激レアモデルであるサリーン・S281スーパーチャージド・マニュアル

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カーボックス

愛されし我らのマスタング

サリーン

アメマガ2020年9月号

サリーン S281 S/C

BCレーシング

2006 SALEEN S281 S/C

愛されし我らのマスタング Let's Go with MUSTANG


2006 SALEEN S281 S/C

クルマを操る楽しさに最新機能なんて必要ない

最新のチャレンジャーに乗り、なんの不満もないアメ車ライフを送っていた升谷さん。が、知人のヘルキャット・マニュアル仕様の変速音を聞くたびに、沸き立つ興奮と悔しさ。俺もマニュアルに乗りたい…。そんな折、カーボックスで激レアモデルと出会うことで、青春時代の熱い思いが復活する。

マニュアルを乗り回した青春時代を思い出す

マニュアル信者は今も昔も少なくない。「走りを楽しむ」が基本コンセプトのカーボックスには、そうしたオーナーが多く集まる。06年型サリーン・S281スーパーチャージドを手にした升谷さんもまた、「走りを楽しむこと、クルマを操る楽しさ」を理由に購入した一人だ。

2006 SALEEN S281 S/C

とはいえ、以前まで乗っていた愛車は新型チャレンジャーR/T。一般的な目線で見れば十分走りを楽しむことは可能だが、そこはやはりカーボックス。700馬力のヘルキャットを爆音変速で操る猛者などがゴロゴロ居るとなれば、感化されてもおかしくない。しかも件のヘルキャットの猛者は、升谷さんがアメ車を乗るキッカケとなった親戚となれば、尚更だ。ツーリングに一緒に出掛ける度に思う「羨ましさと悔しさ」は積もり積もっていった。

 

そこで出会ったのが、カーボックスに入った465馬力を誇るサリーン・S281スーパーチャージド。NAチャレンジャーとは一味違うエンジン音を奏で、しかもマニュアル仕様。コレを見たら興奮しないわけがない。だが年式的に、自分の最新モデルと比べ物にならないシンプルな内装に不満を覚えたのも事実。「でも、青春時代に、ボロいマニュアル車を乗り回してたときが一番楽しかった。そう思うと、クルマを操る楽しさは、最新機能なんて必要ないって思えたんです」。

 

購入後はドライブが楽しみで、意味もなく変速したり、青春時代のように車内でニヤニヤが止まらない升谷さんである。

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アメ車マニュアルの爆音変速に心奪われていた升谷さんの前に、カーボックスでも滅多に見ない激レアモデルであるサリーン・S281スーパーチャージド・マニュアル(4.6?V8/5MT/465馬力)が現れる。「出会いは運命ですよ。人がクルマを選ぶんじゃないんです、クルマが人を選ぶんですよ。そろそろマニュアルではないですか?」と、カーボックスから悪魔のささやきを受け、購入へと進んでいく。純正スタイルを崩さないように計算されたワンオフマフラー、本国から取り寄せたデカールをセット。

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新型チャレンジャーを所有していただけあって、06年型のインテリアには当初は不満があったものの、クルマを操る上で最新機能なんて必要ないと判断。5MTは強化クラッチ、ショートストロークマニュアルミッションに強化している。

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走りを楽しむためには足をキメることが必須として、カーボックスが激推しするBCレーシングコイルオーバーをセットし、ホイールはHRE WEELS FF11、タイヤはNITTO NT555G2を組み合わせる。

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OWNER:升谷さん


Thanks:CARBOX【カーボックス】

TEL:082-815-8448
HP:http://www.bs-carbox.jp/
写真/高原義卓 文/相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載

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