オフ仕様の人気が上昇もハマーH2の王道はラグジュアリーだ!

2005 HUMMER H2 LUXURY-PKG
EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味
2005 HUMMER H2 LUXURY-PKG
プレミアムSUVの一時代を築いたハマー・H2。ブランド消滅で一時期の勢いこそないが、カスタム人気は依然として高い。現在はオフ仕様が人気と言われるが、やはりH2の王道はラグジュアリー!
ハマーEV発表で再び注目のハマーブランド
GMC・ハマーEVの発表により、消滅したハマーブランドにも再び脚光が注がれている。とりわけ代表モデルであったH2は、今なお日本では多く見かけるアメ車の一台であり、中古モデルも豊富とあって、選択肢で困ることはない。H2をメインに販売する埼玉のSICでは、常時5台以上のH2が並び、ノーマルからオフ仕様、ラグジュアリー仕様といったカスタムモデルも揃う。一店舗で様々なH2を比較検討できるという意味ではオススメのショップだ。
現在同ショップで一番人気のスタイルは、マッドテレーンタイヤなどを組み込むオフ仕様ということだが、H2の王道である大口径ホイールを装着したラグジュアリースタイルもやはり定番人気だ。どちらを選ぶかは好みの問題にはなるが、今回紹介するのは26インチのSKYパフォーマンスホイールを装着した05年型ラグジュアリーPKG。
26インチホイールの他に、グランドフォースのダウンサスでローダウン、社外フルエアロ、ビレットグリルガード、ステンレス4本出しマフラー、LEDアンダーネオンといった、これぞH2というスタイルが完成済み。細かい部分ではスワロフスキーが各所に散りばめられ、インテリアにはブルガリクロックも設置されている。カスタムではないが、バック・サイド・フロントにカメラを配置しているので、大柄なH2を初めて運転するオーナーでも安心だろう。
ラグジュアリースタイルをさらに強調させるには、LEDアンダーネオンはマストアイテム。全長こそエスカレードやナビゲーターより短いが、全幅が大きいので前後・サイドにカメラが設置しているのはありがたい。前オーナーの置き土産だ。
ビレットのグリルガード、ミニグリル、フードインサート、テールガードを装着。HUMMERロゴなどにはスワロフスキーを装飾する。エアロは代表的ブランドをチョイスしていないため、あえて社外フルエアロと称している。
H2カスタムにおいて真っ先に手を入れる部分はホイールかもしれないが、実はマフラーも変更したい部分。純正はボディに対して貧素な印象を受けるので、ステンレス4本出しマフラーが装着済みなのは大きなポイントだ。
ホイールはハイエンドホイールブランドSKYフォージドの、鋳造タイプとなるSKYパフォーマンスホイール26インチ。グランドフォースのダウンサスでローダウンされている。
エスカレードやナビゲーターといったプレミアムSUVが純正装着したことにより、プレミアムSUVの代表的装備となったブルガリクロック(スワロフスキー加工)をインストールしている。
SIC【シアーズインターナショナル】
TEL:048-929-2222URL:https://www.sic-jp.com
Photo:古閑章郎
Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載
最新記事

2025/07/01
【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV
90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。

2025/06/23
ハワイを感じながら子供たちが毎日楽しめる家
近所の目を気にしながら子育てするのはもうウンザリ。自分たちも、子供たちが自由に遊べる一軒家が欲しい。大好きなハワイを感じられる、理想は兄夫婦のようなカッコイイ住宅。