ネオマッスル系に仕上がっていたマスタングを手に入れ、自分好みの仕様へ仕立てていく

彼女たち流のアメ車との付き合い方
以前ガールズオーナー特集でもチラッとご登場いただいたりこぴん。あの頃からさらに煮詰めたオンリーワンカスタム。一度ネオマッスル系に仕上がっていた車輛を手に入れ、自分好みの仕様へと仕立てていく過程が何よりも楽しい!
定番を打破する唯一無二の異端児的カスタムが気分♡
アメ車女子のライフスタイル
ワイドフォルムの縦造型までシルエットにこだわる!
FORD MUSTANG GT WIDE BODY
ノーマルの状態でマスタングに乗っていても、女の子ってだけで熱い視線を浴びるのがアメマガガールのセオリー。アメ車×女子の組み合わせはアメ車に乗る男性諸君にとって、年齢や性別を超えて意気投合できる大きなキッカケ。とは言っても、ここまで過激なカスタムを施したクルマに女性が乗ってくると、「えっ、俺の負けてるんですけど…」って気負いしてしまうオーナーも多いのでは?
りこぴんさんの愛車は数年前のクロスファイブファイナルにもエントリーしていた本格派で、前オーナーがネオマッスルをコンセプトに一度仕上げたショーカーだった。ワンオフのリベット止めFRPオーバーフェンダーはその前オーナーの名残である。もちろんそのまま乗りついでも十分に目立つ存在なのだが、彼女は自分色に染めていくことを決意。
手始めにWORKのVS XXをオーダーして、オフセットの見直しやワイドフェンダー越しに見えるホイールのバランスを調整。キャンバー角は付けずに面を限界まで合わせていくという玄人好みな履きこなしを実現させた。また、ワイドフォルムでのっぺり感が出てしまうトータルバランスの補正として、縦方向へのボリュームをマッスル4インチボンネットでアプローチすることでシルエットを一新。
純正シートから同色ブルーのBRAUMシートへ換装することでインテリアの雰囲気も一新。注目を集めた有名車両だからこそ、そのまま乗るのは忍びない。自分色に染めていくことで彼女らしさが加わって、さらに魅力が増す。
ミディアムブルーのボディカラーには黒をアクセントに立体感を高め、マッチングまで緻密な計算の上でオーダーしたWORK・VS XXの20インチはフロント9.5J(-20)、リア12.5J(+6)とかなり攻めたマッチングにピレリP-ZEROの245/35R20と305/30R20をマウント。バフアルマイトリムにチタンゴールドのディスク、ゴールドのピアスボルトもミディアムブルーと絶妙にマッチ!




ワンオフFRPオーバーフェンダーに見合うボリューム感を整えるべくアンダー部分はStreet Sceneフロントバンパー、サイドロッカー、リアバンパーを軸にAPRパフォーマンスのフロントスプリッターやTRUEFIBERカーボングリル、MRTリアルーバーにMMDカーボンダックテイルスポイラー、さらにマッスル4インチボンネットでトータルバランスを整える。
owner : RICOPIN
Special Thanks:TRIP2…
http://trip2.attic-outernational.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年 9月号掲載
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