには、予防整備が非常に重要

メンテナンス

FORDのグローバルサブディーラーであるウイングオート。クルマを走らせる楽しさも提案するが、その楽しさをしっかり体感するにはメンテナンスも重要。新たにマスタングデビューするユーザーのために、予防整備に取り組み始めた。

2024/12/04

女性アメ車オーナーが主役!『アメ車ガールズミーティングin 稲フォルニア』

アメマガミーティング

イベントレポート

アメ車マガジン主催による2024年四度目のイベントは初となるアメ車女子イベント「アメ車ガールズミーティング in 稲フォルニア」が12月1日(日)、稲フォルニアイベントスペースで開催された。

ランキング


2024/12/06

普通に快適に乗れるカマロか頑張って乗るマスタングか…

クーペ

シボレー

フォード

「ヒトもクルマも中身が肝心!」と声を大にして語る東海カーズの細井さん。確かにクルマは乗ってみないと、それぞれのキャラクターが分からない。ということで、同じ1969年型のカマロとマスタングを乗って比較してみよう!

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2024/12/05

【ウイングオート】走りを楽しむためには、予防整備が非常に重要

メンテナンス

FORDのグローバルサブディーラーであるウイングオート。クルマを走らせる楽しさも提案するが、その楽しさをしっかり体感するにはメンテナンスも重要。新たにマスタングデビューするユーザーのために、予防整備に取り組み始めた。

2024/12/04

女性アメ車オーナーが主役!『アメ車ガールズミーティングin 稲フォルニア』

アメマガミーティング

イベントレポート

アメ車マガジン主催による2024年四度目のイベントは初となるアメ車女子イベント「アメ車ガールズミーティング in 稲フォルニア」が12月1日(日)、稲フォルニアイベントスペースで開催された。