ステップアップするオーナー続出中、チャレンジャーの大本命!
2018 DODGE CHALLENGER SET HELLCAT
2018 DODGE CHALLENGER SRT HELLCAT
HIGH PERFORMANCE MUSCLE CARS
3.6ℓ V6を皮切りに、5.7ℓHEMI、392HEMI、そしてヘルキャットが搭載するスーパーチャージド6.2ℓと序列が存在するチャレンジャー。ハイパフォーマンスかつハイグレードのチャレンジャーに乗り換えるオーナーが続出。その理由とは?
707hpの走りはもはや別次元!ステップアップも納得
「どんなアメ車が売れていますか?」と聞くと、かなりの確率でチャレンジャーと返答を受けるケースが多い昨今のアメ車事情。実際のところ、ダッジだけのオーナーミーティングを取材してみてもチャレンジャーの数は圧倒的で、チャレンジャーのみのチームも割と活発的。勢いのあるアメ車、人気のあるアメ車、アメ車らしい現行モデルのアメ車として、そのトップランカーに君臨するのはチャレンジャーという印象である。
そんなチャレンジャーを取材する中で気になっていたのが、数年前に3.6ℓを所有していたオーナーが5.7ℓに乗り換えたり、ヘルキャットになっていたりと、ステップアップしていくオーナーの数が多いこと。どうせ乗り変えるのなら別のクルマという選択肢もあって然るべきだが、フォルムや雰囲気は断然チャレンジャーで、強いて言うならもう少しハイパフォーマンスな乗り味を堪能してみたいとステップアップする傾向が強いのもチャレンジャーならではの特徴である。その最高峰にして集大成として掲げられるのが紹介するヘルキャットだ。

V8スーパーチャージャーの6.2ℓで707hpを弾き出すハイパフォーマンスマシンは、もはやチューニングマシン。現車は2018年モデルで走行距離約2万kmと距離も浅く、原色系のモパーマッスルとは一線を画す大人の色気が漂う極上の赤ワインの様な色合いのオクタンレッドとなり、SRTブラックホイールを装備。ジェントルにヘルキャットを堪能する上で、ボディカラーは意外に重要視されがち。白や黒など当たり障りのない色を選ぶよりも、チャレンジャーは一癖ある色の方が似合う。ハイパフォーマンスであればあるほど、その傾向は強く、深みのあるワインレッドはまさにその、大本命と言えるだろう。



ブラックアウトされたヘルキャットのグリルインサート。左側のヘッドライト内側がエアダクトとなり、良く見るとヘルキャットのロゴがあしらわれるなど細部にまでこだわりがつまる。20インチホイールとビッグブレーキシステムが標準装備され、70年代のチャレンジャーを思わせるリアテールと立ち上がったトランクスポイラーが往年のモパーマッスルを彷彿させる。




ブラックナッパ、アルカンターラのコンビレザーとなるインテリア。メインモニターはアップルカープレイ搭載でナビや音源再生をスマートにこなせる。6速マニュアルか8速ATを選べるが、パドルを操りながらハイパフォーマンスを堪能するのも実に官能的で、どちらも甲乙付けがたい魅力を持つ。


707hp、最大トルク650lb-ftを発生させる6.2ℓ V8スーパーチャージャーを搭載。チューニングマシンを上回る圧倒的なハイパフォーマンスを誇るヘルキャット。熱対策や耐久性を考慮したエンジンブロックも特筆物。
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PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載
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