C7を一際ワイドフォルムへと仕立て上げたコルベットグランスポーツ

彼女たち流のアメ車との付き合い方
CHEVROLET CORVETTE GRANDSPORT
#アメ車女子のライフスタイル

CHEVROLET CORVETTE GRANDSPORT owner:RIE
次世代のグラマラスボディを華麗に操る!
C8が登場したとはいえミッドシップは賛否両論。C7こそコルベットの最先端にして最高峰モデルとの声も多い。そのC7を一際ワイドフォルムへと仕立て上げたグランスポーツに乗る美女が紹介するRIEさんだ。
都会や街中を走らせても映える魅惑のシルエット
デニムにTシャツやスウェットといったカジュアルな服装でフルサイズトラックやSUVを乗りこなす女性がいれば、「本当に乗ってる!?」と疑問を抱く様なギャップ感満載の女性まで多種多様なオーナーが登場するアメ車女子企画。今回紹介するのは清楚な大人系のRIEさんだ。
撮影の企画や趣旨を伝えると普段どおりの雰囲気でお願いしたいとの申し出により、港や大きな駐車場のある公園といった定番のロケ地を避けて大阪市北区の街中で撮影した次第。石畳と重厚な建物をバックに颯爽と現れたのは黒いC7。それも一際ワイドシルエットに仕立て上げられたハッシュタグ付きのグランスポーツに乗って登場。ボディにマッチさせるかの如くモノトーン基調の清楚な服装で登場してくれた彼女。
昔からスポーツカーや速いクルマに興味があって、共通の友人を介して知り合った大阪のファースト大森氏と出会い相談してみると「ええのんあんで!」と提案されたのがこのC7だった。
ファーストと言えばC3の印象が色濃く、高年式モデルはある意味アウェイなイメージだったが、話を伺うとC5~C7のオーナーも増加傾向とのこと。むしろコルベットに限らず新旧全般のオールジャンルなアメ車が頼りどころをなくして駆け込む最後の砦の様な存在だけに、高年式モデルのトラブルシューティングやメンテナンス、カスタムもたやすい。今までクルマに無頓着だったRIEさんが突如コルベットを何の躊躇もなく思い切って乗り出せたのも、「大丈夫や! 壊れへん! 乗りやすい!!」とあっさり背中を押してくれる大森氏が居たからこそであり、その説得力と存在感はアメ車を乗り始めるオーナーにとって、とてつもなく大きい。
RIEさんのアメ車ライフはファーストと共にあり、駆け込み寺の安心感があるからこそステアリングを握りアクセルを踏める。二人三脚のアメ車ライフは、まだまだ始まったばかりだ。
サイドスカート、フロントスプリッター、グランスポーツエンブレム入りのサイドダクトなど、ワイドフォルムを引き立てるグランスポーツ。ハッシュタグの赤い差し色にマッチする赤黒のコンビアルカンターラレザーのインテリアや、フロント285/30R19、リア335/25R20の異径の履きこなしにブレンボブレーキを装備する本気モードは、まるで美女と野獣の様な感覚。
搭載するエンジンは6.2LのV8で466hp。8速オートマティックで操る次世代のハイパフォーマンスモデルとしては女性でも扱いやすく、その気になればパドルシフトを介してスポーティーに乗りこなすことも可能だ。
Thanks:F.A.S.T
TEL:06-6784-1976HP:http://fast1976.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載
最新記事
2023/12/05
【ラングラースポーツ】クルマをファッションの一部として、捉えたらもっと自由になる
ドアは4枚、座席やラゲッジ容量も多いに越したことはない。いつからか、そんな物差しでクルマを選ぶ様になってきた昨今。モノ選びに長けた古着マニアから、クルマとの向き合い方を考察。

2023/12/04
色のコダワリは無いが、何故か黄色のチャレンジャーを3台乗り継ぐ
走れるチャレンジャーカスタムを提案するCARBOX。ヘルキャットオーナーの竹林さんは、実はこの車両が3台目のチャレンジャーだったりする。
2023/12/01
道なき道の先の目的地へ、クルマ選びは走破性最優先!ラングラーアンリミテッドサハラ
「Jeepとアウトドアは相性が良い」。そんな生温い話ではなく、一歩間違えれば死を覚悟して挑む過酷なクライミングに挑戦し続ける週末冒険家の藤本さん。そんな彼が愛用するラングラーが生々しくてカッコいい!